昨年ミラノで出会い、韓国へ嫁いでいったIさん(伏せ字になってない)が
再び旅行でミラノを訪れて下さり、日曜日の礼拝を共にしました。
Iさんとは昨年、はじめてミラノで出会い、僕と共に聖書を学び洗礼を受け、
その後韓国人の婚約者と共に、韓国へ旅立っていったのでした。
久しぶりに幸せそうなIさんと会えて嬉しかった。
総勢11人で彼女を囲んでいつもの中華料理屋へ行きました。
その後、Mさんと共に、現在ミラノでも封切られている映画、Mr&Mrs,スミスを観た。
娯楽に徹していて、なんにも考えないで観られる(当然問いかけやメッセージもない)
映画で楽しめました。アンジェリーナ・ジョリーって格好いい女優ですな。
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ミラノの不動産物件
「すごくいい部屋があるから、観るだけ観てみて」
友人が紹介してくれた部屋は、我が家から
100メートルしか離れていないところにあった。
観に行ってみたら、確かに素敵な部屋でした。
居間
キッチン
浴室
寝室
窓からの眺め(今の家からと同じ広場が見える)
不動産物件は、人との出会いに似ていて
第一印象がとても大切なんだけれど、とてもその印象が良かった。
もちろん印象だけでなく、機能がとても大切で
我が家は自宅件仕事場、教会という機能が求められる。
毎日誰かが訪ねてくるし、多くの人々が一度に集まることも多い。
単に、自分の好みの家を探すのとは違う視点が必要
今住んでいる家も、第一印象と出会いの経緯が良かった。
二年以暮らしていて機能的にも不満はない。大家さんとの関係も良好
ただ、家賃は決して安くないのが気になるところ。
今回紹介された物件は、家賃がどうやらずいぶんと安くなりそうなのだ。
祈りつつ、大家さんや関係の人々とも相談しながら
慎重に、検討していこうと思う。
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ことば - ご冥福 –
京都でおきた塾講師が小6女児を刺殺した事件を知り
とても強い衝撃を受けました。
ただ、このBlogでは時事的なものにコメントしたり
評論するようなことはあまりしたくありません。
ただ、自分自身の体験と重なり、血の通った言葉にすこしでも
近づきそうなときは、日常の記録とあわせて記録したいと思います。
この事件(塾講師小6女児刺殺)がおきて、塾講師であった学生が
在学している同志社大学の学長が次のような声明をだした。
緊急声明を出すこと自体はとても素晴らしいのだけれど
僕はその内容を読んで「あららら」と驚いてしまった。
それは
「被害に遭われたお子様のご冥福を心からお祈り申し上げます。」
という一文
同志社大学って周知のごとく、新島襄(明治の宣教師であり教育者)
が設立した日本でも屈指の伝統をもつキリスト教主義の大学ですよ。
その大学の学長の「心から」の「お祈り」が「お子様のご冥福」なのか?
「冥福を祈る」って、「冥土でお幸せに」と、祈ることです。
冥土はもちろん仏教用語で
「死者の霊魂の行く世界。あの世。地獄・餓鬼・畜生の三悪道」(大辞泉:小学館)
つまり死者が迷い込んでしまう場書
仏教では、亡くなった人は49日間冥土をさまよい、生前の行いに対する裁きを受ける。
生前の行いによって次に転生する世界が決まると言われている。
「冥福を祈る」とは、冥土の旅を無事終えて、良い世界に転生できるように祈ること。
残された親族が一生懸命祈ることで魂が浄化されるという説から生まれた言葉だ。
もちろん、一般的には「哀悼の意」を表す意味で、
習慣的に使われることは理解します。
それでも葬祭のマナー本などにも「仏教用語であるため、神道やキリスト教など
他宗教の人に対しては使わない。」と書かれている。
それは理解しつつも、同志社の学長の声明文で使われていることに違和感を覚えた。
心からそれを祈らないのなら、形式的な空分を使うべきではない。
ちなみに日本の仏教徒の方であっても、浄土真宗の方には
やはり「冥福」は祈らない。
ご遺族に「ご冥福をお祈りします」とご挨拶されることは、
「亡くなられた方は、冥土(冥途)へ迷い込んだ」と言うことを意味し、
「お浄土の故人を侮辱する無責任で心ない表現」と言えます。
(浄土真宗:「弔辞の例文」より)
同志社大学の建学の精神には、高校教師時代にも大きく影響を受けてきたし、
今も尊敬しているので愛故に、あえてこだわって苦言を呈したい。
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充電
ミラノは今週水曜日と木曜日が祭日でお休みでした。
僕も、「ここぞ」とばかりにネットで見つけた宿に
二泊ばかり予約をとり休暇をとることにしました。
しかし前夜に熱が出て、一時は出発不可能かと危ぶんだのですが
エスタック錠(パブロンは飲み尽くした)を飲んで、250キロほどの道のりを走り
パドヴァ近郊にあるその宿にたどり着いたのです。
ひたすら充電することの必要性を感じたので
3食つきのホテルを選び、ただただ何もせずに過ごしました。
パソコンももっていかなかったし、写真の一枚もとらなかった。
愛犬のハンナをバスタブで丸洗い(こちらも裸になって)したくらいかな。
あ、そんなことしているから風邪が抜けきれないのか
必要としていた「静まる時間」をとることが出来
いくつかのことをリセットしたり、再充電したりしてミラノに戻ってきました。
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かぜのひきかた
ミラノは日中も零度の日々、日が
出れば少し気温が上がるんだけどね。
Mさんとその同居犬、黒犬のミッキー君も一緒に公園へ
ミッキーは飼い主のアントニエッタに赤い手編みのセーターを着せてもらっていました。
愛されているね。
ハンナは風邪ひかないんだろうかと心配していたら
ワタシの方が風邪ひいてしまいました。
昨夜からのどが痛くなり、熱も出てきたのでパブロンのんでベッドへ
おかげで、少し復活しました。
よかったね、早めのパブロン
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クリスマス・タイム・イン・ブルー
ミラノ中心部はすでにナターレ(クリスマス)ムードです。
ドゥオーモ大聖堂(DUOMO)脇のデパート、リナシェンテ(Rinascente)
のクリスマス・デコレーションのコンセプトカラーはblu(青)
はて、クリスマスに何故「青」なのだ?
何か由来を知っている人がいたら
教えて下さい。
20年前に買ったアナログ・レコード(12インチ・シングル)
佐野元春の「CHRISTMAS TIME IN BLUE~聖なる夜に口笛吹いて」
を思い出しました。
レゲエがクリスマス・ソングになるのか!って新鮮に思ったんだよ当時。
歌詞も良かった。彼の詩は、ジョン・レノン色が濃いですな。
****************
大切な人も 離れてゆく人も
よく働く人も 働かない人も
うまくやれる人も しくじっている人も
メリー・メリー・クリスマス
Tonight’s gonna be alright
(*CHRISTMAS TIME IN BLUE~聖なる夜に口笛吹いて)
(C)Motoharu sano 1985
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Pupi di Zucchero(プーピ ディ ズッケロ)
そうそう、この間(というかいつの間にか時が過ぎていた)
DUOMO(大聖堂)裏のシチリア菓子店で
”Pupi di Zucchero”と呼ばれる、砂糖菓子を見かけました。
イタリアは11月1日が”La festa dei Morti”(昇天者記念日)
であり祝祭日になります。
この日、シチリア地方では、砂糖で型を取りそれに色を塗った人形
のようなものを死者の遺影などに供える習慣があるのですが、
最近では、ミラノでも観られるようになりました。
ギターをもったピエロのお菓子人形
溶けかかっていて、ちょっとした存在感です。
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電池切れる
ミラノは金曜の夜、
雨が夜更けすぎに雪へと変わり (C) 山下達郎
土曜の朝目覚めてみるとすっかり積もっていたのでした。
僕は土曜日の早朝、教会へ祈りに行っているのですが
その朝は、すっかり肉体的にも消耗していることを感じ
教会へ行くことが出来なかった。
そんな朝、Yさんは教会で一人祈っていてくれました。
このように、弱さをもった宣教師は、いつも誰かの祈りに支えられているのです。
その日は夕方まで布団の中で静まっていました。
風邪とかそういうのではないのだけれど、とにかく眠りが必要な感じ。
夕方に目を覚ますと、雪空はどこかへと消え去り
美しい夕焼け空になっていました。
日曜日は、礼拝の後数名と中華街へ繰り出し
円卓を囲んで温かいスープを飲みました。
本音でいつでも話し合いが出来る友人達は
家族のようにも思えます。いえ家族そのものですね。
少し充電
そういえば、温かいスープを飲みながら
愛について考える歌があったな。
こんなフレーズです。
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ぼくらが もう少し 愛について うまく
話せる時がきたら くらして行こう
すばらしく すばらしく 毎日が過ぎて
悲しみに出会う時は 涙を流そう
夜がきて あたたかいスープを飲もう
明日も きっと また寒いから
*スガシカオ「愛について」
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ドーベルマンを挑発してみる。
愛犬ハンナをいつも散歩に連れて行く公園には
欧州のドッグコンテストでグランプリをとった
それは優雅なドーベルマンがおります。(美しい!)
↓
最近、こともあろうに、このクイーン・ドーベルマンを
ハンナが挑発するのです。(雑種の分際で)
挑発されれば、当然キレるんです。ドーベルマン
しかし、ハンナ、猟犬(ジャックラッセル)の血が入っているだけに、早い
本気で追いかけるドーベルマン
追いつかないので、くやし鳴きをしながら走っております。
逃げ回りながら、不敵な笑みを浮かべる我が犬、ハンナ
ちょっと、性格が心配になってきました。
(そのうち、ボコボコにされるぞ)
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完全防備
今年はミラノだけではなく、欧州全体が寒波に覆われている。
とニュースで観ました。
スイスやドイツは、例年より積雪が多いのかな?
そんなこともあり最近、ワタクシ的に盛り上がっているトピック
「ワンコに服を着せるべきか。」
ですが、大型犬オーナー達に聞いてみますと
「小型犬じゃなければ大丈夫よ。ハンナは中型犬よね。」
というビミョーな回答が
「それよりもあなたは寒くないの?」
え、気がつけば人間達の防寒対策が皆すごい。
僕はいつもジーンズにセーター、ジャケットとマフラー
確かに、これだけじゃ寒いわ。
近々中華街あたりに、ダウンのコートでも探しに行こう。
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