犬のセーター

12月になりましたねぇ。今年のミラノはホントに寒い!
愛犬ハンナも散歩中は少し震えていたり、くしゃみをしていたりします。

この季節、結構ワンコ達は、服を着せられているのですが
なんと、ハンナの友人犬ザンナも、黒いニットを新調してもらっているではありませんか!

しかも、ハンナに自慢しております。

「雪の上だって寒くないのよー。」
他のワンコ達が暖かそうな服を着ていると
我が娘(犬)が裸ん坊なのは不憫にも思えてきてしまいます。

ハンナも子犬の時には体力がないので
着せてあげたのですが、大人になっても必要なのか?
むむむ、悩みどころです。
banner_01.jpg ← いつも投票してくれて感謝

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

マリアさん、どうもありがとう


我が家のエントランスに、管理人さんが
クリスマス・ツリーを設置してくれました。
管理人さんは普段は威勢の良いシニョーラで
「あなたいつになったらイタリア語上達するのよ!」
と起こり口調で僕にプレッシャーをかけるのです。
そんなキャラクターに反して(?)繊細なツリーです。
そうそう管理人さんの名前はマリア・グラッツェなのですが
日本語に訳すと「(聖母)マリアさん、どうもありがとう」という名前なのです。
すごいですね。ツリーにも力が入るはずです。
マリア・グラッツェさん、どうもありがとう。
banner_01.jpg ← 投票してくれるあなたにも
どうもありがとう!

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

私の頭の中の消しゴム

ミラノは今日も朝から大雪でした。
午後からは雨に変わって、不発な感じ

映画 私の頭の中の消しゴム を観ました。
最近の韓国映画はホント、映像、脚本、演出が洗練されています。
「記憶」について考えさせられる作品でした。
「私」という概念は記憶の蓄積で構成されていて
「記憶を失う」ということは、愛する人が消えていくことなのだと
静かなメッセージが染みてくるような哀しさがありました。
banner_01.jpg ← blogランキングに参加中
投票してくれる方、いつもありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

久しぶり公園


(*写真はクリックで拡大)
ハンナも発情期も終盤、だいぶ落ち着いてきたので
久しぶりに大きな公園へ行きました。
ハンナも大喜びですが、僕にとっても
必要な時間であると再確認
PICASONIC Blog も更新しました。
banner_01.jpg ← blogランキングに参加中
投票してくれる方、いつもありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

快晴の日曜日

nitiyou.jpg
昨日ミラノの街に降り出した雪は積もることはなく
今朝は眩しいほどの快晴の日曜日
今日の講壇からの説教は新約聖書 ローマ12章10節から
「兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって
互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。」
自分が取り次いだ御言葉、語った言葉は必ず自分を追いかけてくる。
語ったことと、実際の行動が一致している者でありたいと願います。
夜はヴィツェンツァから来ているエノクが我が家に泊まることになってので
一緒に映画 Nuovo Cinema Paradiso(ニューシネマパラダイス)を観ました。
19歳の時に日比谷シネシャンテでこの映画を初めて観て、大泣きしましたが
36歳になって観るとまた違った視点で観られるものです。
いやー、映画ってほんっとにいいものですね。(C)水野晴郎
banner_01.jpg ← blogランキングに参加中
投票してくれる方、いつもありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

カラヴァッジオ 其の三

ミラノは雪の土曜日です。
積もるのかな?
先週の土曜日にみたカラヴァッジオの絵画
忘れないように、メモをさらに残しておきます。

トマスの不信(L’Incredulita di San Tommaso)
手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい。
信じない者にならないで、信じる者になりなさい。」
ヨハネの福音書20:27
この聖書箇所「トマスの不信」を主題に挑戦した画家は多い。
だが、カラヴァッジオほど深い霊的解釈と
技術の面で秀逸な作家はいないのではないでしょうか?
聖書は、弟子達もキリストのよみがえりが信じられなかったことを記録している。
キリストの十二弟子のひとりトマスは、十字架の死から復活したイエスを前に
「私は、その手に釘の跡を見、私の指を釘のところに差し入れ、
また私の手をそのわきに差し入れてみなければ、決して信じません。」
と言った。(ヨハネ20:25)
と書かれてある。
そして、トマスの手を取り、疑うトマスに
彼が信じられる方法で、御自身をあらわしたのだ。
証拠を検証した結果として信じられたトマスに対して
イエスには、哀しみがあったに違いない。
画家はその言葉に表されなかった感情を、見事に描き上げている。
わたしたちだって、愛する者から不信を受けるほど悲しいことはない。
「信じない者ではなく、信じる者になりなさい」
banner_01.jpg ← blogランキングに参加中
投票してくれる方、いつもありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

カラヴァッジオ 其の二

グルノーブルよりミラノへと戻ってきました。
今日はゆっくりと眠ったので、結構疲れがとれました。
現在ミラノのレアーレ宮殿で公開中のカラヴァッジオに関して
もう少しメモを残しておきます。
(*画像はクリックで拡大)

キリストの捕縛(1602年 カンヴァスに油彩 133.5X169.5cm)
通常はアイルランドの国立美術館(The National Gallery of Ireland)
に大切に収蔵されている作品です。ダブリンまで出かけなくても出会えたとは!
イエスは彼に、「ユダ。口づけで、人の子を裏切ろうとするのか。」と言われた。
(ルカによる福音書22:48)
白昼に神殿の中で堂々と群衆に教えているイエスを
捕縛すれば大騒動が起こるので、人込みのない夜中に行わなければいけなかった。
銀貨三十枚でイエスを売り、兵士と祭司長たちをゲッセマネの園へと先導して、
その上、他の弟子と間違えないように、イエスにキスをしたその瞬間を
画家、カラバッジオは目撃者の視点をもって劇的に描きあげています。
キリストは最後まで、ユダを「友よ」と呼びかけました。
陰謀に満ちた闇夜に、キリストの哀しみが
強い光と共に浮かび上がってくる作品でした。
banner_01.jpg ← blogランキングに参加中
投票してくれる方、いつもありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

Grenoble-MAGASIN

今回滞在したホテルのすぐ傍に、CNAC(Centre National d’Art Contemporain de Grenoble)
(国立現代美術センター・グルノーブル)がある。

(*全ての写真はクリックで拡大)
通称 マガザン(MAGASIN)として知られています。
1900年にギュスターヴ・エッフェル工房(エッフェル塔の設計会社)
によって設計された歴史的な工業用建造物跡を利用し、フランス
における現代美術普及の拠点として1987年に設立。

僕は1992年、ドイツのカッセルで行われた国際美術展「ドクメンタ9」
を観るために渡欧した際、MAGASINも観たいと願っていたことを思い出しました。
当時、貧乏美大生にとってはグルノーブルは遙か遠く、
結局その願いが叶わなかったのですが、13年後にこういう形で訪問するとは
人生って面白いわ、と感慨にふけってみたりしました。

残念ながら、今回展示は行われておらず2006年1月の展示に向けて
パーテーションが構築されているところでした。
ギャラリーや、ブックショップを覗くとスタッフがフレンドリーで
熱心にMAGASINのことを語ってくれることに驚く
これはマガザンが創立当初から(l’Ecole du MAGASIN)とよばれる
キュレートリアル・トレーニング・プログラム(学芸員養成)を行っているため
将来、美術のフィールドで働くことを目指す学生が
実際にこのように展覧会を企画したり、訪れる人々と
関わることで積極的に学ぼうとしているからなのです。
久しぶりに、真摯なアートへの姿勢にふれて嬉しくなりました。
PICASONIC Blog も更新しました。
banner_01.jpg ← blogランキングに参加中
投票してくれる方、いつもありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

Grenoble-3


「昨夜は行けなかったから」とカルミネがCreperie(クレープ屋)へ連れて行ってくれた。
クレープといってもこの地方では、立派な主食

伝統の郷土料理、ガレット(そば粉のクレープ)は
素朴ながらも懐の深い味です。

山を越えれば、食事も珈琲の味も変わってしまう。
国境って不思議です。またその土地の料理は
そこの空気と一緒に味わうのが一番美味いのです。

「食事をしたら、散歩をしよう。君が美しい写真を撮るために。」
仕事が一番忙しいときにもサービス精神を忘れないカルミネの優しさに感謝
banner_01.jpg ← blogランキングに参加中
投票してくれる方、いつもありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

Grenoble-2

昨夜はベッドに潜り込んだのが夜中の3時頃
それでも深く眠って朝8時に起床

(*全ての写真はクリックで拡大)
Grenoble(グルノーブル)について2日目
ケーブルカー(丸いお団子のようで可愛い)で丘の上へ

金魚鉢のようにクリアーなカプセルで運ばれるのですが
これ、高所恐怖症の人は絶対無理なのでは?

丘に登ると、街全体が見下ろせます。
谷の地形と川の流れに沿って美しく都市計画がなされていることが解ります。
banner_01.jpg ← blogランキングに参加中
投票してくれる方、いつもありがとう。
PICASONIC Blog も更新しました。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)