パッション

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何度も繰り返してみる映画があるけれど、僕にとっては
パッション(原題:The Passion Of Christ)がそれで、2004年に
公開されて以来かれこれ20回は観ているのではないだろうか。
というのも、聖書の入門講座を希望される人との学びのなかで
キリストの十字架に触れるさい、当時の様子が歴史学的にも忠実に
描かれているこの映画(DVD)を、受講者といっしょに鑑賞するからです。
今日も、最近聖書の学びに来られているCさんとこの映画を観たのですが
あらためて鑑賞というより、体験ということばがふさわしい映画だと思いました。
映画(のDVD)自体は、2004年以来、内容が
全く変わっていない訳ですが(当たり前ですね)
観ている僕自身の心が、その都度変わっている。
故に二度と以前と同じようには観ることが出来ない。
それは、絶えず変化を続ける自分の姿を、2000年前に起きた
「変わらない真実」の視点から再発見する体験なのです。
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紫陽花イタリアン

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我が家のアパートの庭では、今アジサイが咲き誇っています。
アジサイは日本原産の花なのに、イタリアまで運ばれてきています。
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イタリアで青や水色のアジサイを見かけることはまずありません。
日本で咲くアジサイは、日本特有の酸性土壌の影響で、
花びらが青くなるのだと考えられているそうです。
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一方イタリアはアルカリ性の土壌なので、我が家の庭のアジサイは
眼に痛いほど真っ赤です。自己主張が強くて、いかにもイタリア野郎!
(あるいはイタリア女)っていう感じのアジサイですね。
梅雨空の下で、儚く水色に咲く日本のアジサイも懐かしいです。
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日本人美容師さんがオープンさせたヘア・サロン

月に一度は髪を切らなければいけないほど、いつも伸びが早いのですが
これまで、なかなかベストな美容室に出会えずにいました。
今まで、イタリア人経営の美容室、床屋、中国人経営の床屋などを
試してきていた訳ですが、最近では自宅に出張して下さる日本人美容師の
Aさんにお願いしていました。
そのAさんが、今月は日本へ帰国中なので、はじめて訪れたのが
2006年11月に、ミラノではじめて日本人がオープンさせた美容室[ Cut ]
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まだ若い、美容師のkoichiさんが一人で切り盛りしています。
イタリアの美容学校を出て、美容師の資格を取得、ミラノの名店での
経験を経て、ひとりで開業をされているのですね。
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当然ながら、日本人の太くて多い髪質や癖を熟知した上で
丁寧に仕上げて下さっています。ミラノ在住の方はお試しあれ
Cut
Via M. Melloni, 4
tel:02 7600 1502
日・月休、要予約
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虹とガソリン

友人夫妻が、イタリアで家を買うという大決断をして
今日その契約が無事完了したというので、お祝いにと
夕食を外で一緒にすることに
最近教会に来られたYさんが料理人として勤める
ミラノ料理の店に出かける。
店へ向かう途中、強い西日が射すなかで、通り雨(お天気雨)
光の中で降る雨は、泣きながら笑っている人をイメージします。
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お店に着き、車から降りると、くっきりとした虹のアーチが見えました。
その美しさに惚れ惚れしながらも(余談ですが・・・・・)手前に見える
ガソリンスタンドの料金表が気になります。(現実的視点)
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ここ数年、イタリアではガソリン価格が高騰をつづけ
レギュラーでも1リッターの値段は1.359ユーロ
日本円で換算するならリッター220円ですぞ
中東に近い欧州がこの価格で、遠い日本に行けば130円程度
この価格の違いは、謎が多いですね。
話がそれすぎましたが、ミラノ料理屋での時間は
友人とゆったりと過ごすことができ、素敵な時間でした。
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ひさしぶりに PICASONIC Blog も更新

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男の子の赤ちゃんが生まれました。

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僕が暮らしているアパートの入り口扉に、水色のクマのぬいぐるみが張られていました。
「男の子の赤ちゃんが生まれました。」と中央に刺繍で書かれています。
イタリアでは、その建物に新しい命が与えられると、このようにして告知される慣わしがあります。
女の子が生まれた場合、桃色の装飾で告知されます。
僕もちょうど38年前の今日、東京は昭島市の病院で男の子として生まれました。
38歳って、完全におじさんの年齢ですね。って、30歳になった頃から、毎年誕生日ごとに
「あー、おれもおじさんだ。」と言っている訳ですから、それこそが、心のどこかで
「まだおじさんじゃないぜ」と、往生際悪くも、思っている証拠なのでしょう。
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犬の散歩を犬に任せてみる。

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今日は、やんちゃなハンナの散歩を、お姉さん犬のザンナに任せてみました。
「リードをしっかりくわえて、ハンナを連れて歩くのよ」とザンナの飼い主のアンナ
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「ほら、ハンナ、ザンナのいうことをちゃんと聞くんだよ!」と諭すアンナを見て
ジェニーが大笑いしていました。
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SUKIYAKI

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今日は犬の散歩友達である、アレッサンドロとジェニーを夕食に招く。
彼らにはいつも、シチリアの家庭料理のもてなしを受けていて、
「じゃあ、今度はウチで日本食を」なんて言っていたのでした。
メニューは、彼らからのリクエストで「すき焼き」
日本のように、薄くて軟らかい肉がないのが残念
でも喜んで食べてくれました。一番喜ばれたのは
食後酒のおつまみとして出した「柿の種」でしたが。
ジェニーは、イタリアで発行されている新聞に早朝目を通して
トピックを抜き出し、編集するという仕事をしていて、イタリアの
ジャーナリズムが報道する日本に対してとても詳しい。
すき焼きをつつきながら「日本の新しい総理大臣は、ナショナリストじゃない?」
とか、「防衛庁を防衛省に格上げしたのはどういう意図だったの?」とか
「公立学校で国歌斉唱を義務づけても、愛国心は強制できないでしょう?」
と、おもわず箸がとまる質問が飛び出します。
それらの質問に「ノブ、あなたの考えを聞かせて」とかならず付け加えられるので
イタリア語をしっかりと勉強しなくちゃ、こういう意見は伝えられないなーと歯がゆく思うのでした。
彼らは二匹の犬を我が家に連れてきていて、はじめはヤンチャしすぎないかと
少し不安だったのですが、とても大人しくていい子でした。
むしろ、友達犬が遊びに来たことが嬉しくて、ハンナが
リビングでおしっこ(嬉ション)をしてしまい、情けなや
なにはともあれ、楽しい夜でした。
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パリは燃えているか 三日目

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パリ滞在最終日、この日はフランスがペンテコステ(聖霊降臨)の祭日でお休み
Yさんご夫妻が自宅に招いて下さりました。窓からたくさんの緑が見えて素敵
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Yさん手作りの懐石料理、繊細で見た目も味も最高、お腹いっぱい頂きました。
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Yさん宅からの帰り道に見かけた、フランス共産党本部の建築
巨大なモッツァレラチーズみたいなドームは議場の屋根だそうです。
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その後、リュクサンブールでjunikaさんと待ち合わせ
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まずはカフェに直行
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パリのカフェではショコラを注文したくなります。生クリームたっぷり
道行く人々を眺めながら、久しぶりにjunikaさんとおしゃべり
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そのままロンドンに帰ってしまうjunikaさんとお別れする前に
ノートルダム寺院を訪れました。
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都会の喧噪から逃れて、静まった空間で自分をリセット出来ます。
教会の会堂には、そういう機能があります。
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いつみても美しいステンドグラスは聖書の物語が描かれています。
さて、パリでの任務を全うした充実感と共に、休息の必要性も覚えました。
霊、肉ともに燃やされることも大切ですが、燃え尽きてしまわないように、
ミラノに戻ったら、すこし静まる時間をとることにします。
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パリは燃えているか 二日目

Fさんご夫妻のお宅で目覚め、美味しいバケット(フランスパン)の朝食
国境を越えただけで、どうしてこうもパンの味がかわるのだろうか。
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朝食後、セーヌ川沿いを散歩、川の先にデファンス地区のオフィスビル群が見えます。
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Gさんご家族も合流し、市内バスチーユ界隈のレストランで昼食
10名も座れば満員になってしまうような小さなお店
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ピーマンに羊のチーズと松の実を詰め込んだプレート
素朴な家庭料理が美味でした。
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祈って与えられたパリ教会の会堂
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ペンテコステ礼拝には多くの人々が集まり
礼拝後のカフェタイムでも、集った人々と語り合う時間をもちました。
パリの教会も燃えていました。
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パリは燃えているか 一日目

教会暦の五旬節(ごじゅんせつ)ペンテコステ礼拝のメッセージのためパリへ
ペンテコステ(Pentecoste)はイエス・キリストの復活・昇天後、祈っていた使徒たちの上に
神からの聖霊が炎のように降ってきた日を記念するキリスト教の祝祭日です。
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滞在先のパリ郊外、Gさん宅にて、ジョイちゃんのお出迎え、いつみてもハンサム犬です。
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到着するなり、Gさん宅のお庭で、さくらんぼ摘み
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たくさん摘めました。完熟です。
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モロッコ料理屋さんで昼食、クスクス美味い。
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昼食後、パリ市内のバラ園に連れて行って頂きました。
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仲の良いご夫妻、Gさんと、あーちゃん
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そして、夜はパリ市内のFさん宅にて、青年たちとのミーティング
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皆が真剣に聖書からのメッセージに耳を傾けていました。
その後のディスカッションでも心を開いて、直球な質問を投げかけて下さり
遅くまで、充実した時をもつことが出来ました。
パリの青年は燃えていました。
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