教会で毎週会っている韓国人の友人夫妻が夕食に招いてくれた。
食卓いっぱいの海鮮、愛に溢れた、もてなしの心に感動、感謝
お客さんが来たことで、5歳になる娘さんは終始ご機嫌だったのだけれど
夜も更けて、おいとまする時になると「帰らないでー」とか「泊まっていってー」と
泣きじゃくりはじめるのでした。
小さい頃って、急にお客さんが帰っちゃうのって寂しいんですよね。
僕にも記憶があります。
両親に連れられて、車まで見送りに来てくれたのだけれど
5歳の子が話すイタリア語の絶叫「行かないでー」という号泣を
振り切って帰途につきました。
誰かとのお別れが寂しくて、思いっきり「行かないでー」って
泣けるのって、この年になると難しいので、ちょっと羨ましかったです。
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はみだしてるね
うたた寝する愛犬ハンナ
いつも、プラスチック製の桶からはみだしている。
でも、この家を幼いときから与えられているので
この場所が一番落ち着くみたい。
ハンナを保健所から引き取ってきたとき
あわてて買ってきた桶なのですが、買った当時は
「ちょっと大きすぎるサイズを選んでしまった。」と
後悔していたのだ。
だって、その頃はこんな感じだった。
「この犬は、もうこれ以上大きくならないよ。(たぶん)」
と言われて引き取ってきたのだ。
イタリア人の言うことはあてになりませんな。
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君を汚したのは誰
通り沿いのフェンスに張り出された
ミラノ環境衛生局の啓蒙ポスター
ミラノに遊びに来てくれた友人から
「美しい街だけど、落書き目立つね。」
と言われると、何故か自分の姉妹の容姿にケチをつけられたような
残念な感情を抱いている自分に気づきます。
このポスターも、そういう自分の街を愛する感情に
うまくメッセージを届けます。つまり自分の街の落書きは
「自分の顔に落書きされるのとおなじこと。」
イケメンの男女の表情が、街の落書きに対する
怒りと哀しみを表現しています。
このポスターは、行政だけでは手に負えない
落書き消しのボランティアも求めていて
そのキャッチコピーは I LAV MILAN!
LAVはイタリア語のLAVARE(洗い落とす)
と英語のLOVEの両方をかけています。
「ミラノを愛してるから、ミラノを洗うよ」
ってことですね。
この場合には街の景観ですが、世界には
「創り上げる人」と「破壊する人」の二通りがいますよね。
あるいは、一人の人間にその両面があるのかもしれませんが。
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信じた結末がこれなの?
僕はイタリアが大好きなので、イタリアやイタリア人の
恥部をさらけ出すような話題は好まないのですが、
毎年バカンスを前に憂鬱にさせられるのは
夏に捨てられるペットの話題
バカンス先のビーチが犬の立ち入り禁止だったり、犬宿泊可能のホテルが
割高という理由で、バカンスに行く前に犬や猫を捨ててしまう飼い主が
後を絶たたないのだそうです。
毎年動物愛護団体が飼い主への啓蒙としてポスターを創り街に貼ります。
今年のポスターのコピーは「信じた結末がこれなの?」と書かれている。
犬は決して飼い主を疑ったりしないので、胸が刺されるような言葉です。
「わたしの飼い主は、バカンスに行きました。」という言葉と共に
路肩で涙を浮かべている餓死寸前の犬の写真が強いメッセージを放ちます。
わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、
あなたがたのところに戻って来るのです。(ヨハネの福音書14:18)
「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」(ローマ人への手紙10:11)
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白夜のサルサ
日曜日の礼拝を教会で捧げた後
友人夫妻の新居のための家具を運ぶのを手伝い
その後、一緒にミラノ中央駅近くの台湾料理屋へ
以前、バイオリニストのジョン・チャヌさん一行と
来たことのある店だ。安くてとても美味しい
ところで、店内は100席近くあって結構大きいのだが
見渡す限りすべてのお客さんが日本人だった。
しかも皆様、一目見てセレクト・ショップのバイヤーさん系
あるいはファッション雑誌の編集チームと思われる業界人風
ピッティ・ウォモと呼ばれるイタリア最大のモードの見本市が
フィレンツェで開催されていたので、その帰りの人々ですね。
だけど、どうして皆がこの台湾料理屋を知っているのだろう?
日本の雑誌にでも紹介されたのかな?だとしたらすごい情報力
友人夫妻と別れた後、今日一日家で留守番をしていた
ハンナを連れて夜の公園へ
時刻は21:30だというのに、まだ明るい。
一年の中で一番日が長い白夜の日曜日
南米系の移民の人々が、カーステレオでサルサを大音量で流しながら
皆で楽しそうに踊ったりバーベキューをしていました。
きっと、どこか遠くへバカンスへ行くお金はないのだろうけれど
同胞たちや、家族、友人たちと楽しそうに母国の言葉(スペイン語)
で唄ったり、笑ったりと幸せそうな光景でした。
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ある宣教師の一日
朝10:00自宅にて、最近バプテスマを受けた
Sさんと一緒にバイブルスタディ
その後、来る日曜日のための礼拝メッセージの原稿を
最終チェックして、賛美歌などを選定した後通訳の方にメイルで送信
お昼前にハンナを連れて公園へ
いつもよくしてくれる老人のベニートが
道で転んで入院中とのこと、心配
ハンナは昨日犬専用シャンプーで真っ白に洗い上げ
買ってきたばかりのぬいぐるみのようだったのに、今日も
川で遊んで結局泥だらけ、カワウソかよ!
午後はミラノ郊外にお住まいのRさんのお宅を訪問
様々なお話しを伺った後、一緒に祈る時をもちました。
Rさんのお宅は日本式の庭園が素敵
庭に埋まっているハーブやニラ、大根(!)
などを頂きました。
夕方、某リー・ヨンランさんから
「IKEAで大きな家具を買いすぎて運べないの!ヘルプ!」
というSOSを受け、郊外のIKEAへ
その道が大渋滞で2時間半かかりましたとさ
家に帰り夕食を準備、食卓に乗ったメロンの上の生ハムをハンナが盗み食い
その現場をおさえて大激怒、叱りつけた後、シュンとなったハンナをみて僕もシュン
そんな、いつもの宣教師の一日でした。
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今日のいぬこ
公園でお友達犬のザンナと出会い、テンションがあがり
歓喜にうちひしがれ、一人でも走りまくり
その後、暑さにやられ、熱中症気味に息切れ
小川で体を冷やして、体調を復活させていました。
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バルセロナの盆栽園で礼拝
日曜日の午後、バルセロナ郊外に暮らすIさんからのお招きで
彼女のお宅へ、カルロスさんの車でお出かけ
峠道をのぼりつめ、山の中の住宅街に現れたIさんのご自宅
そこは、スペイン随一の盆栽園だったのでした。
園内には一万本近くの盆栽があるのだそうです。
一本一本が大切にされているのがよく解ります。
盆栽のマエストロであるJaimeさん、作務衣がよく似合います。
奥様のIさんが美味しい手料理でもてなして下さり感激でした。
Oさんが賛美の伴奏をバイオリンでして下さり、皆で
聖書の御言葉を分かち合う、祝福された礼拝の時でした。
「バルセロナ日本語で聖書を読む会」の皆さんと記念撮影
またお会いしましょう。
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バルセロナの夜
スペインの港町、バルセロナに来ています。
空港を降り立つなり、夜7時だというのに強い日差しに驚き、
サングラスを忘れてきたことを後悔しました。
それにしても、僕は夕方4時までミラノの自宅で仕事をしていたというのに
陽が沈む時刻には、バルセロナの海岸を散歩しているわけですから、
欧州はとても小さくなっているように思えます。
浜辺でビーチバレーをする人々、もはや遊びではなく
真剣なスポーツという迫力を感じます。
1982年に出された佐野元春の二枚目のアルバム「Heat Beat」には
「バルセロナの夜」という曲が収録されていて、中学生だった僕は
父親のオーディオセットで、LPレコードが擦り切れるほどよく聞いた。
湖のほとりで 君の夢をみる
月もないのに バルセロナの夜は
どこよりも 優しく 燃えている
そんな歌いだしのスローバラードなのだけれど
バルセロナってどんなところだろう?と思ったものです。
(バルセロナオリンピック開催よりも10年も前の曲)
時々二人は 言葉が足りなくて
確かなものを 失いそうになるけど
愛してる気持は いつも変わらない
この曲のさびの部分を、久しぶりに
こっそりと心の中で歌ってみました。
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アスピリン片手のジェットマシーン
ここ数日微熱があり、喉の腫れと痛みがひどくてアスピリンで抑えていますが
間もなくバルセロナに向けてアリタリア航空で飛び立ちます。
今日のブログタイトルは、25年前の佐野元春の名曲
「ハッピーマン」から拝借したフレーズです。
ただのスクラップには なりたくないんだ Baby Baby!
とシャウトしていた佐野元春の気持ち、最近わかってきましたよ。
おじさんロックンロール!ベイベー
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