行かないで

ikanaide-1.jpg
教会で毎週会っている韓国人の友人夫妻が夕食に招いてくれた。
食卓いっぱいの海鮮、愛に溢れた、もてなしの心に感動、感謝
ikanaide-2.jpg
お客さんが来たことで、5歳になる娘さんは終始ご機嫌だったのだけれど
夜も更けて、おいとまする時になると「帰らないでー」とか「泊まっていってー」と
泣きじゃくりはじめるのでした。
小さい頃って、急にお客さんが帰っちゃうのって寂しいんですよね。
僕にも記憶があります。
両親に連れられて、車まで見送りに来てくれたのだけれど
5歳の子が話すイタリア語の絶叫「行かないでー」という号泣を
振り切って帰途につきました。
誰かとのお別れが寂しくて、思いっきり「行かないでー」って
泣けるのって、この年になると難しいので、ちょっと羨ましかったです。
banner_01.jpg←いつもクリックしてくれるあなたに感謝!

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

はみだしてるね

hamidashi-1.jpg
うたた寝する愛犬ハンナ
いつも、プラスチック製の桶からはみだしている。
でも、この家を幼いときから与えられているので
この場所が一番落ち着くみたい。
ハンナを保健所から引き取ってきたとき
あわてて買ってきた桶なのですが、買った当時は
「ちょっと大きすぎるサイズを選んでしまった。」と
後悔していたのだ。
だって、その頃はこんな感じだった。
hamidashi-2.jpg
「この犬は、もうこれ以上大きくならないよ。(たぶん)」
と言われて引き取ってきたのだ。
イタリア人の言うことはあてになりませんな。
banner_01.jpg←いつもクリックしてくれるあなたに感謝!

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

君を汚したのは誰

shame-1.jpg
通り沿いのフェンスに張り出された
ミラノ環境衛生局の啓蒙ポスター
ミラノに遊びに来てくれた友人から
「美しい街だけど、落書き目立つね。」
と言われると、何故か自分の姉妹の容姿にケチをつけられたような
残念な感情を抱いている自分に気づきます。
shame-2.jpg
このポスターも、そういう自分の街を愛する感情に
うまくメッセージを届けます。つまり自分の街の落書きは
「自分の顔に落書きされるのとおなじこと。」
shame-3.jpg
イケメンの男女の表情が、街の落書きに対する
怒りと哀しみを表現しています。
このポスターは、行政だけでは手に負えない
落書き消しのボランティアも求めていて
そのキャッチコピーは I LAV MILAN!
LAVはイタリア語のLAVARE(洗い落とす)
と英語のLOVEの両方をかけています。
「ミラノを愛してるから、ミラノを洗うよ」
ってことですね。
この場合には街の景観ですが、世界には
「創り上げる人」と「破壊する人」の二通りがいますよね。
あるいは、一人の人間にその両面があるのかもしれませんが。
banner_01.jpg←いつもクリックしてくれるあなたに感謝!

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

信じた結末がこれなの?

fido-1.jpg
僕はイタリアが大好きなので、イタリアやイタリア人の
恥部をさらけ出すような話題は好まないのですが、
毎年バカンスを前に憂鬱にさせられるのは
夏に捨てられるペットの話題
バカンス先のビーチが犬の立ち入り禁止だったり、犬宿泊可能のホテルが
割高という理由で、バカンスに行く前に犬や猫を捨ててしまう飼い主が
後を絶たたないのだそうです。
毎年動物愛護団体が飼い主への啓蒙としてポスターを創り街に貼ります。
fido-3.jpg
今年のポスターのコピーは「信じた結末がこれなの?」と書かれている。
犬は決して飼い主を疑ったりしないので、胸が刺されるような言葉です。
fido-2.jpg
「わたしの飼い主は、バカンスに行きました。」という言葉と共に
路肩で涙を浮かべている餓死寸前の犬の写真が強いメッセージを放ちます。
わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、
あなたがたのところに戻って来るのです。(ヨハネの福音書14:18)
「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」(ローマ人への手紙10:11)
banner_01.jpg←いつもクリックしてくれるあなたに感謝!

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

白夜のサルサ

日曜日の礼拝を教会で捧げた後
友人夫妻の新居のための家具を運ぶのを手伝い
その後、一緒にミラノ中央駅近くの台湾料理屋へ
以前、バイオリニストのジョン・チャヌさん一行と
来たことのある店だ。安くてとても美味しい
ところで、店内は100席近くあって結構大きいのだが
見渡す限りすべてのお客さんが日本人だった。
しかも皆様、一目見てセレクト・ショップのバイヤーさん系
あるいはファッション雑誌の編集チームと思われる業界人風
ピッティ・ウォモと呼ばれるイタリア最大のモードの見本市が
フィレンツェで開催されていたので、その帰りの人々ですね。
だけど、どうして皆がこの台湾料理屋を知っているのだろう?
日本の雑誌にでも紹介されたのかな?だとしたらすごい情報力
友人夫妻と別れた後、今日一日家で留守番をしていた
ハンナを連れて夜の公園へ
pappala.jpg
時刻は21:30だというのに、まだ明るい。
一年の中で一番日が長い白夜の日曜日
南米系の移民の人々が、カーステレオでサルサを大音量で流しながら
皆で楽しそうに踊ったりバーベキューをしていました。
きっと、どこか遠くへバカンスへ行くお金はないのだろうけれど
同胞たちや、家族、友人たちと楽しそうに母国の言葉(スペイン語)
で唄ったり、笑ったりと幸せそうな光景でした。
banner_01.jpg←いつもクリックしてくれるあなたに感謝!

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

ある宣教師の一日

朝10:00自宅にて、最近バプテスマを受けた
Sさんと一緒にバイブルスタディ
その後、来る日曜日のための礼拝メッセージの原稿を
最終チェックして、賛美歌などを選定した後通訳の方にメイルで送信
お昼前にハンナを連れて公園へ
いつもよくしてくれる老人のベニートが
道で転んで入院中とのこと、心配
kyoubozabu-1.jpg
ハンナは昨日犬専用シャンプーで真っ白に洗い上げ
買ってきたばかりのぬいぐるみのようだったのに、今日も
川で遊んで結局泥だらけ、カワウソかよ!
午後はミラノ郊外にお住まいのRさんのお宅を訪問
様々なお話しを伺った後、一緒に祈る時をもちました。
kyoubozabu-2.jpg
Rさんのお宅は日本式の庭園が素敵
庭に埋まっているハーブやニラ、大根(!)
などを頂きました。
夕方、某リー・ヨンランさんから
「IKEAで大きな家具を買いすぎて運べないの!ヘルプ!」
というSOSを受け、郊外のIKEAへ
その道が大渋滞で2時間半かかりましたとさ
家に帰り夕食を準備、食卓に乗ったメロンの上の生ハムをハンナが盗み食い
その現場をおさえて大激怒、叱りつけた後、シュンとなったハンナをみて僕もシュン
そんな、いつもの宣教師の一日でした。
banner_01.jpg←いつもクリックしてくれるあなたに感謝!

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

今日のいぬこ

kyouhan-1.jpg
公園でお友達犬のザンナと出会い、テンションがあがり
kyouhan-2.jpg
歓喜にうちひしがれ、一人でも走りまくり
kyouhan-3.jpg
その後、暑さにやられ、熱中症気味に息切れ
kyouhan-4.jpg
小川で体を冷やして、体調を復活させていました。
banner_01.jpg←いつもクリックしてくれるあなたに感謝!

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

バルセロナの盆栽園で礼拝

日曜日の午後、バルセロナ郊外に暮らすIさんからのお招きで
彼女のお宅へ、カルロスさんの車でお出かけ
bonsaibarcerona-1.jpg
峠道をのぼりつめ、山の中の住宅街に現れたIさんのご自宅
そこは、スペイン随一の盆栽園だったのでした。
bonsaibarcerona-3.jpg
園内には一万本近くの盆栽があるのだそうです。
一本一本が大切にされているのがよく解ります。
bonsaibarcerona-2.jpg
盆栽のマエストロであるJaimeさん、作務衣がよく似合います。
奥様のIさんが美味しい手料理でもてなして下さり感激でした。
bonsaibarcerona-4.jpg
Oさんが賛美の伴奏をバイオリンでして下さり、皆で
聖書の御言葉を分かち合う、祝福された礼拝の時でした。
bonsaibarcerona-5.jpg
「バルセロナ日本語で聖書を読む会」の皆さんと記念撮影
またお会いしましょう。
banner_01.jpg←いつもクリックしてくれるあなたに感謝!
PICASONIC Blog も更新

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

バルセロナの夜

banoyoru-1.jpg
スペインの港町、バルセロナに来ています。
空港を降り立つなり、夜7時だというのに強い日差しに驚き、
サングラスを忘れてきたことを後悔しました。
banoyoru-2.jpg
それにしても、僕は夕方4時までミラノの自宅で仕事をしていたというのに
陽が沈む時刻には、バルセロナの海岸を散歩しているわけですから、
欧州はとても小さくなっているように思えます。
banoyoru-3.jpg
浜辺でビーチバレーをする人々、もはや遊びではなく
真剣なスポーツという迫力を感じます。
banoyoru-4.jpg
1982年に出された佐野元春の二枚目のアルバム「Heat Beat」には
「バルセロナの夜」という曲が収録されていて、中学生だった僕は
父親のオーディオセットで、LPレコードが擦り切れるほどよく聞いた。
湖のほとりで 君の夢をみる
月もないのに バルセロナの夜は
どこよりも 優しく 燃えている

そんな歌いだしのスローバラードなのだけれど
バルセロナってどんなところだろう?と思ったものです。
(バルセロナオリンピック開催よりも10年も前の曲)
時々二人は 言葉が足りなくて
確かなものを 失いそうになるけど
愛してる気持は いつも変わらない

この曲のさびの部分を、久しぶりに
こっそりと心の中で歌ってみました。
banner_01.jpg←いつもクリックしてくれるあなたに感謝!
PICASONIC Blog も更新

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

アスピリン片手のジェットマシーン

S5000177.jpg
ここ数日微熱があり、喉の腫れと痛みがひどくてアスピリンで抑えていますが
間もなくバルセロナに向けてアリタリア航空で飛び立ちます。
今日のブログタイトルは、25年前の佐野元春の名曲
「ハッピーマン」から拝借したフレーズです。
ただのスクラップには なりたくないんだ Baby Baby!
とシャウトしていた佐野元春の気持ち、最近わかってきましたよ。
おじさんロックンロール!ベイベー
banner_01.jpg←いつもクリックしてくれるあなたに感謝!

投稿者:uchimura_it|Comments (0)