信じた結末がこれなの?

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僕はイタリアが大好きなので、イタリアやイタリア人の
恥部をさらけ出すような話題は好まないのですが、
毎年バカンスを前に憂鬱にさせられるのは
夏に捨てられるペットの話題
バカンス先のビーチが犬の立ち入り禁止だったり、犬宿泊可能のホテルが
割高という理由で、バカンスに行く前に犬や猫を捨ててしまう飼い主が
後を絶たたないのだそうです。
毎年動物愛護団体が飼い主への啓蒙としてポスターを創り街に貼ります。
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今年のポスターのコピーは「信じた結末がこれなの?」と書かれている。
犬は決して飼い主を疑ったりしないので、胸が刺されるような言葉です。
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「わたしの飼い主は、バカンスに行きました。」という言葉と共に
路肩で涙を浮かべている餓死寸前の犬の写真が強いメッセージを放ちます。
わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、
あなたがたのところに戻って来るのです。(ヨハネの福音書14:18)
「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」(ローマ人への手紙10:11)
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投稿者:uchimura_it|Comments (0)

コメント

  1. 馨子 より:

    心に迫るものがありますね。
    特に、下の写真、これ本物ですよね。
    胸が痛みます。
    この写真を撮った人は、撮った後でこの犬を保護してあげたんでしょうか・・・。

  2. Brunswick より:

    なんだか、一広告ではありますが、現代そのものという気がしました。
    愛でてあげようと飼ったペットも邪魔になって捨てる人、愛が冷めて離婚する人たち、経営難になると簡単にリストラする企業・・・
    上記のみことばがつくづくありがたく身にしみます。

  3. さいちゃん より:

    嗚呼…_ _;
    日本の捨て犬・捨て猫の状況もひどいけれど、イタリアでもこんなことがあるなんて…。
    理由が「バカンスに行く」からだというのが余計に腹立たしいですね。
    創世記1~2章を根拠に、「神の被造物を守る責任は人間にある」と訴えるキリスト者の環境・動物保護運動があるのですが、この言葉を飼い主さん達に是非思い出して欲しいものです。

  4. ますみ より:

    イギリスもペットを飼う人が多いですが、心無い飼い主も多々いるようで、動物達を虐待から守ろうという呼びかけが動物愛護団体からもよくあります。人間の都合の良い時だけ可愛がるのではなく、長い期間にわたって責任を持って世話をする覚悟が必要ですよね。
    息子が昔、犬を買いたいと言った時も、貸家住まいで先行きのわからない駐在の身分だったのでそれは難しく、それなら「Dog’s Trust」に寄付したいと彼の方から言い出し、良く話し合って彼のお小遣いの中から決めた額の小切手を送った事があります。いろいろな犬の名前と写真が送られてきて、どの犬をサポートしたいか聞かれるんです。選んだ犬の写真の誕生カードやメッセージカードが折に触れ送られてきて、息子も励みになったようでした。
    いろいろ考えさせられます。

  5. uttie より:

    >馨子
    この写真には、作り物とは思えない
    リアリティーがありますよね。
    捨てる人も多くいるのですが、それらの犬たちを救済して里親に仲介しているボランティアの
    方々もたくさんいます。
    >Brunswick
    忍耐や責任を伴わない「愛」が
    蔓延している現代を確かに象徴していると思います。
    >さいちゃん
    神様が創られた自然や生物を
    愛して正しく管理することは、聖書が教える
    私たちの使命ですよね。
    >ますみ
    英国は自然保護National trustをはじめ、
    そういったボランティアに皆が参加出来るようなシステムが進んでいるように思えます。
    それぞれが出来ることがあるのですね。

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