折れたところは潤う

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タイトなスケジュールが続く日でも、犬と一緒に公園を歩きます。
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馬に乗って公園をパトロールする警官とすれ違う。
普段はアルファロメオのパトカーが疾走しているのですが
やはり馬でゆっくりと巡るくらいが、この環境にはあっています。
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最近の楽しみは、日々膨らんでくる硬いつぼみの成長を観察すること
春が来る、春が来るんだぜ~。と思いながら歩きます。
芸術家が作品を通して観賞者と深く語ることを望むのと同じように
創造主である神もまた、自然を通して私たちに語りかけています。
時々、せっかく芽吹きそうだったのに先が折れてしまった枝を見かけます。
原因はわからないけれど、鳥がついばんだりするのかもしれません。
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最初はそれを、ただ残念な光景として見ていたのですが、あることに気付かされました。
枝の折れた傷口は、そのあと潤うのです。樹液なのか、朝露なのかわかりません。
ただその様子は、むしろ「折れ」を経験していない枝よりも美しく見えて「回復」のイメージとともに
イエスキリストがかつて、山の上で人々に語ったメッセージを思い起こさせてくれました。

悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。
(マタイ5:4)
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ハイウェイのお月さま

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ミラノから200キロ離れたビツェンツアをバイブルスタディのために往復
車で計5時間の旅はちょっと孤独だけれど、「もの想い」にはよい時間
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イタリアの車検

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ある日、犬の散歩で出会ったベニート(ザンナの飼い主)にこう言われたのだ。
「ノブ、君の車はもう買ってから4年は経っているよね。Revisioneは大丈夫?」
「Revisioneって、車の整備のことでしょう?定期的にやっているよ。問題ない。」
と僕が答えると、「うーん、本当?」という腑に落ちない表情だった。
で、そのベニートからメイルが来たのだ。もう一度念を押すようにこう書いてある。
「Revisioneが終わってるか、もういちど確かめてほしい。もし済んでなかったら
多額の罰金があるし、僕はとても心配だ。」
で、いきつけの整備工場(マンダリーニさん)に確認しに行ったのです。
そこでいわれたのが「あら、車検切れているじゃないの、大変!今すぐ
予約してあげるから、すぐに車検場に行って。車取り上げられちゃうわよ。」
と言われたのでした。やはりイタリアにもあったのか、車検制度
日ごろ行っているディーラーの定期点検とは別物で、国から認定された
整備工場にユーザーが持ち込んで行う義務点検(車検)をRevisioneというのだ。
新車登録後4年たってから行い、その後は二年ごとに行わなければなりません。
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それで、すぐさま教えてもらった車検場へ直行、予約済みであることを告げ
ドライブスルーのように、先に入庫した車の後ろに並んで待つスタイルでした。
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ラインに沿って、排ガスの濃度を調べたり、ライトの照射角を調べたりと
日本でもやっていた陸運局のユーザー車検によく似ていました。
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イタリアの法律、知らないままでいたら大変だったワン!
車検は30分ほどで終了、お値段は65ユーロ(約一万円)
車検証にスタンプを押してもらえば無事に終了
日本のようにステッカーはありません。
ベニートに「ありがとう、たすかったよー。」とメイルすると
「僕は君の友達なんだから何でも聞いてね。」とお返事
たのもしいお爺さんです。
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チェンバロ制作職人のレステッリさん

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教会の集会所にあるチェンバロの制作者であるレステッリさん
二年前にお願いしてチェンバロがついに完成し届けに来てくれました。
二年前に木材の選定から始めた楽器を手放すのは、
子供を自立させるようなさみしさと喜びがあるそうです。
5年ほど前に、スティングの奥さんから彼に電話がかかってきたそうだ。
(スティングはトスカナに家を持っていて、イタリアで過ごすことが多い)
「夫の50歳の誕生日に、サプライズでフォルテピアノを贈りたいの。
作っていただけるかしら?」という内容だったらしいのですが、
レステッリさんは「数年かかるよ」と(誰にでも答えるように)答えたそうです。
「お金ならいくらでも出すわよ。」って言われたけど、断わったよ。
職人の仕事は金だけじゃ買えないよね。と語っておりました。
よ!職人気質!(拍手)
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バレンタイン発祥の地

イタリアはバレンタイン・デー発祥の地です。
知ってました?
3世紀のイタリアでは、戦争に集中するために兵士の結婚が禁止されていました。
愛し合っているのに結婚できないカップルを哀れに思ったバレンティーノ司祭は
皇帝の教えに背いて、秘密で兵士の結婚の司式を行い、このことで処刑された日が
AD270年頃の2月14日と言われています。
イタリアではそれ以来、カップルが愛を確かめる日となり
もっぱら男性が女性にプレゼントを贈る日となりました。
「女性から男性に告白する日」というニュアンスは全くなく
長く連れ添ったカップルが愛を確認し合うという意味が強いのです。
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スーパーマーケットの特設コーナーには女性向けの香水が並び
おじさんたちが結構真剣に香りを選んでいる。
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こちらのおじいさんも、長い時間テスターなどで香りを調べていました。
「うちの婆さんには、こんな香りもいいかな。」という感じ
以上イタリアミラノより、バレンタインのレポートでした。
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ノルウェーの森

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日曜日、何もないような静かなオスロ、だけど
森も雲も空も光も、ここには全部ありました。
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ノルウェー・オスロ

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飛行機とバスを乗り継いで、午後3時にノルウェイ・オスロに到着
バスターミナルには懐かしいArnfinさんとYさんがお迎えに来てくれていました。
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僕にとっては三度目の北欧訪問、懐かしいアンデルセン家は2年半ぶりです。
懐かしい顔ぶれや、初めてお会いする人々たち
今回お招きを受けたのは、アンデルセン家でもたれるアットホームな礼拝と
ホームパーティでメッセージをさせていただくためです。
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真冬のオスロ、今日は暖かいよといわれても零下の世界
ゴリゴリに凍った道を歩きながら、イタリア製の木底の靴で来てしまった
わたしはお馬鹿さん。つるつるに滑りながら転ばぬように歩きました。
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パーティは夜遅くまでもたれ、集った人々が心を開いて話をしてくださって良い時間でした。
Arnfinが元気そうでいてくれたことが、また格別に嬉しかったです。
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三度目の逮捕

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岡村靖幸の覚醒剤による三度目の逮捕は僕も残念な思いがしました。
10代の頃から彼の(歌、誌、メロディ、パフォーマンスに表れる)世界観
がとても好きだったので、寂しくて、そして切ない気持ち
上記の写真は、彼の2003年のツアーのポスター写真
なかなかいい写真だと思いませんか。(ファンならわかる、彼の決めポーズ)
2000年以降、ちょっと時代になじめなくなってしまった彼を思うと、
ニヤリとしてしまう。そんなブラックユーモアを感じます。
実際、この2003年から彼は覚醒剤で逮捕され、起訴、裁判の後保釈
ということを繰り返しているのです。
それでも彼を支えてきたスタッフやファンがいたので、ネット上では
「三回目は許せない。」「ずっと裏切り続けられてきた。」という声が多くあります。
確かにそうなのだと思います。そして社会的な責任は負わなければいけないのだと思います。
ツアー中止の賠償金や、長い服役など、大きな刈り取りが待っているでしょう。
「でも」と思うのです。
でも、誰が彼を糾弾できるのでしょうか。
依存症とは、悲しいことにそういうものです。
ドラッグや、酒、ギャンブル、そして恋愛、ネット、仕事
何かに多かれ少なかれ、人は依存症です。
「この依存が断ち切れなければ、多くのものを失う。」
とわかっていても、自力では断ち切れないから「依存症」なのです。
だから、このニュースを聞いたとき切なくなったのでした。
依存症の人にできることは、その人をあきらめないことと
取りなしの祈りを捧げることです。
それならば、僕にもできるかもしれない。
僕自身もまた、あなたからのそのような祈りが必要な者なのです。
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イケメン猫の一日

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雄猫のゾロ君は、我が家の窓から道行く人々を眺めているのですが
最近ではその道行く人々から「あら、なんてハンサムな猫」と言われています。
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そんなイケメン猫の一日に密着してみました。
基本的にはソファで寝ています。
一日の予定は「くう・ねる・あそぶ」のローテーションです。
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時々「おっかけ」の雌犬から熱いラブコールを受けていますが
そんなときは、わざと無視するような仕草で決めています。
超クール
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最近のマイ・ブームは「本棚に収まって思索にふけること」です。
以上、今日のレポートでした。ちゃお
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芽吹いてる

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夕方公園で、久しぶりに犬のザンナを連れたベニートに会った。
ベニートは心臓が悪くて、冬の間は公園に来ることができない。
つまり、ベニートに会える季節になってきたのだ。春近し
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「ノブ、見てごらんよ、芝生の間に青い花が見える。昼間はもっときれいだった。」
春が近づいてベニートはとても嬉しそう。「歩きはじめた みいちゃん♪」なのか、ベニート
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芝生をかき分けてみると確かにたくさんの花の芽が!そして花も
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木々の枝を見上げれば、まだ堅そうだけれど、可能性たっぷりの蕾が!
本当に春は来ているのだ。素晴らしい。終わらない冬はないのだ。
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