ある日、犬の散歩で出会ったベニート(ザンナの飼い主)にこう言われたのだ。
「ノブ、君の車はもう買ってから4年は経っているよね。Revisioneは大丈夫?」
「Revisioneって、車の整備のことでしょう?定期的にやっているよ。問題ない。」
と僕が答えると、「うーん、本当?」という腑に落ちない表情だった。
で、そのベニートからメイルが来たのだ。もう一度念を押すようにこう書いてある。
「Revisioneが終わってるか、もういちど確かめてほしい。もし済んでなかったら
多額の罰金があるし、僕はとても心配だ。」
で、いきつけの整備工場(マンダリーニさん)に確認しに行ったのです。
そこでいわれたのが「あら、車検切れているじゃないの、大変!今すぐ
予約してあげるから、すぐに車検場に行って。車取り上げられちゃうわよ。」
と言われたのでした。やはりイタリアにもあったのか、車検制度
日ごろ行っているディーラーの定期点検とは別物で、国から認定された
整備工場にユーザーが持ち込んで行う義務点検(車検)をRevisioneというのだ。
新車登録後4年たってから行い、その後は二年ごとに行わなければなりません。
それで、すぐさま教えてもらった車検場へ直行、予約済みであることを告げ
ドライブスルーのように、先に入庫した車の後ろに並んで待つスタイルでした。
ラインに沿って、排ガスの濃度を調べたり、ライトの照射角を調べたりと
日本でもやっていた陸運局のユーザー車検によく似ていました。
イタリアの法律、知らないままでいたら大変だったワン!
車検は30分ほどで終了、お値段は65ユーロ(約一万円)
車検証にスタンプを押してもらえば無事に終了
日本のようにステッカーはありません。
ベニートに「ありがとう、たすかったよー。」とメイルすると
「僕は君の友達なんだから何でも聞いてね。」とお返事
たのもしいお爺さんです。
←あなたが、そこにいてくださる証として
uttieさんがそちらに住んで、もうそんなに経つんですね。
「済んでいなかったら、多額の罰金」が
どれほどの額なのか興味がありますw
ベニートさん、ほんとに友達甲斐のあるご友人ですね。
よい友人が与えられ、守られ、支えられて、ほんとによかったですね。
危ないところでしたね。
イギリスでの車検は、私の場合、大抵1時間から半日ぐらい待たされ、問題なくても100ポンドぐらいはかかるから、そちらはだいぶ良心的ですね。
まだまだ走る青いパサート。
>fuke
そうなんですよ。あっという間でした。
fukeさんはもうお母さん。時の流れって・・・
>馨子
本当に、守られ、支えられです。
御使いさんのようです。
>ますみ
そうそう、二年前はオスロまで走ってくれたパサート
イギリスの車検、安くはないけれど日本よりは良心的ですよね。