神様のキャンバス

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何もおきなかった。という日は、一日もない。
今日は夕方に神様が空に絵を描かれるのをみていた。
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ため息が出るほど大胆な色彩を、大きな刷毛を使って描いている。
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ものすごい傑作なのに、すぐにその上から新しい色で塗りつぶしてしまう。
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「こんなに傑作なのに、保存もしないなんてもったいなくないですか?」と僕
「おまえのために描いたんだよ。おまえが観てくれたから、今日はここまでね」と神様
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IKEAマジック

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昨年、家具なしの空っぽの部屋に引っ越していらい幾度となく通い詰めたIKEA
部屋を整える作業を再開すべく、久しぶりに行ってきました。
雨の月曜日だというのに結構にぎわっていたIKEA
いつも「あれが必要だ」という明確な目的をもって訪れるのに
必ず「それ以外のモノ」も買ってしまう。
広い店内を歩きながら「あ。バスルームの足マット、あとバスタオル掛け」
とか、食器コーナーで「ああ、こういう小さな皿が醤油をいれるのにいい」
はたまた「ああ、こんなファイルケースはとても便利、値段も安い。」とか言って
ホイホイと買い物カートに入れてレジでお会計するとぎょっとする価格になったりする。
それがイケア・マジック
ところで今日は会計の段階で本当に腰を抜かしそうになった。
レジのお兄ちゃんに、買い物の合計額が「27.500ユーロ(440万円)になりマース。」
と言われたのだ。いやーん
もちろんそれは、バーコードの入力間違いであったらしく
店員が2,3人飛んできて、エラーを修正していた。
今までもイタリアではレジで請求される金額が間違ってる、ということがありましたが
今日の額は今までの歴史を一瞬で塗り替えるダントツのど迫力っぷり
後ろで並んでいたおじさん(買い物客)もレジに表れた価格表示をみて
「たぶんその本棚がボルボと同じ価格なんだよ。」と笑っていました。
イタリアにおいて、レジには心して並びたいものですね。
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聖餐式

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今日は礼拝の中で聖餐式を執り行った。
イエスは弟子たちとの最後の晩餐のなかでパンを取り、「これがわたしのからだである」といい、
次にワインの杯をとり「これがわたしの血である」といって弟子たちに与えた。
そして、これからはパンと葡萄酒を分け合うたびに、十字架で裂かれた自分のからだと
流された血を思い出し、記念としてほしいと語り、教会はこの言葉に従いパンと葡萄酒
を分け合う聖餐のときをもつ
聖餐式を執り行いながら、毎回深い感動をに包まれ圧倒される。
「神に愛されている人たちに給仕をするることの喜び」の感情でもある。
ひとりひとりの顔をみながら「神様はこの人たちと私を、命を捨ててまで愛してくださっている。
その人達にキリストの体と血をあらわすパンと葡萄酒を給仕できるとはなんたる恵みであろう。」
と思わされる。
聖餐式を単なる宗教的な儀式のように行いたくはない。
教会から帰ると、ある女性が今年の1月に他界したことを知らされた。
5年前、東京で暮らしていた頃に旦那さんと三宿の自宅を訪ねてくださったり
品川のグロリアチャペルでお会いしたこと、僕がVJをしていた渋谷のspumaで
明け方4時まで音楽の話をしたことを思い出した。
冷たい霧雨の夜に犬を散歩しながら、そんなことを思い起こしていたら
とてもかなしい気持ちになった。
残された人々のことを思うと、自分は何もできないようにも思えたが
「何かできることがあったら、なんでもいってください。」とメイルを書いた。
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明け方の夢

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夜が明ける時間に、久しぶりに悪い夢をみた。
目覚めてからも、しばらく現実感をともなうディティール
でも多くの夢がそうであるように、顔を洗ってしまうと
しだいに思い出せなくなる揮発性の記憶
冷たい雨の降る早朝、教会の会堂で祈る。
バールでカプチーノとブリオッシュで朝食
市場で一週間分の野菜や果物を買い付け
家に帰ると体が冷え込んでいた。
バスタブにお湯を張り、文庫本をめくる。
村上春樹の「国境の南、太陽の西」
ずいぶん昔に読んで、それからも何度か再読した。
主人公の設定は37歳で、いつの間にか自分より年下に
雨の降る青山界隈のひんやりとした夜と
その孤独が伝わってくるような小説
夕方から礼拝メッセー序の準備に没頭
そういえばと、愛犬ハンナの餌を切らしていたことに気がつく
しかし気がついたときには、全てのお店が閉まっている時間
ごめんなハンナ、今日は夕食抜きです。
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おなかをすかして悪い夢を見ないでね。
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好きでもない彼

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霧の朝、いつものようにハンナと公園散歩
ひんやりとした空気がむしろ心地よい
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ハンナは丁寧に草木や土の匂いをチェックして、春が近い確信を持っている様子
最近公園で、はるか遠くからハンナを見つけては駆けつけてくる雄犬がいる。
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まだ若い茶色の雑種犬、ハンナのことが大好きらしく、猛烈にアタックをかけてくる。
でも、ハンナはこの犬が全身で苦手らしく、邪険に振り払うのが常だ。
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そのワンコが飼い主に連れ戻されて遠くに消えるのを見届けるハンナ
好きでのもない雄に言い寄られるほどうとましいものはないという感じ
なかなか相性というのもやっかいなものですな。
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ひとりになること

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今日も教会の地下、カタコンベで木曜日の聖書の学び
個人的に目にとまった言葉はルカの福音書5:16
イエスご自身は、よく人里離れた所に退いて祈っておられた。
キリストの生涯は猛烈に忙しいものだった。
それらは常に人相手で、対決も多かった。
しかし、イエスご自身はそのなかで「よく」「寂しい所に退いて」祈っていたのだ。
最近の自分にかけている時間はこれだ。忙しくなることは簡単だ。
寂しい時間をもっと確保しなければ
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ヴィチェンツア再び

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ミラノから200キロ離れたヴィチェンツア(Vicenza)へ到着していたときは
すでに日が沈み、街の中心、シニョーリ広場は蒼い時間。
二本のヴェネチアの柱が空にシルエットを際だたせていました。
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広場にはパッラーディオの傑作といわれるバジリカ
その回廊の天井には時の流れを感じます。
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ヴィチェンツアの通りにある建物は、どれをとっても建築様式が優美です。
貴族による自治都市であったという誇りが、今でも感じ取られます。
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この町に佇むサン・ロレンツォ教会(S.Lorenzo)は13世紀に建てられた教会です。
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日が沈んで暗くなった会堂には、人々が祈るために訪れてきていました。
僕も少し静まる時間をもち、これから始まるバイブル・スタディに備えました。
Picasonicブログも更新しました。
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はじめてのチュー

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最近ではブックシェルフの中に収まることを覚えた猫のゾロ
背後からわたしの仕事ぶりを監視しています。
最近、背中越しに「むちゅ」という音が聞こえて振り返りますと
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な、なんとうちの犬ムスメとチューを・・・
いつの間にそんなに距離を縮めていたのか。
誠実なおつきあいをお願いします。
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献児式

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日曜日の礼拝の中で献児式を執り行いました。
昨年11月にお子さんが与えられOご夫妻がこのために
ローマから礼拝にいらっしゃいました。
聖書は子供は親の所有物とは考えません。
子供は神のものであり、大切な子供を守り育てるように
神から選ばれ、託された存在が親だという考えから
,新しい赤ちゃんが与えられたことを神に感謝し子供の無事な成長と、
その生涯のために、神の保護と祝福を祈ります。
また、子供の養育の責任とを告白し、決意し、神の助けを祈ります。
そしてこのことを親だけに任せず、牧師も教会のメンバーも助けることを約束し
ともに祈るときをもちました。
このような特別な式の司式をさせていただけることも感謝でした。
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ミラノの青果市場

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土曜日の朝、教会で祈り会のあとバールにて数名と朝食
そして土曜日にだけ開かれる青果市場へ
日曜日の礼拝の後に、軽食を皆で分かち合うために
約100名分の食材を調達するのが目的
市場はなんだかわくわくするところです。
値段を連呼する声、箱で積まれたフルーツ(びっくりするほど安い!)
もっとこれからは市場を活用して食卓を豊かにしていこう。
こうして様々な収穫物が与えられていることに感謝して
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