オランダのホワイトクリスマス

2017年も残りわずか。

ここからは、牧師はクリスマス・トライアスロンです。

でも、忙しくならずに、心の中に「小さな赤ちゃん」になって来られたイエス・キリストをお迎えするアドベントでありたいと願っています。

12月7日に日本からミラノに戻り、翌8日にはオランダ・アインドフォーヘンへ

翌日9日にアムステルダムでのクリスマス会、そして10日の日曜日はオランダ南部日本語キリスト教会でのクリスマス礼拝を捧げました。

子どもたちが一生懸命降誕劇を準備していて、その姿に心打たれました。

彼らの心に、イエスの降誕の真理が刻まれることを祈ります。

 

この日は礼拝場所の羊小屋も雪に覆われて、ホワイトクリスマスになりました。

神様からのプレゼントに大喜び

しかし、翌日のフライトはキャンセルとなり、北ヨーロッパの交通は大混乱

三日間ここで足止めを食らうことになりました。

思いがけない事態で、正直参りましたが、予想外のハプニングは、祝福が変装してやってきたものだったりもします。

この時間も、神様からの贈り物として受け取っています。

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バルセロナのための祈り


バルセロナで発生したテロに、被害の大きさが判ってくるたびに胸を痛めています。

何が起きたのかわからないうちに、一瞬にして取り去られた魂のために

唐突に、暴力的な手段で大切な人を失ってしまった人のために

今なお重症の中で、戦っている人のために

現場での治安維持に尽力している人が、勇気をもって任務を追考し、守られますように

命を救うために奮闘しているすべての医療従事者のために

安否の判らない人の安全が心配でたまらない人のために

恐ろしい光景を見てしまった人々、とくに子どもたちのために

慰めを必要とする全ての人の平安のために

バルセロナ教会の牧師として、最善の手段である「祈り」を捧げます。

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トーマス教会 賛美の夕べ

ドイツ・ライプツィヒでの賛美集会(礼拝)を祝福のうちに捧げました。

この教会の音楽監督(カントル)を務めたJ.S.バッハの墓もこの教会にあり
彼の作曲したコラールが、神への捧げものとして会堂に響き渡りました。

宗教改革者マルティン・ルターは、1539年ペンテコステの主日に、この教会の講壇に立ち説教をしました。
この日も、300名以上の会衆が集い、真摯に聖書の言葉に耳を傾けておられました。

講壇からは、黙示録二章を開き「エペソの教会への手紙」を繙きました。
そして皆でルターが作詞作曲した「神はわがやぐら」を心ひとつにし、賛美捧げました。

与えられたミッションを全うし、少し安堵しつつ、憐み深い神の恵に感謝しています。

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ライプツィヒへ

ミラノから1000キロ北上し、旧東ドイツのライプツィヒにようやくたどり着きました。

今から約500年前、1519年に宗教改革者のマルティン・ルターとその反対者エックとにより神学討論が交わされた街でもあります。
その結果ルターは教皇も公会議も謬(あやま)りを犯しうるとしたことで、結果的にローマカトリック教会から破門されることになります。

また近代では、ベルリンの壁崩壊、ひいては東西両ドイツの統一の発端となった街でもあります。

明日はこの街のトーマス教会で賛美者たちと礼拝を捧げ、メッセージを取り次ぎます。
ルターがかつて説教をし、バッハが音楽監督と務めた教会でもあります。

正直言うと少し緊張もするけれど、二~三名しかいない小さな集会で話す時と同じように自然体でありたいと願っています。

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ジグマー・ポルケ展

イタリアから約1000キロをひたすら車で北上し、オランダを目指す。

中継地点として投宿したドイツのバーデン・バーデンで思いがけずジグマー・ポルケ(Sigmar Polke)の大回顧展が開催されていた。

 

25年前(1992年)、美大生だったころにはじめて欧州を旅した時に、フランクフルトの美術館で彼の作品に出合い、本当に感動したのだ。

当時はドイツでこのような絵画表現が生まれた近代史的な文脈などは全く理解せずに、ただただその画面の美しさに惹かれたのだ。

伝統的な絵具や素材にこだわらず、化学変化で色彩が移ろっていったような顔料をもちいた幻想的な画面だった。
レイヤーが重なってできる複雑な物語が、ひとつの画面で美しく完結していた。

素直に、自分もこんな風に描けたらと憧れたことを今でも覚えている。
この作家は2010年に世を去った。

僕も残された時間は限られている。
今ならば、表面的な模倣ではなく、自分の世界観での表現が出来そうな気がする。

貧乏美大生としてバックパックで欧州の美術館巡りをしていた自分にも再会した、思いがけない一瞬でした。

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London 20170226

ロンドンJCF教会で礼拝メッセージを取り次ぎました。

礼拝の後は、教会の青年たちと街へお茶をしにゆき、夕食まで共にしました。

教会堂と大通りを結ぶ路地、この佇まいがとても好きです。

一軒一軒の佇まいが、時の経過を美しく刻んでいます。

アトリエとして借りられたら、素敵だろうなと、実現しそうもないことを密やかに妄想して楽しみました。

今日も祝福にあふれた日曜日となりました。

神さま、ありがとう。

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London 20170225

昨日、今月二度目となる英国入り、いつも入国審査の長い列に辟易とさせられるのだけれど、これからはさらに、入国の門が狭くなるのかも知れない。

今日は、今朝ミラノからロンドンに出張のため到着したというMakoさんと一緒に、TsuyoshiさんMoeさんのお宅にお招きを頂いた。

彼らとは、実に久しぶりの再会となるMakoさんは、本当に嬉しそうだった。

もちろん僕も、とても幸福な気持ちになった。

この家庭に、神様からの豊かな祝福がありますように。

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Barcelona 20170218

バルセロナ日本語キリスト教会で礼拝を捧げ、共に主の食卓(聖餐式)に与りました。

礼拝後も、Kさんが備えてくださった昼食(サバの焼き魚、肉じゃが、お味噌汁)で、皆で舌鼓をうちました。

こうして、共に食卓を囲む時間も、礼拝の大切な一部だと感じます。

まだ、規模は小さい教会かも知れないけれど、大きなビジョンを与えられています。

伝道師と忠実な執事たちの姿に、いつも励ましを受けています。

月に一回だった礼拝を、まずは月に二回捧げることをスタートしています。

神さまが、豊かに祝福してくださり、このバルセロナで教会を自由に用いてくださりますように。

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アムステルダム 20170214

オランダ南部での二泊にわたる滞在を終え、昨日からアムステルダムに移動しました。

この街で、今は定期的に礼拝を捧げるための会堂をもっていないのですが、いつも自宅を開放してくださる方がいて、そこでバイブル・メッセージを伝え、共に食卓を囲みながら、聖書のことばを分かち合う時をもっています。

いつも不思議と、求めをもってきてくださる方々が集められます。

 

この街でいつも定宿にしているホテルの部屋

最近は、どの街にいたとしても観光には関心がなくて、籠って仕事したり、休息をとったりしています。

ここも、なんだか自宅にいるような趣があって、ホッとします。

いつも、滞在している場所から、次の移動場所のでの仕事の備えをしつつ、遊牧民のように暮らしています。

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オランダ南部日本語キリスト教会礼拝20170212

オランダ南部日本語キリスト教会礼拝

昨年9月以来、この群れに再び戻ることが許された喜びが溢れました。

農家の羊小屋を改葬した礼拝堂に、北ヨーロッパの各地から人々が集められてきました。

増谷さんによる、丁寧な英語通訳、ギドーさんのオランダ語による聖書朗読

そして、ともに聖餐に与る時間

礼拝後は、大切な年次報告会が行われましたが、新体制で教会が次のステージへ進むことが確認されました。

規模の拡大を目指すのではなく、本当に家族とされ、キリストのからだとして一つにされていくことを願い祈りました。

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