伊香保にて

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群馬県の伊香保に行ってきました。
渋川市にある、歴史ある温泉町です。
というのも、帰国した宣教師のためには無料で
人間ドッグをして下さるお医者さんが群馬におりまして、
その病院で体を隅々まで点検してもらったのでした。
血や尿を取り、心電図をとり、血圧をはかり、骨や血管の堅さを検査し
バリウムを飲んで、グルグルと体を廻されるというフルコース(?)
その日のうちに、レントゲンや検査結果データをみながら
お医者さんが丁寧にコメントをくださります。
最後に、お腹の中にあるバリウムを出すために下剤を飲まされます。
そうなると、そのまま関越道を走って東京へ帰るのはデンジャラス
というわけで、伊香保に前日からインターネットで
温泉宿をとっておいたわけです。
平日の温泉町はすいているのかと思いきや
バスで乗り付けてくる団体様ご一行で賑やかでした。
ホテルはバイキング式の夕食だったのだけれど
皆が浴衣で押し寄せてくるのに、僕一人でポツンと
夕食を食べていて、奇妙なお客さんなってしまいました。
それにしても、伊香保って「寂れ感」が何とも良い。
7年くらい前に、青梅の高校で担任をもってたときに
卒業式後に、同じ学年を受け持った担任団で
職場旅行に来たことを想い出しました。
すこしだけ、自分をリセット出来る良い時間でした。
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元麻布にて

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東京に来て三週間が経った。
いつも8時間遅いミラノを意識している。
東京の日没のころ、ミラノでは人々が動き始める。
同じ時を共有することの出来ないパラレルワールド
TOKYO-8=MILANOは僕の頭のなかにある公式
「東京の印象はどう?」良く聞かれる言葉だ。
素敵だ。だって、僕が生まれ育って愛した街だ。
愛する人や友人達の多くはここに住んでいる。
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新宿でひとり、夕食を済ませ、元麻布の隠れ家
カフェ縁縁に足を運んだ。とても久しぶりだ。
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オーナーの村上君と久しぶりの再会
彼と夜な夜なクラブでVJをしていたのはもう5年前のこと
「あれから、街の印象はどう変わった?」そんな話題で
自分が口にしたことは、すこしネガティブだっただろうか
「イミテーションの光の質が、とても高くなっている。
本物に限りなく近い。そんな印象を受ける。」
「岩盤浴とかアロママッサージとか、そんなお店が
とても増えていないかい?皆がとても疲れている。」
そして、寂しさが蔓延しているように感じる。
本当は東京は何一つ変わらなくて、いつも
人の心を映し出して瞬く、鏡に過ぎないのかも知れない。
帰り道、外苑東通りを運転しながらそんなことを考えた。
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サンプラザ中野

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中野区とは馴染みが深いものの(かつて中野区の職員だったこともある)
サンプラザ中野の最上階にあるレストランにははじめて入った。
14歳の時に僕に洗礼を授け、もう何十年もお世話になってきた
牧師夫妻と、東京の町並みを見下ろしながら昼食
町並みも、目の前の牧師夫妻も、年月を経てきたことを想わせる。
今後のことなども、言葉を選びながら話す時間をもちました。
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箱根へ

箱根の山の上で、年に一度開かれる
全国の牧師コンベンションに参加
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箱根スカイラインは、うっすらと雪をかぶっていました。
懐かしい人々再会し、各セッションの内容も有意義でした。
本当は三泊四日の日程なのだけど、僕は
一泊で東京に戻らなければならず少し残念
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帰りに峠から眺めた富士山
日本は美しい国だなぁ。
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六本木へ

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イタリアの時刻に合わせて、ミラノとのインターネット会議に参加するため
六本木交差点にあるMさんのマンションへ21:30分に出向く
乃木坂に車をとめ、乃木神社横の階段を上って外苑東通りを
飯倉方面に歩くと巨大なビルの森に出くわした。
かつて旧防衛庁の一体がこんなにも姿を変えてしまったのかと驚嘆
この街にいると自分のことが、巨大で発行するモニターを構成している
ピクセルの一つになったような錯覚を覚えます。
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地下鉄(メトロ)に乗って

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東京に来て早くも2週間が経過
よく地下鉄に乗って都内を移動しています。
そうそう、ミラノから成田までの飛行機内で
浅田次郎原作の映画 「地下鉄(メトロ)に乗って」 を観た。
そのせいで、地下鉄のプラットホームに立つたびに
この映画のことを想いだしてしまう。
堤真一演じるサラリーマンが地下鉄を降りると
そこは昭和39年の新中野だったという物語
いわゆるタイムスリップものなのですが、
脇を固めている大沢たかおと岡本綾がなかなか良くて
小林武史の叙情的な音楽が良かったです。
エンディングロールで流れるsalyuの唄で少し泣けます。
あと、この salyuのプロモーションビデオ に出てくるような人々が
実際に地下鉄に乗っていたりするのに、人々は無関心だったりして
東京はあらためて奥深いところだと思う今日この頃です。
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新潟へ

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昨年イギリスのケンブリッジから帰国した旧い友人に会うため
彼が暮らす新潟を訪ねる。
新潟はイメージしていたよりも近かった。
東京から新幹線で一時間四十分ですよ。
しかもノンストップ
新潟は雪が降っていなかったし、積もっていなかった。
どこか、彼と昨年出会ったイギリスの風景とも似ている。
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回転寿司に連れて行ったもらったのだけれど、美味くてびっくり。
そうかー、米所だし、海も近いから魚も新鮮、これで全皿百円
豊かなところなんだなぁ。
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白鳥が遠いロシアから渡ってきていました。
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連れてきてもらった温泉はバスクリンのような緑色
加水も加温もしない天然温泉で、色も自然なものだそうな。
川の流れをぼんやりと眺めながら、温泉につかって
久しぶりにゆったりと友人と話すことが出来ました。
日本は良い国だなぁ。つくづくそう感じる新潟でした。
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帰国した理由

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帰国した翌朝、僕が生まれ育った町からは
連なる公団住宅の向こうに富士山が見えた。
小さかったころ、よく観ていた景色だ。
なんだか、時間の経過が感慨深い。
今回の突然の帰国は、僕が中学生の時から育まれた
中野にある教会の牧師が癌であることがわかったからだ。
昨年のクリスマスの後、手術を受け
直腸や肝臓の一部などを摘出した。
面会謝絶が解けたばかりの病室を訪ねると牧師は僕の手をとって、
「しばらくの間、牧師の仕事を任せるよ。」と言った。
「病気は嫌だけれど、神を感じるこの時間が嬉しい。」
と語った牧師の目は、力強かった。
ミラノを離れているのは寂しいけれど、僕もこの時間を
大切にしようと思う。
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トーキョーの猫

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予期していなかった事情により、日本へ一時帰国
夜にミラノを発つ飛行機の中ではいつも眠れない。
やっとたどりついた実家でも、時差ボケで眠れない。
夜中のFM(J-wave)を久しぶりに聴きながら、
猫のコビを枕元に連れ込み、機嫌をとりながら朝を待ちました。
僕がイタリアに行った際に、実家に引き取ってもらった猫のコビ
いつ会っても、何か言いたげな表情です。もう許しておくれ。
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ナポリの猫

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海岸沿いの風が冷たくなり始める時刻に
優雅に家路につく猫をみつけました。
さっきまでずっと、岩場で釣り糸を垂れていた
釣り人の傍にいたのだけれど、何も釣れていないらしく
愛想をつかしてしまったようです。
日本の実家にいる猫のコビを想い出しました。
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