帰国した翌朝、僕が生まれ育った町からは
連なる公団住宅の向こうに富士山が見えた。
小さかったころ、よく観ていた景色だ。
なんだか、時間の経過が感慨深い。
今回の突然の帰国は、僕が中学生の時から育まれた
中野にある教会の牧師が癌であることがわかったからだ。
昨年のクリスマスの後、手術を受け
直腸や肝臓の一部などを摘出した。
面会謝絶が解けたばかりの病室を訪ねると牧師は僕の手をとって、
「しばらくの間、牧師の仕事を任せるよ。」と言った。
「病気は嫌だけれど、神を感じるこの時間が嬉しい。」
と語った牧師の目は、力強かった。
ミラノを離れているのは寂しいけれど、僕もこの時間を
大切にしようと思う。
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最近読んだ本に,新潮社新書に小山内博医師の「生活習慣病に克つ新常識」があります。日頃から血液の循環を良くすることの大切さが様々な検証から説明されてて,勉強になりました。要は適度な運動を継続的に行うことが大切ですよね。感謝の気持ち。大切な思い。時間を共有する。最近,周囲の変化に切実さを感じるところです。
>ゆー
「生活習慣病に克つ新常識」本屋で探してみますね。感謝の気持ち。大切な思い。時間を共有する。本当に大切ですよね。
機会があれば、またお会いしたいです。