バルバレスコ

20090701-1.jpg
ピエモンテ州のワインの聖地ともいえる バルバレスコ(Barbaresco) 村に立ち寄りました。
20090701-2.jpg
人口が僅か600人位の小さな村ですが、特産品である「バルバレスコ」は、
イタリアにおける最高級ワインの代名詞です。
20090701-3.jpg
「バルバレスコ」を名乗るワインは、イタリアのワイン法で品質保証付きの高級
ワインを示ため生産地、葡萄品種から製造法に至るまで厳格に規定されています。
20090701-4.jpg
村のエノテカ(ワインナリー)のソムリエは、膨大なバルバレスコの中から、丁寧に
当たり年や、銘柄、生産農家の違いなどを教えてくれました。
同じ年や銘柄であったとしても、大きな樽でつくられたか、小さな樽でつくられたかでも
味が変わるそうで、小さな樽育ちの葡萄酒は、やわらかな味になるそうです。奥深し
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

リビエラ→コートダジュール→ピエモンテ

20090630-1.jpg
サンレモの朝、バルコニーにリヴィエラ海岸からの心地よい風が入ります。
水平線と空の境目がよくわからないブルーのホリゾントです。
20090630-2.jpg
ハンナは、しきりに潮風の薫りを味わっていた。ミラノとは違うよね。
20090630-3jpg.jpg
海岸沿いを走りつつ国境を超えフランス、コートダジュールの花、ニースへ
20090630-4jpg.jpg
透明度の高いエメラルドグリーンの海、ああ、僕も何も考えずにダイブしたい
20090630-5jpg.jpg
アタシも飛び込みたいワン
20090630-6.jpg
モナコ公国にも立ち寄ってみました。金を持たぬ者来るべからずという雰囲気もあり
僅かな時間休憩して、今日の目的地であるイタリア・ピエモンテ州を目指します。
20090630-7jpg.jpg
イタリア屈指のワイン産地であるバルバレスコ近郊の村にあるレストラン
La Ciau del Tornavento<ラ・チャウ・デル・トルナヴェント>が今日の旅の目的地です。
ここはミシュランの1つ星を獲得している名店ですが、ミラノ時代の友人のKさんが
厨房で勤めていて、彼女の顔を見ることも大事な目的でした。
20090630-8.jpg
本当に素晴らしいお店なのですが、なんとカメリエーレ(給仕)として、日本人のソムリエさんが
勤務していました。丁寧にお料理とワインを解説していただき、食後にカンティーナ(ワイン倉庫)
をみせてもらうことができました。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

サンレモ

20090629.jpg
イタリア・リグーリア州の、フランス国境に程近いサンレモにいます。
先週の土曜日に日本からミラノに到着し、日曜日はミラノとピアチェンツアの二か所で
礼拝メッセージを取り次ぎ、その翌日なのでノンストップな感じがありますが、リラックスして
旅を続けようと思います。
サンレモ(san remo)って、夜景がどこか熱海みたいだよなと感じていたら
実際のところ、静岡県熱海市と姉妹都市でした。リヴィエラの夜風が心地よいです。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

父の遺した絵

20090626-1.jpg
東京・羽村市にある父のアトリエの片づけに数日間を費やした。(それでも、まだ終わっていない。)
物を捨てることができない性分の父が、30年間使った濃密な空間を整理(処分)していく時間は
とても言葉にできない時間だった。
その間、口をきく気にもなれなかったし、ブログもつけられなかった。
20090626-2.jpg
父が観てきた展覧会のチケットの半券、愛読していた雑誌、愛用していた文房具、スケッチブック
そういった遺品を、ごみと処分する行為は、自ら父を葬る作業のようでいたたまれない。
20090626-3.jpg
今回の遺品整理で希望だったのは、父が描き残した絵画群だけは拾い上げて保管することだ。
20090626-4.jpg
父の絵をひとつひとつ壁に立てかけ眺めると、父がよみがえってくる気がする。
独特な色遣いと絵肌、部屋は整理できない男だったが、キャンバスの画面だけは
無駄なものが排除された構図がある、
20090626-5.jpg
馬が好きで、聖書の主題を好んだ。ダマスコの途上で回心するパウロ、良きサマリヤ人のたとえ
20090626-6.jpg
「宗教は嫌いだ。」が口癖だったが、絵を描く行為でしか信仰告白できない父だった。
筆や絵の具、パレットといった画材は捨てずにイタリアに送るよ。続きは僕が描くから。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

納骨

20090620.jpg
梅雨の晴れ間の、少し蒸し暑い土曜日に、近親者が見守る中で、父の骨を墓石の下に納めた。
墓石屋さんが慣れた手つきで、ひょいと父の骨壷を抱えて、しまいこむ所作を見守りながら
母は泣いていた。
埼玉県、東松山市の森林公園に程近い緑の中に父の墓がある。
「こんなさみしいところに、一人で」と母は言っていた。
「父はあの墓石の下にいる訳ではないし、一人でもないはずだよ。きっと。」
と、父の骨すら失われてしまった実家に向かう車の中で会話を交わした。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

JAL to Tokyo

20090616-1.jpg
JL418便で定刻通り、日本に着きました。
分厚くて低い雲と、湿度のにおいが、日本です。
今回機内はわりとすいていて、三列のシートに自分ひとりだったので、機内上映の
映画を三本立て続けに見た後、横になって眠ったら到着したという、理想的な移動でした。
20090616-2.jpg
レインボーブリッジを渡り、浜崎橋から首都高の環状線に合流する時
いつも、自分がこの街を構成する匿名の細胞組織の一つになるような錯覚を覚えます。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

暑さと、中古のプロジェクター

20090615-1.jpg
ミラノも毎日30度を超える日々、湿度も高めで、すでに夏本番です。
ハンナは暑さに弱くて、アスファルトの上を歩くと堪えるようです。
20090615-2.jpg
話は変わって、わが家の門番のおじさんが「昔は映画の仕事をしていたんだよ。」という話に
なったさい、業務用のプロジェクターを買ってくれないかと申し出られた。
今日おじさんが、その巨大なプロジェクターをもって、身振り手振りでプレゼンテーションを
してくれたのだけれど、如何せん10年くらい時が経っているようで、おじさんの提案した
1500ユーロ((日本円で20万円)という値段は高すぎるみたい。
映像機器のここ十年の進歩は凄まじいので、10年前はそれはもう高級品だったのだろうけど
今となっては、400ルーメンのプロジェクターなんて、市販用以下だからね。
とはおじさんには言わないで、「考えておくね。」と言ったら、じゃあ「900ユーロでどう?」
と、いきなり10万円近い値引きを提示されましたが、多分買わないと思います。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

Yさんのお誕生日

20090614-1.jpg
日曜日の礼拝の後、サプライズ(?)でYさんのお誕生日をお祝いしました。
日ごろ、一人ひとりのことを気にかけて、お誕生に会などを企画してくれるYさん
自分がお祝いされるのは、ちょっと照れくさそうにも見えました。
AさんとSさんが、この日のために手作りのチーズケーキを焼いてきてくれていました。
その後、皆でピザのおいしい中華料理屋さん(変な表現)で、お祝いのお食事会をもちました。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

森へ行く日

20090613-1.jpg
今日はミラノの教会で、ミラノから60キロほど離れたクレモナとピアチェンツァの間にある
森林公園でバーベキューが企画されていたため、早朝にスイスのIさんの家を発ち、ダイレクトに
その森へと向かいました。
20090613-2.jpg
森の入口に、このようなトラクターが迎えに来て、後ろにつながれた客車に乗って
広大な敷地内を移動します。森林は、自然の姿をそのままに、よく整えられています。
20090613-3.jpg
うちの犬ムスメですが、長いドライブ旅行に付き合わされた事もあり、疲労で
目がイッちゃっています。大丈夫でしょうか?早く水をあげなければ・・・
20090613-4.jpg
その後体力を回復し、森の中では孔雀に出会い、猟犬魂をときめかせていました。
20090613-5.jpg
しかし、白鳥の夫婦には完全に無視(シカト)されて、傷心のご様子でした。
20090613-6.jpg
僕はと言えば、正直、移動距離の多さが体力的には厳しい今日この頃なのですが、
それでもとても心地よい森林浴ができた一日でした。
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

フランス・ストラスブール

20090612-1.jpg
ドイツとの国境に近いフランス・ストラスブールで、
学生たちを対象に聖書のメッセージの時をもちました。
牧師にとって、教会やクリスチャンの集まりなどでメッセージをするときはホームでの試合
聖書のことなどはあまり知らない、という人々たちの前で語る時はアウェイでの試合という心境
そして、今日はアウェイだった訳ですが、皆さんメッセージの後に、積極的に
本質をついた質問をくださり、良い時となりました。
往復1000キロの道のりを、パリから来てくださったS田父子と細川牧師にも感謝
そして、このような時をオーガナイズしてくださったIさん、本当にありがとうございました。
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)