マドリッドのフェルナンド&ヨシエさんのお宅で、日曜日の礼拝を捧げました。
新しい出会いもあり、良い風を感じる恵み豊かな時間でした。
礼拝後、皆で昼食を取った後、僕は少し疲れが出てシエスタ(お昼寝)をさせてもらいました。
その後、フェルナンドさんが車で街を案内してくれました。夜七時を過ぎてもこの日差しです。
マドリッドは洗練された大都市で、伝統的な建築と、斬新な近代建築がうまく融合しています。
ドライブしながらフェルナンドさんは「この建物は・・・」というふうに解説を加えてくれます。
古くからあるタパスで、イカのフライをおつまみに注文し、地元のビールで乾杯しました。
もう一軒梯子して、とあるビルの屋上にあるオープンエアのラウンジで、沈む夕日を眺めながら
おしゃべりをして、ゆったりと過ごすことができました。
夜十時過ぎに、ようやく太陽は沈み、日曜日が終わって行きました。
(実はそのあと大切な会議もありました。それもまたよきことかな。)
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
バルセロナ→マドリッド
バルセロナで礼拝をささげた後、TIBIDABOと呼ばれる丘の上にケーブルカーで上りました。
いつまでも建設中のガウディによるサグラダ・ファミリア教会が見えます。
丘の上には教会があり、天辺のキリスト像がバルセロナの街を見下ろしています。
日の沈む時刻にバルセロナ空港から飛び立ち、マドリッドへと向かいました。
22時過ぎにマドリッド空港に降り立つと、フェルナンドさんが車を運転してご夫妻で向かいに
来てくださっていました。景色のよい彼らの家で、眠る前にともに静まる時をもちました。
10年前の今日
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バルセロナ 20090710
バルセロナのIさんが主宰するBONSAIIKEBANA(盆栽生け花教室)にて、日本語での
聖書の勉強会をもちました。聖書は初めてという二人の若者が来てくださり良い時間でした。
その午後、この教室に通ってこられているスペイン人の女医さんが今取り組んでおられる
興味深い高齢者支援の仕組みを、その方の事務所に行って見せてもらいました。
バルセロナには80歳以上の高齢で身寄りが全然いない人が市内では8000人以上いるそうで
その身寄りのない方々の家のカギを預かり、ネットワークでと24時間つなぎ、体の面も心の面も
サポートするという取り組みです。
お年寄りは、ネックレスのように首から下げたボタンを押すだけですぐにこのセンターに繋がり、
緊急時にはバイクでスタッフが駆け付けるようになっていますが、これらの費用はバルセロナの
税金で負担され、加入者の負担はゼロだそうです。僕が日本で政治家だったら、そのまま導入したいと思うような仕組みで、本当に感心しました。
10年前の今日
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バルセロナ 20090709
犬ムスメのハンちゃん、元気ですか。
お父さんは飛行機でバルセロナに着きました。
旅が好きだというわけではなくて、神様が行きなさいというところに
出かけて行き、会うべき人と出会うことが、人間のお父さんの仕事です。
常宿にしているホテルはゴシック地区にあって、古いバルやタベルナがあって素敵な場所です。
ホテルも常時接続で無線LANインターネットが繋がっているので、仕事もはかどります。
ところで、ハンちゃんはお父さんが旅に出るとき、いつも何か言いたげですね。
iPhoneの写真フォルダに残っているハンちゃんの表情をみていると早く家に帰りたくなります。
10年前の今日
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教え子帰る
元教え子gamさんとaiさん、僅か二泊の滞在でフランスに戻ります。
なんかこちらも時間をあまりとってあげられなくて悪かったなぁ。
あと数日間ルーアンに滞在して、パリ経由で日本に戻るそうです。
また会いましょう。ボン・ボヤージュ
10年前の今日
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教え子来る
今朝のミラノは大嵐で、一部浸水したり、車が流されたところがあったり、停電するところありと
大変な騒ぎだったのですが、お昼前にカラリと晴れ、たちまち夏の空になりました。
芸術高校時代の8年も前の教え子gamさんとaiさんがパリから12時間も電車に揺られて
昨夜ミラノに到着しました。こうして訪ねてきてくれるのは嬉しいものです。
二人はパリに住んでいるわけではなく、今回はaiさんが日本から
フランスのルーアンでパフォーマンスのために招かれていたのでした。
一方、約二週間イタリアに滞在されたM夫妻は、今日が日本帰国日
ハンナとの公園散歩も今日が最後となりました。
ハンナといえば、出会った別のワンコと意気投合して駆けずりまわったり
草むらで見つけた亀に「萌え」たりしていました。
そんな、ミラノに来た人、発つ人、ずっと住んでいる人、ワンコなど大勢で
隣町のLODIまで足を伸ばし、ランチをしました。大聖堂と広場が美しい町です。
夜は、芸高時代にカレー部の部長と副部長であったgamさんとaiさんが我家のキッチンで、
あの頃のカレーを再現してつくってくれました。それはもう、美味かったです。
10年前の今日
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ミラノ – 生まれた町のにおい
久しぶりにミラノに戻り、ハンナと公園を散歩。ハンナもどこかホッとしているようです。
飼い主につき従って、いろんな国を旅してきた犬ですが、ハンナにとっては
自分が生まれた町のにおいが一番落ち着くのでしょう。表情をみると解ります。
10年前の今日
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フィレンツェ
旅の終わり、トスカーナを離れる際、今回アテンドさせていただいたM氏から
「やはりフィレンツェを見たい。」というリクエストがあり、立ち寄ることにしました。
まずはメディチ家の礼拝堂、外観がシックなわりに、中が荘厳で、とくに珍しい色の
大理石をふんだんに使った配色は圧巻なのですが、写真撮影NGなのが残念
サンロレンツォ教会はファザードが未完成で、レンガを積んだままになっています。
荘厳なファザードばかりを観た後だとむしろ新鮮
こってりしたイタリア料理が続いた後に日本蕎麦が美味しい感覚でしょうか。(違うか。)
フィレンツェは盆地のせいなのか、えらく蒸し暑く、ハンナも夏バテ気味でした。
石畳が熱くて、肉球もちょっとアツアツになってしまったようです。日陰で一休み
花の都の象徴、フィレンツェ大聖堂(DUOMO)、いつ観ても圧倒される美しさです。
隣接する洗礼堂の天井画、金箔の背景に聖書の物語がつづられたドームです。
この街を最後に今回のツアーを終え、ミラノに戻ります。
10年前の今日
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ルッカ
トスカーナの平野の真ん中に位置するルッカ(Lucca) を訪れました。
いまだ完璧な、全長4キロメートルの城壁に囲まれた紀元前からの街です。
ルッカには現在も100以上の中世からの教会が残っており、教会の街とも呼ばれています。
ロマネスク建築様式のバジリカ形式で建築されたドゥオモは、なんとも美しいです。
そして、その斜め向かいにはまた教会があったりして、バール(カフェ)の数より教会が多い。
内部には、一部剥離しつつも、壁画が時を止めたまま残っています。
かつての円形劇場跡地が今は広場になっていて、360度建物に囲まれた
「抜け落ちた空間」として印象に残りました。
10年前の今日
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オルヴィエート
イタリア・中部のウンブリア州にある、オルヴィエート(Orvieto)に来ています。
『世界一美しい丘上都市』とよばれ、かつて教皇の隠れ家として栄えた古都です。
街の路地には中世の面影が色濃く残っています。
古代エトルリア時代には隆盛を栄えたという歴史が、いたることろから伝わってきます。
崖の上に聳え立つ子の街の中心には大きな美しい大聖堂(ドゥオモ)がそびえ立っています。
ゴシック建築の宝石とも呼ばれるこの大聖堂の美しさに、いつまでも、外からも、中からも
眺め続けて、静まっていたい気持ちになりました。
夕刻から、この街に嵐が迫ってきそうだったので、名残惜しい気持ちで、帰途につきました。
10年前の今日
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