早朝、移民管理業務を行う警察署に出向く。待ち合わせ所には、クリスマスのプレゼピオ
日頃外国人に対して横柄な扱いをする愛想のない警察官たちも、こうしてキリスト降誕の場を
表現した模型をつくってクリスマスを待ち望むのだなと思うと、なんだかた暖かな気持ちになる。
そしてついに、というか一年前に更新申請書類を一式提出して待ち望んでいた滞在許可証が
本日やっと交付されました。実に一年待たされた。いつも忍耐を学ばせてくれて有り難うイタリア
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
天丼とミラノ
今日から12月、牧師も走っちゃう季節に入ったなぁ。などとおもいながら
久しぶりにガリバルディ通りを歩きました。
珍しい車を見かけました。チンクエチェント(FIAT500))のアバルトチューン、カーボン素材
のような艶消しの塗装が施されていて、サソリのABARTHエンブレムが映えています。
この通りにある、日本料理屋[OSAKA(大阪)]でアレッサンドロとジェニーと昼食
彼らはすっかり日本食のファンで、今回アレッサンドロは天丼に初挑戦、美味い美味い
と食べていました。僕は豚骨ラーメンとチャーハン・餃子のセット定食
来年の5月に結婚する彼らの新婚旅行先は日本に決定だそうで
どんなプランがお勧めかとかいう話題で盛り上がりました。
10年前の今日
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月曜日の朝
日曜日まではトライアスロンのように駆け抜けるので、月曜は少し遅く起きます。
よく寝られた、と思いながらボーッとBARに出かけラテ・マキアートとブリオッシュの朝食
これが僕の休日の朝です。
とはいえ、家に帰って習慣的にパソコンを立ち上げて、メールを読んだりすると
「うーん。」と考え込むような案件などがあったりして、あまり休日にはなりませんな。
意識的に「パソコンに電源は入れない。」「どこかへ気分転換に出かける。」というような
チャンネルの切り替えが必要なのかも知れません。
10年前の今日
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ピアチェンツァとミラノで礼拝
冷たい雨がしとしと降る日曜日の朝、通訳のtaiさんが我が家に到着するのが予定より
一時間以上遅れており、しかも彼が携帯電話を家に置き忘れてきたので連絡がつかず、
事故でも起こしたのではないかと正直ちょっと心配しました。
ちょっとしたアクシデントがあったとのことでしたが無事に表れた彼の姿をみて安堵
急いで我が家を出て車で一時間ほどのピアチェンツァ(Piacenza)を目指します。
我が家を慌てて出たせいで、講壇に立つ直前に、上着を家に置いてきたことに気づきました。
礼拝後に「寒くなかったの?」と聞かれましたが、寒いというよりちょっと恥ずかしかったです。
(今気づいたのだが、この時通訳のタイさんは僕に合わせて、ご自分も上着を脱いでいる・涙)
ここの教会はいつも熱いパッションを感じるので、メッセージを伝えていても
こちらも熱くなります。礼拝後に美味しい韓国料理を昼食で頂き、その後ミラノへ移動
途中我が家に立ち寄り、上着をとって教会へ
渾身に力を注がれて、精一杯メッセージをお伝えしました。
日曜日の夜は、真っ白に燃え尽きて「あしたのジョー」の最終回のようになっています。
10年前の今日
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バルセロナ20091128
バルセロナの土曜日もうすぐ12月とは思えないほど、豊かな日差しが降り注いでいました。
バルセロナの教会メンバーが強く祈りを続けて与えられた礼拝場所
今日はその会堂ではじめて礼拝を捧げるときとなりました。
通りに面した教会の中庭には、多くの人々が訪れます。
地域に浸透し、受け入れられ、愛されている教会であることがわかります。
礼拝後、教会のメンバーたちと記念のスナップ
今はまだ小さいですが、大きな可能性を秘めた一歩を踏み出しました。
10年前の今日
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バルセロナ20091127
早朝の便でミラノ・ベルガも空港からジローナ空港に着きバスでバルセロナに入ると
もはやランドマークといえる座薬ビル(そんな名前じゃない)に出迎えられました。
間もなく12月とは思えないほどの太陽が降り注いています。この季節、欧州を覆う
鉛色の雲から逃れてスペインを目指すツーリストが多いのも頷けます。
10年前の今日
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霧のむこうにミラノ
ハンナと朝、公園に出かけると、ようやく朝の8時ごろから日が昇り始めます。
それは眩い朝の光ではなく、ミルク色した霧のホリゾントが静かに明度を増す感じ
ミラノがこの季節特有の霧に包まれるようになると、クリスマスが間もなくやってきます。
アドベント(待降節)と呼ばれる季節に今年も入ります。
10年前の今日
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落ち葉狩り
枯れ葉の積もる公園をハンナと一緒に歩きました。
サクサクという足下に伝わる感触が心地よい秋晴れの日でした。
10年前の今日
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イタリア・ローマからスイス・アスコナへ
ローマ郊外で目覚める。
ホテルの窓を開けると、収穫の終わったブドウ畑とオリーブの木
イタリア半島を南まで下ってきたのだなと思う。
今日はミラノを目指して北上するが、さらに国境を越えてスイスのアスコナを目指す。
マッジョーレ湖畔にあるその町に一軒の日本食屋があって、そこでHさんが寿司を握っている。
彼は二時間もかけてミラノの教会にも来てくださるのだが、まもなく日本へ本帰国する。
今日を逃したら「一度お店に伺いますね。」と口にした約束が果たせない。
700キロほど車を走らせ、その町に着き、お店を見つけた。
店に入るとHさんはうれしそうに「まずは刺身から。」といって美しい手さばきで
刺身を盛りつけてくださった。
見かけが美しいだけなく、繊細さを感じる味だった。
包丁や手を通して、その人の持つ愛情は食材に伝わるのだなと思う。
その後握って貰ったお寿司などを頂きながら、惜しい人材がまた一人
欧州から離れてしまうなと思った。彼の人生の新しい章にも祝福があるように
カウンター越しに彼と祈ってから、その店を離れ、ホームタウンのミラノに戻りました。
10年前の今日
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ローマ、コロッセオ・カタコンベ
中野雄一朗牧師ご一行とのイタリアの旅も今日で終わり
最終日はコロッセオへご案内、ここを観なければローマを観たとは言えない(?)
二千年も前の巨大建造物が、今も堂々とした佇まいで悠久の時の流れを証言しています。
その後、フォロ・ロマーノやカタコンベを観て歩きましたが、特にカタコンベは素晴らしかった。
迫害時代の初代教会の痕跡を目の当たりにして、心燃やされるものがありました。
夕刻のレオナルド・ダ・ヴィンチ空港からご一行を日本へと見送ったら、なんだかとても
寂しくなりました。また、次にお会いできる時を楽しみにしています。
10年前の今日
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