今日はT君と夕食を共にする約束をしていた日
我が家のすぐ傍にあるシチリア料理屋さんで、ボッタルガのパスタ
マグロのたたき、イカのパン粉揚げなどの男っぽい(?)メニューを
男っぽく、ガツガツ、モリモリと食べました。楽しい夜でした。
11年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
私も食べたい
近所のバールにて、ラテ・マキアートとブリオッシュの朝食
テーブル越しに見上げている犬ムスメは、床にポロリと落ちてくるパン屑を
ひたすら待ち侘びているご様子です。
11年前の今日
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冬の光
走り続ける日々が続いていたけれど、今日は「あー、たっぷり寝たんだな。」と思える朝
こうして冬の光を浴びて公園を散歩できるなんて僕は嬉しい、ハンナも嬉しい。
池では渡り鳥の家族が日向ぼっこをしていたんだけれど、ハンナが駆け寄ったら、皆慌てて
飛んで逃げて行きました。そして誰もいなくなった水面
「私、脅かすつもりじゃなかったんだけど」という、ひとり残され顔のハンナです。
11年前の今日
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Piacenza-Milano 20101128
日曜日、雪が降る中朝はピアチェンツァの街で礼拝メッセージ
夕方からはミラノで礼拝メッセージと、ダブルヘッダーの日でした。
礼拝後は皆で中華料理屋さんへ移動、共に食卓を囲み、外は寒いけれど
心は暖かくなるような時間をもちました。新しい一週間の始まりです。
11年前の今日
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Barcelona 20101127
バルセロナは今朝も快晴、ホテルからの眺めは近代的なビルも目立ち、何処か東京のよう。
このカトリック教会の会堂が与えられ、月に一度日本語での礼拝を捧げるようになり
今日で1年目を迎えることが出来ました。色々なところを通らされたけど、導いて下さった
神様に感謝の気持ちが溢れました。
11年前の今日
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Barcelona 20101126
昨日スイスから戻ってきたというのに、今日はバルセロナへ移動
早朝にミラノ・ベルガモ空港に向かう時から雪が降り始め、飛行機も
機体に降り積もった雪を溶かすために、しばしフライトを見合わせ
でもね、飛びました。思わず「嵐の雲も遥か上は 上天気」という
DREAMS COME TRUEの「a little walts」を(心の中で)口ずさみました。
雪をかぶったピレネー山脈、美しい神の造形に見惚れます。
盆栽生け花教室での小さな礼拝も祝福され、夕方チェックインしたホテルの窓からも
快晴のバルセロナの空が拡がっていました。
夕食は、ピカソも愛したというcafe『4GAT』で
旧き良きバルセロナのまま時を留めているような素敵なカフェでした。
11年前の今日
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Swiss to Italy 20101125
アルプスを越えてミラノへと向かう。
雪を恐れていたが、青空が広がる快晴で路面の凍結もなし。
砂糖菓子のように真新しい雪を被った山々、もうスキーシーズンですね。
お昼過ぎに無事ミラノに到着、今回僕の車が整備中だったので、ご自身の大切な車を
貸してくれたTさんのBMW5ツーリングを返却前に洗車し、二千キロを超える長旅を労いました。
夜は愛するミラノ賛美教会の木曜礼拝、渾身の思い出メッセージを取り次ぎました。
盛岡から欧州を新婚旅行中のご夫妻もお迎えし、豊かな時間となりました。
11年前の今日
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France to Swiss 20101124
早朝のシャルルドゴール空港で、フィラデルフィアへ発つLeeご夫妻を見送った後
パリを後にし、スイスへと向かう。
今回冬タイヤを履いて来なかったので、空模様が気になった。
ドイツ国境と隣接するハイウェイを走りながら、移り変わる空を惚れ惚れしながら眺める。
太陽が沈んだ時刻に、スイスのIファミリー宅に到着、実に10日ぶりに我が犬ムスメと再会
リビングのソファに毛布を敷いて頂き、お姫様扱いで預かって頂いていました。
Nちゃんにもすっかりなついて、甘えております。
こんな犬用の防寒具も買って頂いて、なんとも幸せなワンコです。
長らく居候させて頂いていたけれど、明日一緒にミラノへ帰ろうな。
11年前の今日
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Murakami Versailles
早朝パリを出て、ヴェルサイユ宮殿へ。
ルイ14世の王室礼拝堂を見ながら巨大な権力を手にした
一人の国王の内面世界に思いを馳せました。
ベルサイユ宮殿では「Murakami Versailles」と題して、現代美術家・村上隆氏の作品展が
行われていて、話題を読んでいました。大胆な企画ですが、僕はとても興味深く観ました。
この作品の展示に関して、フランス国内では抗議デモも起きたとか報道されていますが
そのこと自体、したたかなキュレーターの話題づくり戦略の一つだったかもしれません。
実際に作品の置かれた宮殿の空間に立った印象としては「妙に合う。」というのが感想です。
かつてブルジョアジーに愛された、デカダンスな装飾芸術と、村上氏の作品の創りこみの
精密さと、こっそり盛られた毒の要素が結構合うじゃないか!と思ったのは僕だけでしょうか。
「ヴェルサイユの薔薇」に憧れて、あの時代にタイムスリップを希望したお客さんたちには
随分邪魔な展示だったのではないかと想像するけれど、歴史の厚さと保守性をもちながら
新しい物に常に寛容なフランスと、日本人のアーチストはつくづく良い相性があると思います。
これからもあらゆる分野で、同胞である日本人にどんどん活躍して欲しいなと願いました。
11年前の今日
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Paris 20101122
午前中、ルーブル美術館へ、サモトラケのニケを見上げると美大の石膏室を想い出します。
ラボルトも十代の頃、何枚デッサンしたことでしょうか。
ミロのビーナスも、通過儀礼のように描かされました。オリジナルはやはり美しい。
マルスはこんなに美しい全身像なのに、胸像になって日本中の日大予備校で
受験生たちを今も悩ませているのでしょうか。
何故、あの頃の僕等がギリシャの神々を死ぬほどデッサンしなければならなかったのかは
未だに謎ですが、世界中でこれらを最も巧くリデッサンできるのは間違いなく日本人でしょう。
麗しのモナリザさんは、今日も人混みの彼方
人波をかき分け近づくと、防弾ガラス越しにこちらを見つめ、優しく微笑んでいました。
あら、ハンナさん。いつのまに絵のモデルになっていたのか。
午後はバトー・ムッシュに乗船しセーヌ川遊覧、アメリカからのお客さんをご案内する
ベタな観光ルートを辿っていますが、何度見ても溜息が出る程の美しい景色ばかりです。
川を渡る冷たい風で冷え切った体をカフェのショコラを啜りながら暖をとり
夜は13区へ繰り出し、ベトナム料理屋さんおフォーで再び体を暖めました。
11年前の今日
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