寒の戻り

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春がそこまで来ている、と思いきや、今日は朝から鉛色の雲に覆われた
真冬並みに寒い日でした。ハンナはかまわず、駆け回っていたけれどね。
木曜夜の礼拝では、今日から「教会の建て上げ」にフォーカスした
連続メッセージをはじめることにしました。今日は第一回目でした。
毎日同じように流れているようでも、同じ一日なんて(当然ながら)ない。
後で振り返ると、あそこが大切な分岐点だったなって思うものですね。
10年前の今日
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水辺にて

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ハンナと久しぶりに池の周りを歩いた。
昔、ハンナはこの池が凍っているのに、氷の上を歩いて滑落したことがあるので
冬はあまりこの池に近づかないように心がけることが習慣づいていた。
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ハンナは亀が冬眠から覚めるのを待っている。
彼らが水面で日向ぼっこをする光景が好きなのだ。
今日、数匹の亀を見かけたけれど、まだ殆どの亀は眠っているみたい。
はやく春と一緒に、亀達が起きるといいね。
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犬に連れ出されて

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昨日まで降っていた雨があがったね。公園へ行こう。
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まだ湿っている大地からは、色んな匂いが立ちあがってくる。
ハンナは、全てを捉えようとするように、確かめるように、土の匂いを嗅いでいる。
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水辺に佇むアオサギを見つけた。
ハンナ、驚かしちゃだめだよ。
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朝の空気は、まだ冷たいけれど、風の中に春の粒子が確かに混じっている。
春が待ち遠しいね。
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雨の休息日

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月曜日の朝、少し遅く起きて近所のカフェへ
二月も今日で終わり、寒さが戻って来たような冷たい雨が降っている。
でも、部屋から窓越しに眺める雨は嫌いじゃない。
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朝食はラテ・マキアートとブリオッシュが定番
牛乳がたっぷりなのに、珈琲の香りが損なわれないのが不思議
脳みそに、失われていたカフェインと糖分が駆け巡るのを感じる。
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ハンナはテーブルの視線から、カフェの店員さんに熱いおねだり視線を投げかけて
パンを貰う事に成功していた。
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今日はメールをチェックしたり、返事を書いたりするのもやめよう。
意識的にミラノを離れるのが良いのではないかと考えて、
ビエッラ近郊まで理由をつけて車を走らせた。
うん、吸っている空気を週に一度変えることは、リフレッシュにいいみたいだ。
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二月最後の日曜日

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昨夜に引き続き、礼拝のメッセージはキム・チャングン牧師
ネヘミヤ記からのメッセージでした。
今、ミラノはファッションウィークで、日本から多くのバイヤーさんたちが詰め掛けています。
某アパレルメーカーのMikaさんも、出張でミラノに来られるごとに礼拝に参加して下さります。
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礼拝後、教会のメンバー数人とMikaさんを囲んでシチリア料理屋さんへ
美味しい食事と、くつろいだ会話で、楽しい食卓となりました。
馴染みの店員さんが写真を撮ってくれ「ばっちり、いい感じよ。」と言っていましたが
ワタシは目を閉じて残念な感じでしたよ。ま、いいけど。
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土曜夜の講演

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土曜日の夜、教会の小部屋で、韓国からお招きしたキム・チャングン牧師による講演があった。
二時間にわたる、濃い内容の講演だった。日本人にとっては長いかな、と思うのだけれど
韓国の人にとっては標準サイズ、昔からこういったレクチャーを聴く文化があるんだよね。
エペソ書をベースにした教会論だったのだけれど、印象に残ったのは
「人生にとって一番大切なものはなに?」(牧師が良くする問いかけですね。)と
人々に質問を投げかけたこと。
大抵は「神との関係」や「人生の目的」といった答えなどが想定されるのだけれど
彼は、人生にとって一番大切なものは「家族」と断言したうえで、説得力のある論を展開
大切なポイントがいくつもあったのだけれど、ちょっと多すぎたかな、という感もありました。
でも教会のメンバーたちにとって必要な栄養分、多くの人が養われた時間でした。
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はんなのしんぱい

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はんなからみて、こんしゅう、おとうさんは すこし かりかり していたみたい。
ちょっと、いそがしすぎて、よゆう がなくなっているみたいに、みえたの。
にちようび、ふたつのまちで、れいはいをして、とてもよかったけれど
からだは、つかれていたみたいなの。
げつようびに、いつもはおやすみにきめているのに、がいこくからきている
ひととおひるをたべるって でかけていったの。
かようびは、よるに せいしょのべんきょうをはじめたいという ゆうちゃんと
おはなししたあと めっせーじのげんこうをかいていたの。
すいようびは ふるいおともだちと おひるのやくそくをして
よるは せいしょのべんきょうかいにでかけていって よるに
たくさんの めーるのおへんじしているの
もくようびは よるのれいはいで、めっせーじをしてから あしたのじゅんびをしていたの
そして、きょうのよるは、かんこくじんのぼくしさんのかわりに、きょうかいで
めっせーじをするみたいなの
そしてあしたのあさの、おいのりかいのめっせーじの、じゅんびをするんだって
みんなにいつも、おやすみはだいじだよって、おしえているのに、じぶんはね、どうなの?
はんなは、おとうさんがときどきしんぱいになって、こうえんに、おさんぽにつれていくの。
おとうさん、こうえん いこーっ!!
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アヤメチャッタノ

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YRURI PARK工房の職人、アダから貰った鴨の縫いぐるみ(鴨クン)がハンナのお気に入り。
作りがリアルで、首根っこにかみつくと「クェーッ!」と鳴くように出来ていたのです。
それが楽しくて、ハンナは鴨クンの首根っこを咥えて、ぶん回すというのが大好きで
日に日に鴨クンはボロボロになっていったのですが、ついに叫ぶこともしなくなりました。
ハンナが激しく愛しすぎて結果、鴨クンは物言わぬ存在となってしまった。
「ちょっとやりすぎだったのかしら、好きだったのに殺めてしまったの。」と反省のポーズの犬です。
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A DAY IN THE LIFE 20110223

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今朝は自宅周辺(住宅街)をハンナと散歩
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ハンナは、ここの公園に設置されている、とぼけた顔の怪獣のオブジェにそれなりの
生命感を感じ取っているらしく、その周りを駆け回ったりするのが好きです。
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背中合わせで、日向ぼっこをしながら、無言の会話を交わしています。
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午後は、シチリア在住のサッカー・ジャーナリストのカミオ君とランチ
今日はチャンピオンズリーグの取材があるそうで、たくさんの興味深い
サッカーの話を聞かせてもらいました。
夜はバイブルスタディー、こちらも内容の濃い、大切な時間となりました。
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あり得ないカラヴァッジオ展

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久しぶりにミラノの中心部へ出る。
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大聖堂広場のすぐ傍にあるラジョーネ広場で開かれている展覧会を観に行くためだ。
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“Caravaggio, una mostra “impossibile”(あり得ないカラヴァッジオ展)と題された
展覧会のポスターや広告が、昨年からミラノの街に溢れ、一体どれだけの展示規模の
カラヴァッジオの大回顧展になるのだろうかと、以前からとても楽しみにしていたのだ。
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ところが、展覧会会場に踏み込んで一瞬にして、僕が育てていた期待は落胆に変わった。
なんと、展覧会会場には、彼の作品の「本物」は一点として展示されていなかった。
作品はすべてデジタル印刷されたものがライトボックスに貼られていて、それらの作品を
カラヴァッジオに扮したバロック時代の衣装をまとった俳優が、それはもう過剰な演技で
解説してまわるという「色もの企画」だったのだ。
そんなことは、ポスターの情報からはどこからも読み取れない。
会場で心から「あり得ないー。」と叫んだ僕は、つくづく彼の筆跡やリンシード油がまだ香る
ような、彼の「本物の」作品に触れたいと願いつつ、涙目で家路についたのでした。
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