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宅配便で航空チケットを受け取ったのは15:00を過ぎ。
奥歯が激しく痛んでいる。
タウンページで日曜日も診療している歯医者を探してみるが
一日だけ看てもらっても無意味だと思い直し、バファリンを飲んで支度をする。
パスポート・航空券・デジカメ・PALM・MDウォークマン・数日分の下着・長袖のカットソー
それだけで支度は済んでしまった。

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20000923

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コビを実家に預ける。
また すこしだけ
部屋の空気が薄くなった。

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20000922

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研究成果の中間発表会が終わった。
慣れないことでえらく緊張したけれど無事に終わってホッとしている。
連日、今日に向けて集中していたし今日は生まれて初めて、1000円もする
滋養強壮剤なんて飲んでみた。
仕事自体は、まだまだ課題はあって折り返し地点を通り過ぎただけなだけれど
しばらくは何も考えずに頭の中を真っ白にしていたい。

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20000921

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昨夜、ある人のWeb日記を読んでいて
PETER GABRIELが新譜を出していることを知った。
早速仕事帰りに、そそくさと新宿南口のTOWER RECORDで彼のアルバム[ OBO ]を
手に入れ、今部屋にて大音響で聴きながらキーボードを叩いている。
高校生の時にPETER GABRIELのアルバム[ SO ]と出会いクエィ兄弟が撮影した
「スレッジハンマー」のビデオクリップを観てすごい衝撃を受けた。
その6年後に、次のアルバム[ US ]が出たときは
僕は美術大学の学生で、その詩の世界に強くうたれた。
彼の音楽はとても映像的だったし、言葉はあまりにも詩的で、ついでに社会的だった。
横浜のランドマークタワーのギャラリーで[ US ]と題された、PETER GABRIELと美術作家の
コラボレーションによる展覧会が行われた記憶は今でも鮮明に残っている。
ワイアレスのヘッドホンをしながら会場を歩くようになっていて、
出品作家のブースごとに音楽が変わっていく。
つまり、[ US ]の制作過程でPETER GABRIELがそれぞれの曲のイメージや詩ごとに
作家を選定しお互いにインスパイアされながら作品を仕上げてきたのだ。
音楽家と美術作家にはこんな素敵な関係があるのか
と思い、もはやカテゴライズなんて無意味なことだと思わされた体験だった。
アンディー・ゴールズワジーとのコラボレーション[ Washing of the Water ]や、
レベッカホーンとのコラボレーション[ Secret World ]をなど、どれも素晴らしい
作品ばかりだった。
なにはともあれPETER GABRIELからはものすごくたくさんの影響を受けた。
そして8年ぶりのアルバムを手にしてふと気がつけば、僕は30才を超えていて
彼は50才になっているらしかった。
15年間で3枚しかアルバム出さないなんて凄いよね
「あと5年は、これを聴いてればいいよ」って言われているような気がする。
最近では、短いスパンであらゆるものを消費してしまうことに慣れきっていたから
こういう作品に触れると、それだけで嬉しい。

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魂に、青紫色の痣 広がる痛みすら伴わない内出血の痕跡
熱が感じられないことを軽くみて放置したために進行した低温火傷
神経までも 爛れてしまう 前に、ここから離れなければいけない。
いまなら、まだ間に合う。

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20000919

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洗練されたものなど欲しくない。
泥臭く迸った生存の証にだけ、手を伸ばしたい。

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20000918

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毎朝の通勤でモノレールの駅に向かう途中Y字路に挟まれた家がある。
その家にはいつも雑種の犬がつながれていて、声をかけるのが僕の日課だった。
毎日決まった時間にその家の前を通ると、ワンコはいつだって閉ざされた雨戸に
前足をかけて家の主が起き出すのを待っている。
僕がちょと寝坊して、いつもより遅い時間にその家の前を通ると、雨戸は開いていて
ワンコは嬉しそうにエサの入った古い鍋に顔を突っ込んで尻尾を振っている。
主の家からは、朝ご飯の支度のにおいと朝のニュースの音が通りに少し漂っている。
だけど、最近ではいつの時間に通ってもその家の雨戸は閉ざされたままで、いつの間にか
ワンコもいなくなっていた。
今日、仕事の帰りにその家の前を通ったら家は解体され、きれいに整地されていた。
ご丁寧に、新しい黒い土が被してあってY字路に挟まれていた家の跡地はまるで
平べったいティラミスみたいだった。
きっと引っ越しちゃっただけなんだろうけど、なんだか寂しい。
あのワンコ、新しい家で飼い主と一緒に幸せにしているといいけど。

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20000917

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とつぜん 眼の前 に 広がる 青空 は ウレシイ 誤算

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20000916

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明け方からずっと雷鳴が轟いている
研究成果の中間発表会まで一週間をきった。
あら探しの得意な聴衆を前にパワーポイントがフリーズしてしまいプレゼンが中断してしまう。
そんな夢をみた。
少し神経質になっているのだろうか、昨夜もおかしな夢で目が覚めたのだ。
戸口の外に誰かの気配を感じて覗き穴から外の様子を伺おうとしたら、
扉の外側から額をぴたりとつけて、逆に覗き穴からこちらを覗いている人がいた。
男か女かも判別できないそのシルエットはひらりと体を翻し、そのまま走り去っていった。
驚いた自分の声で目を覚ますと胸元で眠っていたコビが心配そうな表情で僕を見ていた。

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NYからダイスケが一時帰国
Kの家で久しぶりの与太話
気がつくと、空が白んでいた。

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