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男３人でチーズフォンデュ鍋を囲む。
明日は休日

夜も12:00を過ぎた辺りで明日履くためのブリーフがないのに気づき
洗濯機をまわしたり、ワイシャツにアイロンをかけたりしている。
まぁ、明日の朝目覚めて新しいブリーフがはけるなら
人生は結構幸せさ。

久しぶりに夜の渋谷を歩く。
こんなにも変わってしまったのか。
自分がむかし住んでいた家を通りかかった時、新しく住んでいる人の洗濯物とかが
かかっていて、あらためて「もう自分の家ではないんだ」と気づかされる
そんな感じによく似ていた。
僕の渋谷は、８０年代のまま時を止めていたんだ。

雨の月曜日
バタバタと動き回って調整を試みている。
時既に遅しという気もするが、とにかく、やってみるよ。
細々としたものに縛られたり振り回されているのだけれど
本当に大切なものなんて、そういくつもないだろう。
降ってくるものなんて、あれこれ向きを変えてやって
組み合わせてしまえばいいんだ。
そうすればテトリスみたいに、一瞬で障害物が消えるはずさ。

ゆったりとした時間が流れた日曜日、休日はいつも あっけなく終わる。
「ある場所へ行かなければいけない。」そんな気がしている。
しかも今すぐに
あした上司にうち明けてみようか。

バスタブにたっぷりと新しい湯をはり、やわらかいバスオイルを溶かす。
浴室の窓を少し開けて、バスタブに体を深く沈めて浴室の天井を眺めた。
夜だというのに、蝉が泣いている。負けずと鈴虫も鳴き始めた。
台風がやってくるかも知れない。