20010213

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実はこの忙しい最中に、合間を縫って部屋を探していた。
三宿にとても気に入った部屋があったのだけれど売り主さんとの間で価格交渉が決裂して
それは流れることになった。
こちらも、あちらも「急いでいるわけではないので」
ということで、それはあっさりと終わってしまったのだ。
まぁ、いいさ。
すべての巡り合わせには時がある。
それにしても、じっと眺めていると都心部では
不動産の取引が不景気だというのに、
実にすごい早さで回転しているのがわかる。
まるで椅子取りゲームみたいだ。
そういえば誰かが唄っていたな
「トーキョーはいつも満席」って。

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20010212

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美しいものは決して消費されたりしない。
十年以上に観たのに、昨日電車から観た車窓からの景色のように
鮮明に映像が蘇ってくる映画がある。
例えば高校生の頃に観た、ラッセ・ハルストレム監督の
マイライフ・アズ・ア・ドッグも自分にとってはそんな映画だ。
今日は、買い物に出たいついでにHMVで
先日観た「ダンサー・インザ・ダーク」のサントラを買った。
家に帰って聞いてみると、ありありと
フリーハンドと自然光だけで撮影された
あの絵画のような映像が蘇る。
フリーズドライされたスープの素に
まるで熱湯をかけたときのように
その映画に込められていたたメッセージが
湯気のように立ち上がり
僕の魂を捉え不覚にも
リビングで嗚咽してまった。
誰かにメッセージを伝えるのに
虚飾のテクニックなんていらないのだ。
自分の愛するもの、憎むもの。
守るべきもの、捨て去るべきもの。
そのことをただストレートに
表現していけばいいんだ。

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20010211

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たとえば何処でどのように暮らすか。
「住む」ということひとつとっても
考えればきりがない。
引っ越しなんかも面倒くさいよ。
まだ、この部屋で一年も
暮らしていなというのに。
だけれど、いつまでも
ここにいられる訳でもなさそうだ。
さすらいつづけるのも楽じゃない
もう、歳だね。

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20010210

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良い天気の土曜日だった。
シーツもベッドカバーも洗って
毛布も掛け布団もベランダに干した。
コビも窓際で自分を干していました。

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20010209

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一週間の仕事を終えた。
内幸町のクーマエに顔を出し
カクテルを2杯だけつくってもらう。
モスコミュールとキューバリブレ
良いライムを使った飲み物は
少しだけ勇気を補充してくれると思う。
ここ数日、決断しかねることがあったんだけど
思い切って賭に出ようと決めた。
今までもそうしてきたし
後悔をしたことは一度もない。
4月からは
新しい仕事が始まる。

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20010208

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すこしづつ日が長くなっている。
風はまだ冷たいけれど、
去年の今頃と同じ匂いがした。

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20010207

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今日は朝から目黒の研究所へ顔を出したのだが
8:00台の山手線のラッシュは相変わらず狂気の沙汰だった。
僕も毎日ラッシュの電車に乗るようになって
もうすぐ一年になる。
最初のうちは、それはどこか興味深く
エキサイティングな冗談のようにも思えたけれど
さすがに毎日のことなので
いまはもう笑えなくなってきた。
「普通の生活」を送ろうとするのは
結構タフなことだと思う。
僕の思う「普通」は例えば
毎日往復の通勤が2時間以上かかったりしなくて
家賃が稼ぎの3分の1も、かかったりせず
友人が数年ぶりに海外から帰ってくるときなどは
空港まで迎えに行ってあげられる位の
時間に余裕があるような生活なんだ。
こんなことを願うのは、もしかすると
「普通」じゃないのかい?

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20010206

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帰りの総武線で
ウトウト眠りに落ちてしまった。
駅をおりると少し春の匂い
たぶん先程までこの辺りには
やさしい雨が降っていたのだ。

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20010205

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とても久しぶりな
朝の井の頭線吉祥寺駅
ホームに立ちこめるパンの匂いも
あの頃のままです。

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20010204

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注文していた「迷子札」つきの
コビの首輪が出来上がった。
前回の失踪事件を教訓に、名前と電話番後が
メタルのプレートに刻印されたものを頼んだのだ。
早速つけてみると、「お、いいじゃん」みたいな顔をして
コビは鏡に自分の姿をうつしていました。
もう勝手に首輪をはずして
捨てたりして欲しくないものです。

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