咳が抜けきらず
コンコンとしているうちに
生命の熱が下がっていきます。
そんな時期に鍵って
判断したり、決断したり
実行に移さなければいけないことが
折り重なってくるようです。
衝突や墜落を避けることを優先して
しばらくは低空飛行がつづきます。
20010202
内幸町に今年オープンしたCafe Cumaeは
パリから5年ぶりに帰国した友人が
プロデュースするワインバーだ。
今日初めて覗いてみると
大学時代の友人二人がカウンターを仕切っていて
「コスプレみたいでしょ」と言いながらも
バーテンダーの服装と身のこなしがとてもさまになっていて
なんだか嬉しい気持ちになってしまった。
選んで貰ったワインに少し酔いながら
年を重ねるのというのはひょっとして
とても幸せなことなんじゃないかと思ったりした。
20010201
帰りの電車でふと気がつくと
心がカサカサになっていました。
緊急事態だと思い、映画館に駆け込んで
ダンサー・インザ・ダークという映画を観ました。
3分半も闇が続くオープニングから
あっという間に引き込まれ
哀しすぎる物語と
美しすぎる幻想に
大泣きしました。
最終上映を終えた映画館をでると
心は、重みを持ったスポンジのように
潤いを取り戻していました。
再び美しいものの力を信じて
今日は眠ることが出来そうです。
久しぶりにBjorkのCDを何枚か
引っ張りだしてみました。
20010131
コビは真剣な眼差しでVAIO C1のモニターを
よくのぞき込でんでいます。
最近では僕の知らないうちに
付属のカメラ(モーションキャプチャ)で
セルフポートレートを
勝手に撮ったりしています。
(嘘)
20010130
「アメリカン・ビューティー」をビデオで観る。
捉えて離さない「闇」と正対しながらも
せつなくて美しい映画でした。
20010129
先日せっかくコビに
首輪をつけたのに
すくっと二本足で立ち上がり
両手を使ってカチャカチャと
自分で首輪を外してポーンと投げ
不敵な笑みを浮かべていました。
(実話)
20010128
しゃらしゃらばさり
軒先から雪が滑り落ちる音
20010127
Kの家で夕食をご馳走になる。
ユウコちゃんがつくってくれた
蟹スープが美味
20010126
思い立って電話をした。
8時間遅れの街の雑踏の音
カシミアのようなあなたの声
その感触を抱いたままで
今日は眠りにつくことにします。
20010125
もがいていたら
少しだけ光りが射した。
すべてが終わったら すこしだけ
静かなところへ行こうと思う。