コモ湖

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ミラノから50キロほど走ると、コモ湖に辿り着く。
長さ46km、最大幅4.3km、深度420mのコモ湖は、ヨーロッパで最も深い湖。
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静かな湖畔には、古い大聖堂が佇んでいる。
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街の大聖堂をつかって、Giuseppe Terrani という建築家の展覧会が行われていた。
ゴシック様式の教会堂に、ソリッドな足場を組んで(もちろん大理石を傷つけてはいけない)
展示スペースを構築している。
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面白いのは、夜になると教会前の広場に映像を映し出すよう仕掛けられたスクリーン。
アーチ型の回廊に、スクエアな光を配置する工夫に脱帽です。
VJって、映像のコンテンツに意識を傾け過ぎていて、光の配置は人任せだったりするものね って、僕のことですが
東京にいた頃、光学姉妹さんからは、その辺のこと学ばせてもらったなー。
元気かなー?姉妹の皆さん。竜氏といっしょに再び、光楽兄弟公演を再開したいものです。

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RAGNO D'ORO

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1日の仕事を終え、TとHを引き連れて、クラブRAGNO D’ORO(金の蜘蛛)へ
この季節のミラノはオープンエアが最高に心地よい。
ゆったりとしたオリエンタルなインテリアで施された空間は、大きなチルアウトルームみたい。
たるんだ天幕に眼をあげて、こんなところに映像を打ったら結構良さそうではないか

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20040313

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石を投げ捨てるのに時があり、石を集めるのに時がある。
抱擁するのに時があり、抱擁をやめるのに時がある。
伝道者の書 3:5

the time for making love and the time for not making love, 
/the time for kissing and the time for not kissing.
ECC 3:5

突然悪寒がして、39度近い高熱に見舞われ
3日間ほど寝込んでしまった。

いくつかのアポイントメントをキャンセルして
集中して眠り続け、ようやく回復。
友人が箱ごと届けてくれた、紅いオレンジが効きました。

預かり猫ゾロは、相変わらずバスタブ(にはられたお湯)が大好きで
あらゆる角度から水面を観察し、手を伸ばしている。

以前の転落事故以来、腰が引けているのだが
肉球で水面に波紋をつくって喜んでいる。若いね。

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20040309

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わが民は平和の住みか、安らかな宿/憂いなき休息の場所に住まう。
イザヤ32:18

God’s people will be free from worries, and their homes peaceful and safe. 
ISA 32:18

預かり猫のゾロは、昼間はベッドの中で寝てばかりいます。
布団をめくると、「起こすなよ」と言わんばかりに、再び奥深くに潜ってしまう。

そのくせ夜中に動き出し、家中を探検するのだ。
昨夜は「ドボン!」という音に驚き、駆けつけてみると
お湯を満たしたバズタブに転落していたのだった。

水しぶきをあげながら、ものすごい勢いでお湯の中から飛び出すゾロ
シャチかと思った。

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20040306

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人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。
箴言19:21

There are many plans in a man’s heart,
Nevertheless the Lord’s counsel-that will stand.
PRO19:21

男4人で、小さなランチャ・イプシロンに乗り込み
ミラノから130キロ離れたパルマへ骨董の見本市を見に行く。

そこには、数百年前の調度品から、はてはバター製造器まで
人々の営みや願いがデザインとなって重厚な層をつくっている。

あまりの情報量に皆で圧倒されながら歩き回り、お腹をすかして町に出る。
結局最後は生ハムと発泡赤ワインに辿り着き、雪降るパルマを後にした。

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20031212

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YURI PARKの工房に顔を出し、その後連れだって
インビテーションを頂いていたドムス・アカデミーの終了制作展レセプションに顔を出す。
学生展の雰囲気は、どの国でも共通の匂いがあって、色んな気持ちになる。
この春にお別れしてきた、東京の学生たちはもう卒業制作を終えたかな、とか
23:00からのクラブPLASTICでの打ち上げは、興味がありつつも睡魔に勝てずパス
30代は体に嘘がつけません

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20031204

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That was the true Light which gives light to every man coming into the world.(John 1:9)
すべての人を照らす,そのまことの光が世に来ようとしていた。 


2000年前、世界で最初のクリスマスは世界が闇に包まれていた。
ローマ帝国は世界を支配することを望み、ヘロデ王の悪政のもとで多くの子供が虐殺された。

だから、この街では今でもクリスマスを、息をひそめて待ち望む。
通りごと夕闇に、そっと灯りをともしながら

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20031126

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私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。
また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。
私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。
ピリピ4:12~13
I know what it is to be in need and what it is to have more than enough. 
I have learned this secret, so that anywhere, at any time, 
I am content, whether I am full or hungry, whether I have too much or too little.
I have the strength to face all conditions by the power that Christ gives me.

空気がすっかり冷たくなって、公園で遊ぶ子供達もいなくなった。
清掃夫が、通りの落ち葉を吹き上げてもすぐに通りは黄金色で覆われてしまう。

ある人から、4000ユーロという額の融資を受けた。
まとまったお金が必要だったのだ。

僕の目の前で、小切手にサインするその人に
「借用書はどのように作成しますか?」と尋ねると

「そんなのいらないよ、私も初めてこの国に来たときはそうしてもらったんだ。」
と笑って応えてくれた。何の実績もない外国人のこの僕に

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20031115

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空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。
だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。
マタイ6:26
Look at the birds: they do not plant seeds, gather a harvest and put it in barns; 
yet your Father in heaven takes care of them! Aren’t you worth much more than birds?

鳥の群れが一斉に起き出してさえずる音で目が覚める。
日が昇りきらないうちに、教会へ行き、シンとした会堂で身を屈める。

僕の知らない国の言葉で、牧師は祈りながら
嗚咽するように泣いていた。

「新しく迎える週は、収穫感謝の時になる」そういっていたけれど
何を祈っていたのかは解らなかった。

夕暮れ時に、パソコンのトラブルに頭を痛め、途方に暮れると
中庭の木々に鳥たちが戻ってくる囀りが響き渡った。

日が暮れるのだ。

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20030915

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ベネチア映画祭がミラノに移動してきて、人々の話題は映画に移っている。
映画祭のスケジュール表にペンをいれて、どの順番で観ようかと思案している人が目につく。
なんといっても話題は、北野武の「座頭市」
上映館には早くから人が並びはじめ、劇場は満員の様子
僕も観にいこうかと試みてみたのだけれど
そんなわけで断念。うーん、観たかったな。

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