僕がミラノへ渡る際、泣き泣き別れた愛猫「コビ」
実家に養女として預けてきたままなのですが、
メイルにて最近のお写真が送られてきました。
元気そうだなぁ
会いたいぞ、コビー
ナイキ広告の顛末
半年前の6月に、ナイキフットボールの立体広告を紹介しました。
覚えてます?(覚えてないですよね。はい)
サッカー選手がシュートを決める写真と、ビルから突きだした立体ボールの組み合わせが
なかなかユニークだったのですが、その広告のオチが下の事故写真
ミラノでは頭上の広告に要注意
お好みはどれ?
帽子職人MACOの24才のバースディ・パーティーを我が家にて
イタリアでは、お誕生日を迎えた人が皆に振る舞いをする習慣
MACOが皆のために買ってきたドルチェ
どれを選んで食べるかを、迷うのがまた楽しみ
皆さんのお好みはどれ?
年越しと赤い下着
クリスマスの時期にミラノの街を歩けば、広告看板にドキリとしたり
ショーウインドウに赤い下着が飾ってあるのをやたらと目にするようになる。
イタリアはもともと下着にお金をかけるお国柄で、何故だか
知らないけれど、イタリア人は赤い下着を身につけて年を越すと良いのだと信じている。
若いカップルに限らず、年配の夫婦、友人同士などで、
Buon anno!(良いお年を)という挨拶と共に赤い下着を贈り合うのだ。
幸い(?)僕にはまだ、そのような経験はないのだけれどね
* LIFE 更新
横田早紀江さんの戦い
海外で暮らすようになってからは、それ以前より
日本のニュースに敏感になりました。
ヘルシンキで暮らす友人が、TBSニュースで報道された
横田早紀江さんに密着取材した報道があることを教えてくれた。
北朝鮮拉致疑惑は、とかくエキセントリックな扱いが多い中で
一人の女性の戦いを静かに追う映像は秀逸でした。
下記のページから動画で観ることができます。
*娘の生存信じる母・早紀江さんの戦い
焼き栗カー
ドゥオーモ(大聖堂)広場前に出没する
移動式焼き栗屋台、これ自体が自動車一台に収まっている。
最近では香ばしい栗の香りだけでなく、
焼きトオモロコシも登場して、魅惑的です
* LIFE 更新
世界最大のハンドクラフト製品の見本市
ミラノは今日も祭日でお休み冬晴れの気持ちよい日でした。
昨日スリに遭ってしまい、そのショックで心はやや引きこもりがち
しかし、それではイカンと、FIERA MILANO(フィエラ・ミラノ見本市)へ出かける。
12月4日~12月12日の期間、FIERA MILANOでは世界最大のハンドクラフト製品の見本市、
L’Artigiano In Fiera(International Crafts Selling Exhibition)が、開催されているのです。
世界最大の職人見本市といわれ、来場者数は3000万人を越えると予想されるほど
これほどまでに人気を博す見本市は世界広といえども、ミラノだけでしょう。
会期中は深夜11時まで、10万平方メートルにも及ぶ大会場が人々で埋めつくされ
今やミラノのクリスマスシーズンの風物詩的なイベントとなっています。
L’Artigiano In Fieraは、世界中の職人の手工芸品の発表の場であり、
ギフト、衣類、アクセサリー、家具、食品など、ありとあらゆる
ハンドメイド製品が出展され、各国の職人が技を競っている。
その熱気たるやものすごいパワーなのです。「イタリア人に、買わせてやるぜ!」
という意気込みが、会場を覆い尽くしている。
上の写真は、ドイツの調理器具メーカーのブース
ズッキーニを、クルクルの短冊のように切ってみせる実演販売
イタリア人は皆口を開けて「おー、すごーい。ブラーボォ!」と唸っておりました。
プレゼピオ
我が家の居間にあるスピーカーの上に、いつのまにか増えていくフィギュア
友人達がすこしずつ(こっそりと)置いていっているのだ。
これはプレセピオ(Presepio)と呼ばれる、キリスト降誕に関する
聖書の一場面を再現するジオラマ
お店のウィンドディスプレーなども、12月はこれ一色に
11世紀にアッシジのフランシスコが始めたもので、イタリアおよびドイツでは
各家庭でクリスマスツリーの飾り付けよりも盛んに行われます。
教会ごとに創られたプレセピオ(Presepio)は、その年どこの教会が一番すごかったのか
コンテストが行われたりするので、神父達が気合いを入れてジオラマ制作に取り組みます。
* LIFE 更新
スガシカオ / TIME
気がつけばもう1年以上日本へは帰っていない。
外国語環境の中で暮らしていると、逆に「日本語」に対して
とても鋭敏になっていく自分を感じます。
いわゆるJ-POPと呼ばれる類の音楽においても、「日本語」すなわち
歌詞の質がとても気になるのです。
最近、車の中で聴いていて、とても新鮮な印象を受けたのは
スガシカオの新作アルバム「TIME」
「家畜に名前がないようにあなたの名前を忘れてしまうの」(サナギ)
なんて詩が、音にぴったりと一つになって耳に飛び込んでくると驚くし
「やけくそでねたバイト先の女の店長」(カラッポ)なんてフレーズに
よくまぁ、そんなコトバを生み出すなと、思わずほくそ笑んでしまう。
軽いようで、とても手触りのある歌詞とメロディーに魅了される。
短編小説集みたいだ。
「光の川」と題された曲は、渋滞中の路上に光る車の
ヘッドライトの流れをうたっていて、246の渋滞を鮮明に思い出させる。
ミラノ市街におけるクリスマス前の渋滞とは違う。
あれは確かに、東京だけの「光の川」だったな。
* LIFE 更新
20041201
出エジプト33:13
You are going to a rich and fertile land.
EXODUS 33:13
ある家庭からランチのご招待を受け、ミラノから車で1時間半ほどのピエモンテ州へ
その家は、トリノの街を見下ろす山の上にあった。
かつてはケルト人が定住し、一時はローマを脅かしたほど栄えた。
イタリア統一前はフランス領だったこともあり、フランス語を話す人も残っている。
僕が好きだった、奥多摩や秩父の峠から関東平野を観るような景色に似ているなと思った。
なんだかとても懐かしい。