車で出かけようとすると駐車場の出口(歩道)とかに
止まっている車があって道に出られない。
ミラノでは日常的にあることです。
大抵クラクションを鳴らすと持ち主が
近くのカフェとかからのそのそと出てくる。
この場合、持ち主はまず謝らないし急いだりしない。
ゆっくりと煙草に火をつけて車に乗り込み移動したりします。
今朝は車の持ち主が近くにいなかったのでしょうか?
「おーい、これ、どかすの手伝ってくれ。」
って、どかしていいのか。それは
歩道に乗り上げて邪魔になっている車をみんなで
持ち上げてどかしていました
停めていた自分の車が移動していたら
持ち主は驚かないのかな?
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失われた一週間
午前中、語学学校へ行く前にワンコと公園を散歩
冬の陽射しが美しい日でした。でも紅葉は日本のほうが綺麗だな。
午後パソコンが不調になってしまった。
いかんともしがたく、ハードディスクをフォーマットして
OSを再インストールするはめに
一週間前にパソコンの前データをバックアップしていたので
幸いにも一週間前の姿に復旧させることが出来ました。
というわけで、ここ一週間でつくった仕事のテキストデータ
デジカメで撮った写真、メールのデータなどが失われました。
そういわけですので、お手数ですがここ一週間のあいだに
メイル下さった方は再送信お願いします。
そんなトラブルに時間を費やしてしまった一日だったけれど
今日も夕焼け空が美しかったです。慰められるなぁ。
追伸:現在ブログのコメント覧が投稿不可能になっているみたいです。
したがってお返事もできていません。管理者に問い合わせ中ですので
しばらくお待ち下さい。
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暮れて行く空は
今日は夕刻の空が綺麗でした。
刻一刻と変化する空の色を、仕事の手をとめて眺めてしまった。
暮れて行く空は 戻らない 季節のようで
寂しいけれど いつも 綺麗
知る人しか知らない遊佐未森の
「暮れて行く空は」を思わず口ずさみました。
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おぼろ月
里(さと)わのほ影(かげ)も 森(もり)の色(いろ)も
田中(たなか)の小道(こみち)を たどる人(ひと)も
かわずのなく音(ね)も 鐘(かね)の音(おと)も
さながらかすめる おぼろ月夜(づきよ)
大正3年から文部省唱歌だという「おぼろ月夜」
日本語って本当に美しい。最近はこの曲を槇原敬之がカバーしていた。
ミラノの空にぽっかりと浮かんだ月も霞を照らし出したおぼろ月
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ジョゼと虎と魚たち
今更ながらDVDで観ましたよ。
夜が長い季節なので
3年前の映画「ジョゼと虎と魚たち」
*池脇千鶴の演技がよい。素敵な女優さんだ。
*妻夫木聡って、いまどきの男の子代表という感じ。
可愛くて、やさしくて、でも愛について足腰が弱い感じ
そこがまた魅力ですけど
*丁寧な脚本に「くるり」によるサウンドトラックも良かった。
*脇を固めてる俳優さん達(劇団:大人計画の役者さんとか)も素敵でリアル
*原作の同名小説読んでみたくなりました。
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ありがとうベニート
今日も冬晴れの気持ちよい日でした。
不動産屋を通して交渉をしていた入居希望の家は
大家さんと条件面で折り合いがつかず、契約にはいたらなかった。
この期間中は不動産屋さんに500ユーロという高額な手付け金を預けて
交渉を行うのだけれど、契約にこぎつかなければ全額戻ってくることになっている。
この「なっている」というところがポイントで、一度預けたお金は
なかなか取り戻せないことも多いのがイタリア
たとえば、交渉が難航したことを理由に、不動産屋さんから
別途手数料や通信費などを請求されることもありうる。
犬の散歩友達(というか、父親の年齢の老人)ベニートに
このことを話したら不動産屋に一緒につきあってくれた。
いつも約束の時間よりもはやく現れるベニート
案の定、待ち合わせた場所に10分早くいってみたら
北風に吹かれながら、コートの襟を立てて待っていてくれた。
不動産屋との交渉も、彼が一緒にいてくれたおかげで
とてもスムーズだった。ありがとうベニート
いつも外国人である僕の話に根気強く耳を傾けて
コミュニケーションをあきらめない彼のことを思うと
もっとイタリア語を頑張らなくちゃいけないと思います。
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部屋探し継続中
すっかり冬の陽射しになりました。
引っ越しを考えて、引き続き色々な物件を見ている。
部屋の条件だけではなく、大家さんとの相性というのも重要なポイント
宣教師として家を探して気づいたのは
大家さんには二通りあるということ。
「部屋を借りてくれるのが宣教師なら安心だし嬉しい」という大家さん
「宣教師は収入が不安定なので部屋を貸すのは不安だ。」という大家さん
後者の気持ちはよく解るが、前者のタイプから借りたいものです。
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爆発の後に
一ヶ月ほど前に、我が家から300メートルほど離れた建物で
ガス爆発によっって3人が亡くなり50名ほどの人が重軽傷を負うという
痛ましい事件がありました。
僕はこの事故の直後に外出先から戻ってくる途中
自宅付近の道路が封鎖されていて後に事件を知りました。
近所の人々は「ドーン」という炸裂音を聞いており
テロを想像した人も多かったようです。
ニュースを見た人々から、後日「大丈夫だったか?」
とご心配を頂きました。
でも、僕はずっとその現場を見ていなかったのです。
今日、はじめてその建物の前を通って、あらためて
どれほど悲惨な爆発事故を知った次第です。
現在も警察が警備をつける中、慎重な現場検証が行われています。
というのも。このガス爆発事故の原因がいまだ「藪の中」だからです。
事故の当事者は亡くなっており、「鬱病のための自殺」という説と
それは保険金を払いたくない保険会社の「意図的な風説の流布」という
意見が対立しているのだそうです。
保存された現場は、直前まで暮らしていた人々の生活ぶりを
そのまま残してあり、散乱した衣服や放置されたベビーベッドなどが
痛々しく当時の様子を物語っています。
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劇をはじめましょう
facciamo teatro!(ファッチャーモ・テアトロ/劇をはじめましょう!)
僕が通う語学学校の先生が好きな語学指導法です。
その日初めて習ったイタリア語のフレーズを使って
学生達にシチュエーションを設定した会話を皆の前で発表させます。
イタリア語は、一つの文法を習っても
実際にはそれを男性に言うのか、女性に言うのか
あるいは複数の人々、それも男性と女性の混合に語りかけるのか、
女性だけのグループに語りかけるのか、で全て言い回しが変化します。
(尊敬語を使うか、そうでないかでも変わってしまいます。)
だから、このように組み合わせを次々とかえて
演劇形式で実践する学習法はとても効果的です。
誰かが文法的な間違いをすると皆つっこみを入れるし
笑いも起きたりと、緊張がほどけて楽しい時間です。
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夜の散歩をしないかね
ブログのタイトルは、RCサクセションの名曲から拝借
語るべき事を取り次ぐことが出来た日曜日
充足感と疲労感で、ボーっと夜の公園を散歩しました。
10月の終わりとは思えないなま暖かい風が吹いていました。
ベンチに腰掛けて目を閉じると、風に吹かれる木々の葉音が
なんだか潮騒のように聞こえて、昔暮らした南の島にいるような
不思議な錯覚を覚えました。
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