雨上がりの牧草地

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昨日まで降り続いた雨が上がった朝、ハンナとミラノ郊外の牧草地へ出かけた。
ぬかるんだ足もとを気にしながら、あぜ道を歩くと肥やしの匂いがする。
見ると乳牛たちの牛舎があった。
都会言われているミラノだけれど、いまだ酪農は大切な産業でもあるのだ。
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ふやけた本をめくる喜び

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電子書籍は便利だ。
最近では、自分の蔵書の全てをドキュメントスキャナで「自炊」して
iPadに取り込んで、本棚自体は空にしてしまおうかと目論んだほどだ。
しかし、やっぱり紙の本が、好きだ。
欧州の冬は重く、夜が長い。
だから一日の終わりにバスタブにお湯をはって、湯気でふやけた文庫本を読む。
それが自分をリセットする大切な時間になっているのだ。
この時間には、あまり考え込まされるのはなく、軽いタッチの本を読みたい。
最近は、吉本ばななを読み返している。
今日読んだのは「不倫と南米」
この文体、今読んでも好きだな。
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ハンナとザンナ、そしてアントニオ

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曇天のミラノ、公園散歩中に久しぶりのザンナと出会って喜ぶハンナ
ハンナが子犬だった頃から、お姉さん役としてハンナと遊んでくれた犬だ。
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そして、ザンナの飼い主であるアントニオとも実に久しぶりだ。
日頃は彼の両親のベニートとアンナが、犬と散歩に来ているのだ。
彼らからは、アントニオが最近失業して仕事を探していると聞いていたのだが
今も、平日の昼間に犬と一緒に公園にいるということは、まだ・・・・
などと思ったが、そのことには触れずに、ひと時散歩の時間を共にしました。
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バルセロナで、犬について考えた。

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2013年になって最初のフライト、ミラノから定刻通りバルセロナに到着し
ゆっくりと夜の帳が降りてくる時刻にカタルーニャ広場に降り立った。
おそらく今年も、旅が続くのだろう。
自宅を出る際に、涙目で見送る犬のハンナについて考えた。
今日は、いつになく、何か言いたげだったな。なんだろう。
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ハンナは僕が旅行鞄をもって出かけるときに、玄関までは見送りに来ない。
いつも、一歩下がって、切ない瞳と、自分には何の選択権もないことを
受け入れた眼差しで、こちらをじっと見つめている。
犬を飼って(というか、共に暮らして、見続けて)はっきりと解ったことがある。
それは、犬が願っていることは「ただ一つ」のことだけだということだ。
それは、僕といつも共にいること。
どんな場所であっても、一緒に連れて行ってもらえること。
僕が旅に出る理由は、僕の周りにいる大切な人々には、言葉で説明できる。
でもハンナにはそれは通用しない。
僕がハンナを置いていくということは、実はハンナと過ごすことよりも優先させなければ
いけないことがある。つまりハンナが、僕にとって一番ではないと、バレてしまうのだ。
僕の旅が多くなると、ハンナは喘息の症状が出る。
ひどい時は、旅行鞄を出しただけで、癲癇を起こしたことがある。
8年前、ミラノに捨て犬を保護する施設があって、そこを訪ねた。
突然、犬と暮らすべきなのだと思いたって、見学がてら、そこへ出かけたのだ。
自分たちで、犬を飼うか、飼わないか、どんな犬を引き取るかを「選ぶ」つもりで。
でも「選ぶ」のは私たちではなかった。私たちは「選ばれる」存在だった。
その施設には冊や、檻の中に、たくさんの犬が保護され、
陳列されているのだろうと考えていた。
でも、行ってみたら違った。
まずは事務所に通され、施設のボランティアたちに面接をされた。
どんな仕事をしているのか?犬と暮らすことをどう考えているか?
経済的な基盤はあるのか?外出はどれくらいするのか?
そして、あなた達は犬を飼っても良いでしょうと、合格の通知をうけた。
(ちなみに、この制度、日本のペットショップでも導入すれば良いと思う。必要じゃない?)
そのあと、「最近生まれたばかりの仔犬がいて、あなた達にぴったりだと思う。」
と言われて、事務所に連れてこられたのが、スヤスヤと眠っているハンナだった。
その時、ボランティアと担当の獣医さんに、こう言われたのだ。
「犬を寂しくさせてはダメよ。あと、この犬の誕生日は1月10日よ。覚えておいて。」
そうかー、忘れていた。
というか、今思い出したよ、ハンナ。
今日はハンナのお誕生日だったんだね。
8年間も一緒にいてくれてありがとう。
お世話していたつもりで、君にお世話されてきたんだね。
週末には帰るから、待っていてね。
Happy Birth Day!!犬のムスメ
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今日もマルタとハンナ

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今日も公園での散歩の途中、ハンナはマルタに出会った。
というか、ハンナはマルタに見つけられ、マルタの方が駆け寄ってきた。
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「一緒に走ろうよ。」というマルタからの催促に応じて、全力疾走する二匹の犬
マルタは1歳なので、人間で言うところの18歳くらい、そしてハンナは8歳になるので
人間年齢では55歳くらいなので、もう体力の差は歴然とある。
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ハンナは最近、「私にもこんな時があったわねぇ。」という視線で仔犬を見つめる。
八年前は、同じように仔犬でやってきたのに、いつの間にか僕の年齢を超えてしまった。
そう考えると、ちょっと寂しくなって、命について考えてしまう。長生きしろよ。ハンナ。
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ドゥオーモ広場へ

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昨夜は、陽が沈んでから久しぶりにドゥオーモ(大聖堂)広場へ出かけた。
特に用事があったわけではないのだけれど、気分転換が必要だなと思った。
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数ヶ月ぶりにトラム(路面電車)に乗り、街の中心地へ出ると
多くの観光客や、買い物客で人が溢れていた。
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いつ訪れても美しいガッレリア
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スカラ座前の広場では、寒空をバックにダヴィンチ先生が佇んでいて
肩ごしに木星が瞬いていました。

道すがらパンツェロッティを頬張り、クリスマスマーケットを眺めながら
年が明けても続くクリスマスの雰囲気を味わいつつ、我が家に戻りました。
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マルタとハンナ

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今日は散歩の途中で、久しぶりに犬のマルタちゃんを見かけた。
まだ若い犬なのだけれど、ハンナの仔犬の頃とソックリで、遠くからだと見間違うほど。
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ハンナもマルタを見つけるやいなや、喜び勇んで駆け寄って行きました。
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水辺を嬉しそうに走り回る二匹の犬、息もぴったりなので、
おそらくは何処かで血の繋がりがあるのかもしれません。
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互の匂いを嗅ぎ合いながら「ワタシたち、体臭も似ているわよねぇ。」と
二匹も感じあっているようでした。
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ロンドン・テムズ川沿いの休日

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ロンドンの牧師館で目覚め、心地よい朝を迎えました。
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レナータさんが、典型的イングリッシュ・ブレックファーストを作って下さりました。
うーん、美味しい!
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ピーター&レナータご夫妻とお話しているとき、ロンドンECCJの立山牧師がお迎えに
来て下さりました。今日は牧師の休日、彼がゆったりとした時間を共に過ごしてくれます。
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彼が連れてきてくれたのは、テムズ川沿いの静かな「白鳥ホテル」のパブ
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ゆっくりと時を刻んできたのが伝わってくる、落ち着く空間です。
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まずはフィッシュ&チップス、そしてギネスで乾杯
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川沿いを共に散歩しながら、それぞれの牧師としての仕事のことや
これからのビジョンのことなどを話し合い、分かち合いました。
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やがて陽が沈み、僕もミラノに戻るため、ヒースロー空港へ向かう時刻となりました。
今日は一日付き合ってくれて、特別な休養な時間をありがとう!God bless you!!
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ロンドンJCF礼拝

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ロンドン市内のJCF教会で礼拝メッセージを取次ぎました。
教会とは建物のことではなく、神の前に集う人間関係のこと
聖書には「キリストのからだ」と書かれている。
「からだ」なので、その時々の健康状態というのがあって
講壇に上がった時、その教会の「体調」のようなものを感じることがある。
「力は弱さのうちに」と題して、第一コリント12:9-10から精一杯語らせて頂いた。
祝福を心からお祈りします。
この夜は、JCFハウスと呼ばれるActonにある牧師館に寄せていただきました。
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英国・ウィンブルドン

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昨夜スイスからミラノの我が家に到着し、一夜明けた早朝空港へ向かい英国へ
ヒースロー空港に清水さんがお迎えに来て下さり、ウィンブルドンへ
ロンドンから会いに来てくださったシスターズとランチを共にしました。
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夕刻からは、ウィンブルドンのインマヌエル教会で夕食会と伝道集会
このために、多くの人の祈りと愛が積まれていることを感じました。
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僕も聖書から、ストレートに神の愛についてお話させていただきました。
大人、子ども約70人が集まり、三人の方が信仰告白をしてくださった熱い夜となりました。
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