アルファロメオ Mi.To

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今朝、行きつけの自動車屋さんのガレージで、Alfa Romeo Mi.To(ミト)を見かけました。
雑誌などでは知っていたけれど実車の佇まいを目にしたのは、はじめて。
コンパクトカーなのに、アルファらしい気品があって、丸目の顔に愛着が持てそうです。
僕は、ミニのような丸目の車が基本的に好きですね。
ネーミングの「Mi.To(ミト)」の由来は “Mi”はアルファ・ロメオゆかりの地ミラノ、
“To”は親会社のFiatがあるトリノを表しているのだそうです。日本にも来年あたりから
輸出されるのではないでしょうか。
そしたら是非、水戸(ミト)ナンバーで乗りたいですね!(くだらねー)
本日おススメの一枚

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目には目を、歯には歯を

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2001年9月11日にアメリカ合衆国で発生したテロ事件を、あの時僕は
東京・世田谷の自宅のテレビ・ニュースで見た。あれから7年だ。
約3千の人々の命が失われ、残された者たちが
ロウソクの灯を手にして、涙する姿に、同じように涙した。
あの時を機に、世界は変わってしまったのだと思う。
後にイラクで報復戦争がおきて、2003年以来から今日まで100万人の
民間人の命が失われたとロサンゼルス・タイムスが統計を発表した。
その時、僕は泣かなかった。
その違いは何なのだろう。
100万人という統計数字になった時点で、僕の想像力が失われ
想像力を失ったときに、人は冷淡になれるのだろう。
旧約聖書には「目には目、歯には歯を」という
罪に対する償いの法律が記されている。
(出エジプト21:24/レビ24:20/申命記19:21)
この言葉は、日本でも(聖書を開いたことがない人にさえ)よく知られていてるが
横綱級に、誤解されて伝わっている聖書の言葉の代表格だ。
この律法は、歯を折られた人間に対して、加害者の歯以外のものにを
奪ってしまったり、損害を与えてしまうことを戒めるための古代律法だ。
つまり、被害者であった人間が、次は復讐心から加害者になってしまう
そのことを防ぐための、イスラエル民族に与えられた知恵だった。
牧師として、いろんな人に出会うし、話を聞くことが多いのだけれど
「私は、こんなに傷つけられたんです。」と声高に訴える人が
他の人を傷つけたり、奪ったりしていることには、まるで無頓着である状況に、よく遭遇します。
というか、自分自身もその当事者になっていたりするわけです。
イラクで失われた、100万人の命は、ニューヨークで3千人の命を奪った加害者だったのでしょうか?
人が人を正しく裁くことなどはできないのですが、終わりの日には、全ては明らかにされ、審判を受ける時が来るのだと聖書は記しています。
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便乗うたたね

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ワタシ時々、うたた寝しちゃうんです。
ランチの後、どうしても頭が働かないデスクワークの合間とか
一時間くらい横になって、再び目をあけると
いつも「便乗うたたね」のワンコ
今日のおススメ一枚は

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音楽を聴くことについて

日々の習慣として、仕事のためにパソコンを立ち上げると、
まず一緒にiTuneを立ち上げる。
教会での説教準備をするときは、音楽は聴かないが、それ以外の仕事や
原稿書きの時には、まず音楽が鳴っている。
はじめは、音楽が聞こえていて、仕事に集中すると、音楽がいつの間にか
止んでいたことに後で気づく、というのが良い仕事のペースだ。
車の運転で、音楽がないなんてありえない。昔ソニーのカーオーディ広告で
「音楽がなければ車じゃない。」というコピーがあったが、まったく同感だ。
で、何を聴くか迷うことが多いのですが、最近アップルから発表された
iTune8の新機能、Geniusが秀逸なので結構感動しました。
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iTuneのプレイリストから一曲だけ自分で選べば、あとはiTuneのほうで
「その次の流れは、この曲でしょう。」というプレイ・リストがつくられるのですが
その選曲が「お、解ってるねぇ。このDJは!」と感心できるものなのです。
どういうアルゴリズムでできているのだろうか?と不思議に感じてしまいました。
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あと、新しく追加されたビジュアライザも美しいし、音楽とのシンクロも綺麗です。
クラブでVJしていた時も、正直感じていたことは、iTuneのビジュアライザを超える
プレイができるVJさんて、実は少ないのではということなのです。自分も含めてね。
最近読んだエッセイ集の中で、村上春樹が、自分がiPodなどで音楽を聴かない理由として
「今のところは僕はまだ、音楽とコンピュータをからめたくはない。
友情や仕事と セックスを からめないのと同じように。」と語っていました。
解るような気もするけれど(解らない気もするが)、僕は毎日のように
コンピュータで音楽を聴いています。というか、もう何年もCDケースからCDを選び、
プレーヤーで再生するという行為をしていない。
アップルの回しものではないですが、音楽好きの方はぜひ
新しいiTunes 8の機能を体験してみてください。
本日のおススメ一枚

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MACEF AUTUMN 2008 – 2

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月曜日、再び、FIERA MILANO(ミラノ国際メッセ)へ足を運ぶ
今日は最終日で、マチェフ国際家庭用雑貨・ギフト見本市の
アクセサリーブースに出展しているT&Y夫妻から搬出の手伝いを頼まれたのだ。
搬入出用の通用門から入場し、指定されたゲートに車を停めパヴィリオンに入る。
会期中、二人でブースを切り盛りしているT&Y夫妻は、疲れも少し垣間見えたけれど
新しいビジネスに熱い心で取り組んでいるのが解る。祈ることしかできないが、応援していきたい。
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メッセの会場では、セグウェイのプレゼンテーションがおこなわれていた。
こういう見本市会場でレンタルとかできるようになったら需要がありそう。
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ギフトのコーナーでは、クリスマス向け商材が目立ちます。
これからのシーズン、イタリアではプレゼピオと呼ばれる
キリストの降誕シーンのジオラマが売れ始めます。
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MACEFの最終日は、出展ブースが撤退前に展示品を投げ売りすることがあって
思わぬ掘り出し物に出会います。僕は鞄屋のブースでショルダーバッグを僅か
12ユーロでゲットしました。むふふ
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MACEF AUTUMN 2008

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今シーズンも、FIERA MILANO(ミラノ国際メッセ)で開かれる
MACEF AUTUMN 2008(マチェフ国際家庭用雑貨・ギフト見本市)
の招待チケットを頂き、会場に足を運んでみました。
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フィエラ会場を貫く、直線のアーケードは約1キロもあり
その両端に、巨大なパビリオンが8つもあります。
いったい、どこから見ていいやらと、途方に暮れてしまいます。
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いつも大盛況なハローキティのブース。欧州では子供向けではなく
20代30代の大人の女性をターゲットにした高級ブランドのラインです。
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全身高級ブランドで決めた女性が、キティちゃんを取り入れたがる感覚
僕にはイマイチわからんのですが・・・欧州には「カワイイ」ブームが来ているようです。
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花柄チンクエチェント

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最近ミラノでも増殖中のFIATの新型500(チンクエチェント)
いろんなカラーバリエーションがあったり、オリジナルペイントがあるので
バードウォッチャーが野鳥を観るがごとく、珍しいフィアットを観ると立ち止まってしまう。
今日の花柄のペイントは、大胆なのにド派手な印象ではなくキュートだったな。
さりげなく、三色のイタリアンカラーだというところも憎いです。
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秋なんです。

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9月に入ったら、舞台の幕が変わるように、ミラノには秋の色が入りこんできました。
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ハンナは落ち葉をかき分けながら、「小さい秋」探しです。
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突如、公園番長のシェパードに追いかけまわされて
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泣き顔です。ハンナが可哀そうだったので「うちの娘いじめんなよ」と、
いじめっ子の犬を長渕キックで追い払いました。(嘘)
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ドロミテ山塊

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こんにちワン、どこにでもご主人に同行する忠犬ハンナです。トスカーナから
400キロほど北上し、イタリアの山岳地帯ドロミーティ (Dolomiti) に来ています。
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マルモラーダという標高3342mの山に登ってきちゃったんですけど
犬のわたしには、酸素がちょっと薄いし、氷河に足を滑らしてしまったら
果てしない谷底に吸い込まれてしまいそうです。
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15年前に、シルベスタ・スタローン主演で大ヒットした映画
クリフハンガーを覚えていますか?
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あの映画は、ロッキー山脈でスタローンがテロリスト達と戦う設定なのですが、
実は撮影はこのイタリア、ドロミテ山塊で行われているのです。
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イタリアの魅力は、歴史的な遺産や、芸術文化にとどまらず
壮大な大自然にもあるのです。
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ここは東アルプス山脈に属していますが、山に登って360度を見渡せば
スイスの山々や、ウィーンの山々まで一望できるんです。
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こういう、神様が創られた大自然に時々身を置くことは、とても大切です。
日ごろ、自分の小さな定規だけで物事を計って、判断していることって多いですからね。
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あたくし、犬のハンナの夏休み日記はこれでお終いです。
山の中の湖で深呼吸したら、ミラノに向かいます。
明日は日曜日、ミラノの教会でお会いしましょうワン!
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トスカーナ モンテリッジョーニ

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今回滞在したトスカーナの宿からは、丘が見えて、そこには
モンテリッジョーニ(Monteriggioni)という城塞都市があった。
そこは、とてもとても小さな都市で、14本の塔を城壁がつないで出来ている。
13-14世紀のイタリアの詩人、ダンテ・アリギエーリの代表作「神曲」の地獄遍に、
この街のことが次のように描写されています。
「come sulla cerchia tonda Monteriggion di torri si corona」
円形に配置された塔と城壁のモンテリッジョーニは王冠のようだ。

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陽が落ちてから、この「王冠のような町」から、遠い太鼓の音が響いてきました。
音に吸い込まれるように、丘を上り、城壁の門をくぐりました。
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すると、町の広場にある教会から、中世の服をまとった人々が次々に出てきて
鼓笛隊のリズムに合わせて、二人の男が町の紋章旗を優雅に宙に放り出したのです。
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蒼い帳が空に下りてきても、それはいつまでも、いつまでも優雅に続いていました。
こうして、デジカメにもその画像が残っているのだけれど、もしかするとあれは幻か
何かのはずみで中世の時にタイムスリップしていたのかもしれません。
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