今回滞在したトスカーナの宿からは、丘が見えて、そこには
モンテリッジョーニ(Monteriggioni)という城塞都市があった。
そこは、とてもとても小さな都市で、14本の塔を城壁がつないで出来ている。
13-14世紀のイタリアの詩人、ダンテ・アリギエーリの代表作「神曲」の地獄遍に、
この街のことが次のように描写されています。
「come sulla cerchia tonda Monteriggion di torri si corona」
円形に配置された塔と城壁のモンテリッジョーニは王冠のようだ。
陽が落ちてから、この「王冠のような町」から、遠い太鼓の音が響いてきました。
音に吸い込まれるように、丘を上り、城壁の門をくぐりました。
すると、町の広場にある教会から、中世の服をまとった人々が次々に出てきて
鼓笛隊のリズムに合わせて、二人の男が町の紋章旗を優雅に宙に放り出したのです。
蒼い帳が空に下りてきても、それはいつまでも、いつまでも優雅に続いていました。
こうして、デジカメにもその画像が残っているのだけれど、もしかするとあれは幻か
何かのはずみで中世の時にタイムスリップしていたのかもしれません。
←今日も見に来てくださって感謝
美しい!
美しい!
わたしもこの町サンジェミアーノに11年も前に訪れました
現在ブログから。。
2008年
こうして復習しながら変わらないまちをまた歩いているようです。
>junykuny
ありがとう!
ありがとう!
>Rumiko
11年前というと、新婚旅行だったでしょうか?
アメリカはいかがですか?
いえいえ、、友人含めての観光でした。
アメリカに来ている実感がまだ半分位しかわかず、、
、、、、、夢の中にいるようです。
こんにちは。
とてもよかった村の名前が思い出せず、あれこれ調べているうちに、こちらにお邪魔しています。
(今頃のコメントですみません。)
モンテリッジョーニ、良いところですね。
名前はすっかり忘れていましたが(笑)、忘れられない町です。
サンガルガノも、(これまた名前を思い出せないでいたのですが)なんともいえず、いいですね。
廃墟のなかで、ぼ~っと長居してしまいました。
嬉しくて、ついコメントさせていただきました。