エディンバラ 神の見えざる手

エディンバラの旧市街には、たくさんの銅像があります。
それだけ、スコットランドは多くの偉人を輩出しているようです。
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聖ジャイルズ大聖堂の前には、大経済学者、アダム・スミスの像がありました。
アダム・スミスは経済学と神学を融合させ、どんなに人間が計算したとしても
神の御心が働く領域があるという概念を「神の見えざる手」という言葉で表しました。
今朝のアダム・スミスさんは、海鳥の容赦ない糞に、毅然として耐えているようでした。
彼が生前には予想できなかったであろう「見えざる手」を感じますね。
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今日もエディンバラは快晴で、大聖堂に入るとステンドグラスを通して
あふれんばかりの光が満ちていました。今日も世界には神の愛が降り注いでいます。
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スコットランド博物館の屋上からは、エディンバラが一望できます。
岩の上に建てられたお城の雄姿も、ここからはよく観えます。
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昼食は、パブでハギス(Haggis)を初体験
羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でたスコットランドの伝統料理です。
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国立スコットランド美術館では、「スコットランドの印象派展」という
興味深い企画展が開かれていました。
入場料が8ポンドだったので、入るべきかどうかエントランスで躊躇していたら
昨日教会で会った女性(LISAさん)が駆け寄ってきて、
「私はここで勤めているの?あなたはこの展覧会に興味があるの?」と言って
無料のインビテーションチケットを発行してくれました。
「神の見えざる手」とは、こういうことですよね?アダム・スミス先生!
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午後になっても快晴は続き、誰もが幸せそうに日光浴をしていました。
どこからか、バグパイプの音が聞こえています。
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エジンバラの日曜日

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日曜日の午前中、カール・デボア牧師夫妻とエジンバラ城へ
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城からは、エジンバラの街が一望できました。
旧市街と、新市街が融合していて、美しい街です。
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朝から爽快な青空が広がる、スコットランドらしからぬ景色
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午後からは、スコットランドの日本語教会へ
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創立一周年記念礼拝のメッセージを、フェイス・ミッション神学校、校長の
サンディー・ロジャー牧師が取り次いでくださりました。
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洗礼式も行われ、礼拝後は皆が持ち寄ってくださった食事やケーキで会食の時をもちました。
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夕方からは、ティモシー君とエジンバラ散歩
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あれこれと話し込みながら、旧市街を歩き、ケルトグッズのお店を覗いたりしました。
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陽が落ちてからは、ティモシー君おススメのパブでまったりと過ごしました。
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スコットランドへ

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早朝に、ミラノの教会で祈った後、速攻で荷造りをしマルペンサ空港へ
フライト時間に余裕をもってついたものの、エジンバラ行きの飛行機は
さらに2時間遅れで出発することに・・・
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欧州中を、ローコストで繋いでくれるので、いつも利用しているEasyJet
だけど、発着ダイヤが結構乱れがちなのが残念
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エジンバラ空港には、韓国人のジェーフン・パーク牧師が迎えに来てくださりました。
スコットランド名物(?)どんよりとした、鉛色の曇り空、僕はこのグレイな景色好きです。
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夜はジェーフン・パーク牧師ご夫妻が夕食に招いてくださり、手料理を美味しく頂きました。
韓国人の、惜しみないおもてなし精神とその愛には、いつも敬服します。
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エジンバラのウイリアムズ・ファミリー、オランダのカール・デボア牧師夫妻とも
再会を果たし豊かな夜を過ごすことができました。
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口臭は大丈夫か?

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私も学ばせて頂いた、JTJ宣教神学校が、定期的に学友会通信を送ってくださるのですが
2008年の9月号の巻頭言で、学長である岸義紘牧師のエッセイに思わず引き込まれました。
岸牧師は日頃から、霊的で、深遠な神学的見地から、解りやすくて実践的な
牧会哲学を教授してくださるのだが、今回はひときわプラクティカルな切り口で、
「牧師は口臭にきをつけるべし。」という内容だった。
確かに牧師は、日々多くの人々に接しますし、時には人の肩や頭に手をおいて
至近距離で祈るシチュエーションがあります。エッセイの中ではそういう例を引き合いに出し
「牧師先生、口臭がひどいですね。」と親切にいってくれる信徒はまず一人もいないし
信徒の人々に苦労をかけることがないようにと、ユーモアを交えて書かれていました。
「恋人も愛人もいない職種だから、ゆるみがち、いつもチェックするように」と説き
「信徒を泣かせるのは説教で。口臭であってはなりません。」
と、締めくくられていました。
確かに、自分の口臭がそうであるように、自分が意識せずに放ってしまう印象や空気は
一番自分が気付いていないものだろうなと、先輩牧師のアドバイスから思わされました。
本日おススメの一枚

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夕べの祈り

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朝ベッドから抜け出すと、厚手の服が欲しい季節になりました。
今日は思い切ってクロゼットの衣替え、半袖のポロシャツとはまた来年までお別れ
20:00に、教会へ祈りに行きました。
もう、この時間には街は暗くなります。
先週までは、まだ明るかったのに
私たちの力でできることはたくさんあるけれど
私たちの力ではどうにもならないことも、たくさんあります。
だから、祈りたいこともたくさんあるのです。
本日おススメの一枚

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秋の陽

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今日も秋晴れでした。公園にはいつものairone(青サギ)がやってきていました。
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この間咲いていた黄色いタンポポは、もう真っ白な綿毛になっていました。
秋が駆け足です。
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まるでレース編みのような繊細な花、名前はなんというのだろう。
「雑草」という名前の草花はないんですよ。
とは、小笠原時代に世話になった植物学者の口癖
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風は冷たくなってきたというのに、ビキニパンツ一枚で仁王立ちになって日光浴するおじさん
東京の代々木公園あたりで同じことをやったら通報されそうです。(ミラノではよくある光景)
本日のおススメ一枚

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秋晴れ 野の花

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夏が終わり、季節の変わり目は曇り空や雨が多いミラノだけれど
今日は眩い光が降り注ぐ秋晴れだった。
木漏れ日を追って、森の中へいつもよりも深く入っていきたくなる。
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しゃがみこんで、昨日は咲いていなかった小さな花を見つけると、日々の生活に対して
いかなる心配もする必要がないことが解る。イエス・キリストは言った。
「くよくよしたところで、どうにもなりません。
心配すれば、寿命が一日でも延びるのですか?
こんな小さなことさえできない者が、もっと大きなことを心配したところで何になるでしょう。
花を見なさい。 別に働いているわけでもないし、紡いだり、織ったりするわけでもありません。」
ルカによる福音書12:25-27

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あ、ハンナ、花を食べちゃだめだよ!
今日おススメの一枚

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七年間の大豊作と七年間のききん

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今すぐ、エジプト全土に七年間の大豊作が訪れます。
それから、そのあと、七年間のききんが起こり、エジプトの地の豊作はみな忘れられます。
ききんが地を荒れ果てさせ、この地の豊作は後に来るききんのため、
跡もわからなくなります。そのききんは、非常にきびしいからです。 創世記41:29-31

今日は5人と夕食を共にするので、5人分のカレーを作った。
玉ねぎを刻みながら、それをキツネ色になるまで炒めながら
僕は世界の経済について考えていた。
僕は経済学者ではない。
牧師だ。
だから、聖書から世界を見ようと試みる。
三千年前に、ナイル川流域の国々で起きたことからも
未来を見よとうともする。
もし、経済に七年周期の波があるなら
ユーロが導入されてからの約7年間のヨーロッパの好景気は
泡のようなもので、もうすぐその泡は消えてしまうのかも知れない。
カレーには、半熟気味の目だ焼きも乗せてみよう。
フライパンに卵を、ひとつひとつ落としながら考えた。
貨幣や証券の価値って、幻想だ。
たった一夜で、その価値は変わり
場合によっては紙切れにもなる。
そうしたら、何を信じたらよいだろう。
大切な資産は、どのように保全したり
投資していったらよいのだろう。
学べる時に学ぶこと、会うべき人に会いに行くこと
それは、今できるとても良い投資だと思う。
日々の糧に、食卓を分かち合える人々に感謝できること、
これはとても大切な資産だ。
光があるうちに、光の中を歩いていかなければ。
そう思ったときに、御飯が炊けた。
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on sunday

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日曜日の礼拝後、教会のメンバー数名と我が家でアペリティーボ
普段は中華料理屋や、バールなどが多いのだけれど、家というのも
ゆっくりくつろげていい。誰かが買ってきたASTIのスプマンテ、美味しかったな。
今日のおススメ一枚

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ビスケット

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ベランダ越しに外を観ているハンナに、誰かがこっそりビスケットを置いていきました。
いつもハンナに挨拶するのを楽しみにしている門番のおじさんが、こっそりハンナを
餌付け(買収?)しようとしているのを、僕は知っていて、知らないふりをしています。
本日おススメの一枚

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