仕事がいよいよ佳境に差しかかっている。
今日も一息つけたのは22:00過ぎだった。
セキュリティを解除して、一番最後に
裏の通用門からオフィスを後にする。
混んだ通勤快速電車の車内では
ほろ酔いのサラリーマン達がゆらゆらしている。
部屋に辿り着くと、留守電の紅い点滅があり
再生すると、そこには一番聞きたかった声があった。
20010123
僕はひとつのことを願った。
僕はそれを求めている。
20010122
一コマだけ進んだような気がした日だった。
夜にはおにぎりを持参して、Kが来た。
20010121
VAIO-C1を購入
新しく立ち上げるプロジェクトのメンバー
3人で揃って買ったのだ。
かなり面白そうな機能てんこもりなので
期待できる先行投資になりそう。
しかしデータの移管やら初期設定に
この週末を費やし、くたくた。
ふう
20010120
夕刻にKの車で出かけた帰り道
雪がちらつきはじめたと思ったら
たちまち辺りが白で覆われてしまった。
20010119
週末の夜だけどまっすぐ帰る。
洗濯機をゴトゴトとまわし、バスタブもゴシゴシ洗う。
ランチョンマットもフェイスタオルも全部取り替える。
「明日は休みなんだ」 そう思いながら
家事をこなしていくのはちょっと楽しかったりする。
乾いたパイル地のシーツを
セミダブルのマットレスにピンと敷き詰めると
必ずコビが一番乗りをして、ごろごろと転げ回る。
「おまえのために洗濯したんじゃないんだよ」
そう言いながらも
洗い立てのシーツの感触が
僕独りのためというのも
なんだかな と思ったり
20010118
新宿東南口20:00
ディストーションギター
立ち止まり見守る男
ガード下に響きわたるリフ
20010117
「愛する」ということは
「触れられる」ということだ
と 詩人がいっていました。
だから今夜 そこへ行くことにします。
空港をおりたら バジェットレンタカーで
小さなシトロエンを借りてアウストラーダを飛ばして
柔らかすぎるスプリングの
ベッドにもぐり込むつもりです。
少し寝坊した翌朝には
湖水地方までドライブしましょう。
今夜こっそり行きます。
おやすみなさい。
20010116
モノレールの駅を降りて、駅前のコンビニでパックの「農協牛乳」と
ペットボトルの「充実野菜」を買う。
栗林と自動車の解体工場に面したいつもの夜道は空気が凛としている。
どこかの民家から湿度のある空気が流れ出していてそれは少し温かくて、
バスクリンの匂いがした。
家に帰りスーツからコットンとウールの服に着替えて石油ストーブに火を入れる。
アロマポットにジャスミンのオイルをおとす。眠るまでの僅かな時間。
僕だけのものにして良い時間はとても短い。
20010115
「愛すること」
の反対語は
「憎むこと」
ではなくて
「無関心」だ
と言ったのは
確かマザー・テレサだ。
僕にはあなたを裁くようなことばを
投げつける資格などなかった。
僕たちは同じところに立っているのだ。
だからこそただ、闇にこそ
光りが灯されることを
共に祈るべきだった。