20030125

20030125.jpg



赤坂のオフィスに顔を出しKと落ち合い、
池尻大橋でフショーをピックアップ

二人とも、僕にとって高校時代からの友人だが
両者の顔合わせは初だった。意外

三宿の「板蕎麦」で鴨汁蕎麦を啜りながら
他愛のない話をする。

その後我が家で珈琲などを飲み
二人を中目黒まで送った。

フショーはこれからまだ仕事だそうで。
大変だなぁ、広告屋さんって。

ともあれ僕らは今、それぞれが節目なのだと
肌で感じている。
投稿者:uchimura_it|Comments (0)

20030123

20030123.jpg
その「おじさん」に初めて会ったのは
確か15年ほど前で、僕がまだ学生だった頃だ。
僕はその頃10代の終わりで、はじめて車を買うために
人から紹介された「おじさん」の中古車屋を訪ねた。
武蔵野の畑の中にあったその店は
中古車屋と言うよりはスクラップ工場と言った風情で
無造作に車が並べられた空き地と
バラックのような事務所には小犬が4匹も繋がれていた。
「イヤー、拾った犬なんだけど貰い手がいないんだよ。」
といって、「おじさん」は事務所から出てきた。それが初対面
ぼさぼさの白髪頭と、油まみれのツナギで、渡された名刺には
「シンガーソングライター(車と音楽のことならなんでも)」と書いてあった。
変な車屋だと思った。
「お金があまり無いんです。」と僕が正直にいうと
「この車なんてどうだい」と言って、2サイクルのスズキ・アルトを
3万円で売ってくれた。これが僕のファースト・カーだ。
赤いアルトを、僕はとても気に入った。
それを機に「おじさん」とはつきあいが続いた。
車のメンテナンスやメカニズム、諸手続の方法や法律、事故の処理
輸入車の見方や、中古車オークションの仕入相場まで
僕はその後、乗り継ぐ車は全て「おじさん」から仕入れた。
シビックシャトルやミストラル、そのたびに車のイロハを学び
自分でも車の仲買人のまねごとが出来るまでの知識を伝授された。
時が経ち、いつしか「おじさん」とは疎遠になっていた。
最後に店を訪ねたときは、4匹の小犬はすっかり成犬になっていた。
何年ものブランクがあり、最近そのおじさんから電話があったのだ。
あの中古車屋は、もう閉じてしまったと言っていた。
要するに、つぶれたらしい。
「あんたと、ずっと話したいと思っていたんだ。」
おじさんはしゃべり始めた。
「世界は今、大変なことになっているんだ。
車屋をやっている場合じゃないんだよ。」
「ブッシュ大統領の後ろには、悪魔がいるんだよ。
あんたに話せば、わかってくれるんじゃないかと思ってね。」
「みんな、こういう話をすると居眠りしちまうんだ。
対岸の火事だと思っているんだね。私の友人は私に
はやく破産宣告をして、物事を整理しろと言うんだ。私は負けないよ。」
おじさんは、延々と一時間くらい話し続けていた。
「今度会いたいんだ、見せたい資料もあるんだよ。」
「みんなが私をおかしいと言うんだよ。」そう言っていた。
文脈の特徴が、気分障害による誇大妄想にも思えた。
ひょっとして、おかしいのかもしれない。
でも、ひょっとすると「おじさん」だけが正気なのかもしれない。
ただ話を聞くだけではなく、僕からも質問をすれば良かった。
「ところで、あの4匹の犬は元気ですか?」

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

20030122

20030122.jpg


密かに気になっていたiPodを買いました。
早速、CDを手当たり次第放り込んでみる。
自分の部屋のCDラックごと持ち出してしまうコンセプト
実際に体験すると、素敵すぎてにやけてしまう。
朝いつも使っている、高台への階段も
今日はすこし軽快に登ることが出来た。
イヤホンから泉のように湧く
音の力だね。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

20030121

20030121.jpg



「自分の属性を公的に証明する書類」の提出

そんな要望が海の向こうからあったのだけれど
僕には、公的な後ろ盾などないことを知りました。

ただの僕です。
投稿者:uchimura_it|Comments (0)

20030120

20030120.jpg


友人の言葉を借りれば「道は詩で、ドライブは朗読」なのだそうで
僕も深夜の東京を、車で移動することがとても好きです。

最近手に入れた、初期形のシトロエン Xantia

まるで路面とディープキスをしているような、
ちょっと不思議な乗り心地で、街を優しく撫でる感じがします。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

20030118

20030118.jpg



眠る前に、音楽と少しばかりのお酒が欲しくなり
spumaに顔を出す。今日はヲノさんのDJ

たまにはただのお客さんになって、
彼の選曲を楽しんでみたかった。

店は終電を超えた時間で、
なじみの顔だけが数人残っている。

ヲノさんとも結構話し込んでしまい
気がつくと朝の4時近かった。
投稿者:uchimura_it|Comments (0)

20030116

20030116.jpg



代官山の焼鳥屋「速」にて
過日のイベントを振り返りながらの
スタッフミーティング

良かったこと、良くなかったこと
反省点と可能性を、忌憚無く話した。

それにしても僕たちは何故
新たな提案を試みるのか

誰から頼まれた訳でもないのに、

それは幸福で、時に痛みも伴う。

タフでピュアであること

この街で暮らしていく
暗黙のルール

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

20030115

20030115.jpg



不毛な会議で憔悴気味な日だった。
赤坂のオフィスに顔を出し、その後
カワナミさんと、神宮前のDENに顔を出す。
今日のマスターは、過日のピカソニックカフェで
スタッフとして協力してもらったトサキさん
メニューはスピナッチシチュー(野菜とココナッツの香り)
黒米ライス、レタスグリーンのサラダとパン、すごく美味
7人も座れば満席になるわずか3坪の店で
ラムコークで体を温め、一日の疲れを癒した。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

20030114

20030114.jpg
ピカソニックカフェの翌日
少し気が抜けて、ぼーっとしてしまう。
昨夜は、DJ、LIVEアーチスト、スタッフ
そしてなによりも、駆けつけてくれた友人達のおかげで
とても素敵な時間になった。
オーガナイザーなんて、「この指とまれー」といって
立ちつくしているような存在なので、そこに集ってくれる人々に
どれほどの感謝を感じているか言い表せない。
直前の告知や企画だったのにもかかわらず
駆けつけてくれた皆に感謝。
ここのところ走り通しだった。
すこし充電したい気もする。
次のステップのために
じっと身を屈める時間も必要さ

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

20030112

20030112.jpg


昨夜のイベントは、新年にふさわしいグルーヴで
鮮烈な夢のような印象を残す、盛況なものだった。
オーガナイザー・DJ/VJ/の質が高く
それを300人近いオーディエンスが受け止める一体感
この感じがパーティの醍醐味で、一度味わうと
麻薬的な魅力がある。
自分のアクトでは、後半光楽迷彩とのコラボレーションを試み
それは、音との絡みを含めて奇跡邸な恍惚を感じた。
竜がぶつけてくるクリップにインスパイアされまくり
スイッチングも安心して任せられる、セッションの醍醐味
投稿者:uchimura_it|Comments (0)