皆さん、こんにちワン!イタリアはトスカーナ州を巡っている犬、ハンナです。
かつてスタンダールが「とある高い丘の1番高い所にある町」と記した
ヴォルテッラ(Volterra)という町にやってきました。
この街に入場する為に、城壁に設けられた門は何と紀元前4世紀のもの
築2500年の建築物が普通に残っているとは、イタリア恐るべしです。
こじんまりした小さな町なのですが、13~14世紀の間に建てられた建造物は
中世の姿を呈していて、豊かで誇り高いコムネであることがわかります。
ヴォルテッラの町はエーラの谷とチェチェナの谷に挟まれた大地に
ひときわ高くそびえ立っています。
古代から岩塩や銅、鉛などの鉱物資源が豊富なことで知られていたそうです。
ヴォルテッラの前身エトルリアの都市ヴェラトゥリは、この豊かな資源によって
繁栄していたことがプリオーリ宮殿(市庁舎)を観ると解ります。
市庁舎の会議室はぜひ覗いてみてください。14世紀に描かれたフレスコ画の
「受胎告知」(作者不詳)が観られます。
プリオリ宮の裏手には、ドゥオモと洗礼堂があります。
ヴォルテッラの特産であるアラバスターを加工して作ったプレセピオ(キリスト生誕のジオラマ)
が飾ってあるので見逃さないでくださいね。
ミルク色の石を加工する職人たちのアトリエが並ぶ通りです。
トスカーナの日差しは強くて、風が渇いているので喉が渇きますワン
そういわけで、今日はこの辺で!ばいちゃ!(死語)
←今日も見に来てくださって感謝
イタリアはまだまだ夏の日差しのようですね。
うらやましいなぁ。
こちらは、もうすっかり秋です。
トスカナ地方、いつか行ってみたいです。
>M
イタリアも9月に入って秋の日差しになってきましたよ。
葉っぱの色も変わり始めています。