19980618

我が2年2組の、家庭科の授業が自習となったため、僕がその自習課題監督に当たっていた。
ただでさえ、4ベタの日だったので、アンラッキーだと思っていたのだが、結果的には面白かった。
家庭科の自習プリントは、食べ物の名前がたくさん羅列されており、それを四つの
カテゴリー(穀物・乳製品・肉.魚類・調味.油脂類)に分類しなさいというもの。
「なんてつまらない問題なんだ」と最初思ったのだが、生徒にやらせてみると、
様々な質問が飛び出し、一緒に考えるはめに。
「先生・はんぺんは?」「穀物である芋と、魚の粉。両方使ってるからな、うーん」
「海苔は乳製品?」「い・い・え」「{生あげ}って何?」「分厚い豆腐をあげたものだね」
「マーガリンとバターは違うの?」「バターは乳製品だが、マーガリンは植物油」
「ラードって何?」「豚からとれる油です。」「ハマチって?」「ぶりの若魚のことだ」
「白滝って、魚から出来てるの?」「糸こんにゃくの一種だから、芋だ!」
爆笑も交えつつ、そんな一問一答をえんえんと繰り返した。「やっぱ先生は物知りだよな」
「君らが知らなさすぎるのだ!!」とか言いつつ、実は、たまたま持参したノートパソコンに
インストールしていた電子百科事典を引きつつ答えていたとは、彼らも気づくまい。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

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