昨夜、仕事が重なってしまい、結局ミラノを発ったのは20:00だった。
豪雨のアウトストラーダ(高速道路)を飛ばした。
300キロほどの道のりだったのだけれど、フィレンツェの手前で
ひどい渋滞に巻き込まれ、casabartolini(バルトリーニ家)に
たどりついたのは夜中の一時
温かく迎えてもらったのだけれど、僕の方はひどく消耗してしまっていて
そんな気持ちのまま、ベッドにもぐり込んでしまった。
でも目覚めると、そこは確かにトスカーナだった。
なだらかな丘の稜線と、一面のオリーブ畑、鳥の声、澄んだ空気
この地への移住を夢見る人が多いというのも、共感的に理解出来る。
bartolini(バルトリーニ)さんは66歳の造形作家で
ここは彼のワーキング・スペース(工房)になっている。
人や動物などをモチーフに、鉄材などに有機的な曲線を与えている彼の作品群
「アートだぜ!」という気負いがなくて、作家の優しい眼差しや
世界観が、囁くように「そっと」伝わってきます。
作品と生活、そして自然環境が解け合う心地よい空間
もう少し長居したかったけれど、僕は次の目的地に向かいます。
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トスカーナの朝、何時くらいの写真ですか?
>Rumiko
んー、7:30くらいだったと思います。