イエス・キリストが幼少期から公生涯に入るまでを過ごした土地、ナザレの丘に登る。
聖書に記述がある訳ではないが、少年だったイエスはこの崖から、イズレエル平原を眺め、人々の往来に目をやり、そしてエルサレムに目を向けて行っただろう。
どんなふうに世界を見つめておられただろうか。
自分が生まれ育った町から拒否された時、どんな痛みを覚えられただろうか。
そして、今もどのような眼差しでこの世界を見つけておられるだろうか。
この丘に登ることが許されたのは、これで三度目
目に見える風景を超えて、過去、現在、そして未来に対するパースペクティブをもちたいと思わされた。