2011年7月22日に痛ましいテロがおきたオスロに、数年ぶりに訪れました。
四度目のオスロ訪問になりますが、こんなにも悲しみにくれた街をみたことがありません。
事件から50日経過したのですが、まるで昨日の事のような傷口の前に立つようでした。
「わたしたちの ちいさな くに」と、モニュメントの石には書かれていました。
旅立っていった青年がキリストの胸に、抱かれていました。
残された者たちは、突然逝ってしまった若い人々に、メッセージカードを送ります。
僕が七年前にオスロにやってきたのは、一人の大切な女性が突然天国へ行ってしまったので
さよならをしにきたのが、きっかけでした。
そしてその女性の死を通して、洗礼を受けた青年の結婚式の司式を、間もなく
執り行おうとしています。
生と死、悲しみと喜び、それはいつもコインの裏と表のように、ひとつになって
僕の心の中にあります。
僕の心の中にあります。
初めてコメントさせていただきます。このテロの後、ウートウイヤで生き残った人がCNNのインタビューで答えた言葉が非常に印象的でした。(ノルウェーの新聞の記事を読んだのですが、彼女は確かティーンエイジャーのはずです)
「一人の人間がこれほどの憎しみを造り出すことが出来るのなら、みなが一緒になればどれほどの愛を造り出すことが出来るのか、想像に難くないはずだ」
ホーコン皇太子やストルテンベルグ首相など、今回のテロの後、非常に印象に残るスピーチが様々な人から発せられましたが、私にとってこの言葉ほど強い印象を与えられたものはありませんでした。彼女の言葉はここで聞くことが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=e0AhZLWNZok
>elskerkake
愛を実践することも、憎しみをつくりだすことも、私たちの選択ですね。励まされる言葉を紹介してくださり、感謝します。