朝8時、(イスラエルでは恵みの)雨が降るなか、ホテルを出発しオリーブ山へ
そこから、エルサレムの街を見つめながらゲツセマネの園へと徒歩で下った。
十字架に架かる強い意志をもって、イエスが歩んだ道
エルサレム、この街の名前は、数えるだけで70以上ある。
そのうちの一つが「シオン」
そしてイエスの時代は「黄金のエルサレム」と呼ばれた。
雨があがり、朝日が街を照らし出すと、その名の理由がよく解った。
岩のドームの屋根が黄金で出来ているからではない。
石灰岩のエルサレムストーンで覆われた町並みが朝日を浴びると、黄金色に染まるからだ。
イエスは、この丘を下りながら、やがて滅ぼされる黄金のエルサレムを見つめ、涙を流された。
その涙と血潮によって、僕は今の僕となった。
「平和をつくる者は幸いです。」と、キリストは説いた。
平和を愛する人は多いけれど、平和をつくる人は多くない。
僕はどうだろうか。
この方の心が、自分の心とされることを願い、ゲツセマネの園で祈りを捧げました。
「この方の心が、自分の心とされることを願い・・・」
この最後にあるお祈りの言葉が、私の心の中をめがけて直球で届きました!
先生の静かで強い信仰が私の励みになっています。