感謝の祈り

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うわ、4月も今日で終わるのか。アレとコレの締め切りは4月いっぱいだったような・・・。
パリは一日早く五月晴れ、奥行きが深くて空が高すぎる。明日の結婚式もこんな風に
晴れたらいいね。と思いつつ、教会で新郎新婦、スタッフの皆さんと結婚式のリハーサル
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リハーサルを終えてから、一昨日手術を終えたSさんの病院へ
今日も、面会はまだ無理かもしれないと覚悟しつつ伺ったのですが、あれほどの
大手術の後とは思えないほど、しっかりとした表情と言葉で迎えてくださりました!
「私の手術は成功しました。感謝の祈りを捧げたいんです。」とSさん
病室にいた家族全員と共に、神様への感謝の祈りを捧げました。
「私は礼拝に行きたい!」というSさんの情熱に圧倒され
「まぁ、明後日の日曜日は無理かなー」などと、おちゃらけた返しをしてしまう私
「明日の結婚式のために祈っています。美味しいもの食べて疲れを取ってくださいね。」
と逆に励まされ、力をもらって帰ってきた一日でした。でもここで気を抜いたらいけない。
祈り続けることを忘れてはいけないのだ。
希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。(ローマ12:12)
10年前の今日
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若いカップルと対面

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夜、日本からパリについたばかりの若いカップルと、コンコルド広場に面したホテルで出会う。
明後日、パリで結婚式を挙げる予定のお二人、Mさんとは以前からパリの教会を通して
よく知っていたけれど、新郎になるF君とは初対面
お二人から、司式の依頼をされてから、メールで結婚前カウンセリングをしてきた。
内容は結構深く切り込んだものだったので、実際にF君と会う感覚は、文通友達との
初対面の感覚に近い。(文通したり、その人と会ったりという経験はないけどね。)
僕より10歳若いだけなんだけど、とてもフレッシュでいい感じだなーと思った。
明日は式のリハーサル、今日はゆっくり休んで旅の疲れを癒してください。
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戦う人

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信仰の戦いを勇敢に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。あなたはこのために召され、
また、多くの証人たちの前でりっぱな告白をしました。第一テモテ6:12節

高齢のSさんが小柄な体で、骨粗鬆症という大きな病気と戦っている。
二年前、命をかけた大きな手術をした際も、僕は病院で祈りの応援しか出来なかった。
そしていま再び、本日、5時間半に及ぶ、頸椎補強の手術に臨んでいる。
病院に行くと、ご主人に執刀医が、とても困難な手術であったこと
血圧低下と体温低下の状態であることなどを説明しているところだった。
今日は家族以外は面会が出来なかったが、ご主人に筆談で
「これから牧師館での祈り会に行って。」と伝えたという。
パリの牧師館に今夜は多くの人々が集い、祈りを捧げ、彼女の戦いを応援した。
祈りは今も続いている。
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夜明けを告げる光が満ちる時、セーヌ川の流れが一瞬鏡のように静かになる。
昔から薄々感じていた。水には夜明け前に静まる習性があるに違いない。
イエスは朝、寂しくて静かな時間に祈ることを好んだことが聖書には書かれている。
きっとイエスはその時、ガリラヤ湖の水面に「静かにしていてね。」と頼んだのだ。
そんなことを勝手に想像してみた。
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画家の渡部さんの個展に行った。
今時珍しい現場主義(写生地にイーゼルを立て完成させる)絵描きで
光と空気を捉えようとしている画家だった。
彼と神様について、光について、風について話した。
「あなたが絵を描き始めたら商売敵になるな。」と言われて、嬉しかった。
それは、彼の絵を僕が、とても好きになっていたから。
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パリ サンポール教会界隈

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パリにおいては、17世紀の建築に惹かれる。このサンポール教会もファザードの造形美も
さることながら、大理石の年の取り方がいいんだよね。(単に酸性雨による酸化とも言えるけど)
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会堂内部に入り、クーポラを見上げると、意識が天上へと導かれるのを感じます。
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宮殿の中庭に、人々が吸い込まれて、のんびりと過ごしていました。
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今の季節、ふじが本当に美しいです。
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裏通りで見つけた本屋さん、写真集や画集の品揃えが豊富でしかも安かった!
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誰かの部屋の窓際で見かけた「遊び心」、ぶら下がっている人のシルエット、フォルムが良い
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夕刻から教会で若い人たちとバイブルスタディ、とても恵まれた時間となりました。
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パリ教会の礼拝

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今日のパリ教会の礼拝では、今週木曜日に骨粗鬆症の手術に再び臨む
作田安子さんが証をしてくださりました。
二年前にも大きな手術(背中を開き、背骨にそってチタンを組み込む手術)をされました。
そのような困難の中で、自分が何故平安でいられるのか、それは神様が自分と共にいて
自分をこのままで用いてくださるからだと、語ってくださりました。
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私も、新約聖書ルカによる福音書から、全身全霊で聖書の言葉を取り次がせて頂きました。
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ロンドンから来られたJunkoさん、今夜これから出張でドイツへ向かう兄のkohbearくんと
三人で、礼拝後にパリ市内のラーメン屋さんへ繰り出しました。
この兄妹のやり取りって、お互いのツッコミ合いがあっていつ見ても楽しい。
仲がいいんだねぇ。
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旅立つオヤジと落ち込むムスメ

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今日からしばらくの間パリ滞在、旅行鞄を引っ張り出し、パッキングを始めた時点で
全てを悟り、がっくりと落ちこむ犬娘ハンナ
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「じゃあ、いってくるからな。」と声をかけると涙目で立ち尽くすだけで、
玄関に見送りには来てくれませんでした。
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住居棟を出たところで視線を感じ、振り向けば犬のムスメ
「早く帰ってきてねー」とムスメ
「うう(涙)人間のお父さんは仕事をしっかりして帰ってくるよー。」とオヤジ
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ブルガリアから若き宣教師

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心地よい気候が続いています。犬も猫も日中は窓の縁(へり)に出て過ごしています。
窓ガラスの丸い穴が、彼らが自由に出入りできる通用口になっています。
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木曜の夜は、毎週教会の地下(カタコンベ)で、一日の仕事を終えた人たちとの礼拝
賛美を捧げ、聖書を開き、互いに分かち合う時、今夜は素敵なゲストが来てくださりました。
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ブルガリアでOne story というミッション・チームで宣教の働きをしているペイトン満里子さん
彼女がどのように、現地の人にアクセスし、聖書の言葉を伝えているのか、知っているようで
まるで知らないブルガリアの事など、とても興味深い話を聞きました。
明日からはモロッコでのトレーニング・プログラムに参加するので、中継地点として
ミラノに立ち寄り、共に礼拝を捧げ、我が家に泊まってくださりました。
まだ20代の、若き宣教師のビジョンを聴き、僕も教会のメンバーも力をもらった夜でした。
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飛行機が飛んだ日

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ハンナがいつも跳ねまわっている公園は、ミラノ・リナーテ空港に隣接していて
通常はいつも飛行機の離発着の音が響くのですが、ここ数日は静かでした。
それはもちろん、アイスランドの火山灰の影響で、ヨーロッパの空から飛行機が
姿を消してしまっていたからです。
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しかし、ついにというか、今日五日ぶりにミラノの空には飛行機の機影が戻って来ました。
「ハンナ、空を見てごらん!」といって指差すと、ハンナは大喜びしていました。

このジェットの音に、懐かしい誰かの帰還を感じたのでしょうか。(あるいは全然関係なくか)
全身を芝にすりつけながら、悶え喜ぶ犬の姿を動画でご覧下さいませ。
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哀しくてジェラシー

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ハンナは朝からバルコニーで、哀しげに一点を見つめてる。
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自分は遊ぶことが禁止されている、アパートの中庭で悠々と過ごしているあの娘を
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「いいでしょー。私は地上階に住んでいるから許されているの。」と勝ち誇った顔で
あちらもハンナを見つめています。ハンナ、人は人(あ、犬か)隣人を羨むんじゃないよ。
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