雨が上がったばかりの踏切をわたり
猫のいる公園を横切って家路についた。
20010603
目黒区中央体育館で空手の試合を観る。
相手と距離を保ちながらも、一瞬にして技を決めようとする
「間合い」の緊張感が、スリリングで美しいと思った。
20010518
整然とした部屋はどうにも安らげない気がする。
高速を使わずに西へ下った。
井の頭通りで武蔵野を抜け
五日市街道を玉川上水にそって下ると
しだいに気持ちが和らいでくる。
多摩の空気は、やはり自分の肺と相性がいい。
20010517
描くことを再開したいと思う。
アートシーンにおける位置づけや
マーケットに乗せることなども関係なく
スポーツ選手が日々ランニングするように
描き続けること
20010516
コビ新居4日目の夜
まだイマイチ落ち着かないもよう。
20010515
スーツを毎日着ることがなくなった。
朝夕の電車に乗ることもない。
失ったものと、手に入れたものがある。
20010514
とにかく、車のトランクに収まりきる荷物だけで
新しい生活をはじめたのだ。お茶も沸かせない。
すぐ近所に、おばあさんが一人で切り盛りしている
昔ながらの定食屋をみつけた。結構おいしい。
新しく暮らしはじめた町は、夜にその輪郭を表す。
パーキングメーターには車がひしめき
夜のオープンカフェはにぎわっている。
早く家でコーヒーが飲めるくらいにはしよう。
20010513
がらんとした部屋へ、仮引っ越しを済ます。
なにもない新居に一番とまどっているのはコビだ。
部屋の隅々まで調べ上げていた。
20010511
受けたものは数えずに
与えたものを数えてしまうものだな。
そんなことを考えていたら
明日は母の日であることを想いだした。
実家に電話をして、両親をピックアップし
夕食へ出かけることにする。
一方的に受けてきた愛情のことを数え
ほんの少しばかりの感謝を表す。
20010504
快晴
5月らしい爽やかな空気だ。
午前中はベランダに本を持ち込み
コビと日向ぼっこをして過ごした。