サルデーニャを昨夜発った船は、明け方にLivorno(リヴォルノ)という港についた。
この港から近い街にPisa市があるので、やたらと有名なピサ大聖堂の鐘楼を観ることにした。
塔が傾いているというだけで、観光地になってしまうというのも不思議な気がして
とくに今まで観にいこうと思ったことはなかったのだけれど、実際傾いている塔は
なかなか圧巻でした。そもそも、この大聖堂がとても美しいではないですか。
クーポラの洗礼堂、空の青、建物の白、緑の芝生が目に鮮やかな朝8:00です。
狼の乳を吸ロムルス(Romulus)とレムス(Remus)スの像彫刻も、大聖堂の横にありました。
これはローマの建国神話に登場するローマの建設者で双子の兄弟。
叔父の王によってテヴェレ川に捨てられ、狼によって育てられたと伝えられ
双子の兄のロムルスがローマを建設したと言われています。
大聖堂では、朝のミサが執り行われているようでした。
船ではあまり眠れなくて、眠いのですが、そろそろ
300キロ離れたミラノまで車を走らせることにしましょう。
PICASONIC Blog も更新しました。
←今日も見に来てくださって感謝
ロムルス・レムスの像って、あちこちにあるとは知っていましたが
ピサにもこんな身近にあるのですね!!
何時の時代に作られた物か、近現代の物なのかはわかりませんが、
イタリア人の意識には、古代ローマが強くあるのだろうなあ、と感じました。
お写真で見られて嬉しかったです!
斜塔はやはり迫力がありますね!!
いつも写真を見て思うのですが(失礼かも知れませんが)、美術を専攻され、先生をされてた方だけに、写真の構図が本当にお上手ですね。本当にプロの写真家みたいです。たくさんの素敵な写真をありがとうございます。写真をみていつも神様の創造の素晴らしさを思わされます^0^ これからも楽しみにしています。
>馨子
ロムルス・レムスの像は、単なる伝説というより
ローマ周辺やトスカーナあたりのアイデンティティでしょうね。興味深いモチーフです。
>miedon
写真を楽しんでくださって嬉しいです。
神様の作品を、こっそりとっている毎日です(笑)