ミラノ・クラシカによる春のコンサートシーズンが始まりました。
躍動感のあるイタリアの作曲家を中心としたプログラム
聴衆の最大のお目当てはヴィヴァルディの「春」でしょう。
日本の若者がTUBEを聞かなければ夏を意識できないよう(80年代限定)
山口百恵の「秋桜」を聞かなければ秋を迎えられないように(いつの時代だ!)
紅白歌合戦でサブちゃんのオオトリを見なければ年越しできなように(そうなのか?)
イタリア人はヴィヴァルディの四季から「春」を聞かなければ
春を迎えることができないのです。(きっぱり)
重いコートを脱いで集まってきた聴衆は、ヴィヴィッドな春色のセーターを着て
演奏に酔いながら、長かった冬に別れを告げているように見えました。
←あなたが、そこにいてくださる証として