19980706

夏に、教会で企画しているサマーキャンプのペンションや
その周辺を下見するため今日は休暇を取っていた。
午前10時に、拝島駅でA山牧師とI
江信子さんを車に乗せ、中央道で小淵沢へ。
昼飯は、小淵沢の「遊山亭」で蕎麦。美味。
その後、ペンションチップトップへ。
今までは、インターネットで見つけ、メールのやりとりだけで、予約にこぎ着けたペンションだったので、
実際にこの目で見るまで心配だったのだが、期待以上に良さそうなペンションだった。
小淵沢は涼しく、初夏の空気を漂わせている。
この辺は、かつて、夏ごとに何度か訪れ、その時ごとの思い出が転がっている。
ペンションを一通り見た後は、清里まで足をのばし、その後フィリア美術館へ。
ここには、大戦中アウシュビッツに収容されていたポーランド人画家が、
収容場内で制作したエッチングが展示されている。
収容所で一切の表現活動が禁止され、見つかれば死であったのだが、
画家は天井のブリキ片にエッチングを施し、洗濯物に忍ばせて、
外部に自分のエッチングプレートを送っていたのだそうだ。
語るべきことは、こうして語られたのだ。
その表現の持つ強さは、上手く言葉に出来ない。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

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