バルセロナを去る月曜日、ミラノへのフライトは夜なのでSさんが
日中、車を貸してくださりタラゴナ(Tarragona)まで足を伸ばしました。
ちなみにお借りした車はSMART、二人乗りなのに高速巡行も快適
さすがメルセデスのプロダクトです。
バルセロナから古都、タラゴナまでは約80キロ
町の手前には古代の凱旋門が姿を残しています。
こちらもユネスコの世界遺産に登録されています。
市街地に入る手前の森の中に、2世紀にローマ人によって建造された
ラス・ファレラスと呼ばれる水道橋が忽然と現れます。
悪魔の橋 (Pont del Diable)とも呼ばれるこの橋、それだけ当時の人々にとって
こんな橋をつくってしまうローマ人は脅威で、悪魔のように思えたのでしょう。
橋の保存状態が良くて、橋の最上部(かつて水が流れていたところ)は歩くことができます。
といっても足を踏み外したら谷底に真っ逆さまですよ。怖くて足を踏み出せませんでした。
まるで「火曜サスペンス劇場」のラストシーンで使われそうなロケーション(使われないか)
船越栄一郎あたりが演じる刑事においつめられて、自分の犯行を告白してしまいそうです。
市内には、ローマ時代の円形劇場がこれまた綺麗に残っています。
古代ローマは、植民地にこのようなコロッセオをつくりパンを与え町を治めました。
古代ローマの詩人ユウェナーリスは「大衆がいまや望むこと、それはパンと見世物」だけだ。」
と嘆いたそうですが、飢えなくて娯楽があれば人々は革命は望まなくて従順だったという事実は
現代すらも刺し通している真理の言葉に思えます。
旧市街地に佇むカテドラルは12世紀に建設が始まった大聖堂。
ロマネスクからバロックへの様式の変遷が見られます。こちらも世界遺産
タラゴナはずっと雨だったのですが、バルセロナに戻ると晴れていました。
海岸をあるくと、自分が雨雲を脱してきたのがわかりました。
雨雲が追いついてくる前に、サグラダ・ファミリア大聖堂を見上げて
バルセロナに別れを告げ、ミラノに戻るため空港へと向かいました。
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市内乗り回し用SMARTでタラゴナまで行かれるとはまさかの驚きでしたが、良い所を周られましたね。
水道橋で「火曜サスペンスドラマ」のコメントには爆笑しました。私は平気で橋の真ん中までテクテク歩いて行きましたが、そういう想像力には恵まれなかったです。で、何を告白されるんですか・・・・?
恵みと愛にあふれたクリスマスをお迎えください。
久しぶりですね^^
前回の記事に写真載せてくれてありがとうございました0w0
タラゴナ雨だったみたいッスね。。。(T口T;)でも楽しかったみたいなので、よかったです。
(一緒に選んでくれたプレゼントは事情により、ごみ箱いきとなったしまい、本当に残念です。その「事情」はまた今度お話します;)
>カルメン
バルセロナのクリスマスは
暖かな主の臨在がありました。
水道橋での告白はナイショです。
晴れた日に、今度は橋を歩いてみたいです。
>泉紀
みずきちゃんお元気ですかー
タラゴナは雨だったのは少し残念
駆け足で見て回りました。
今度は暖かい季節にゆっくり見て回りたいですね。
あの恐竜がゴミ箱行きとはなぜ!?
今度その事情を教えてください。