Iさんが車でベルギー北部の古都、アントワープへ連れて行ってくれました。
途中、パリからTGVでやって来たK君も合流
真っ先に目指すはノートルダム大寺院
そこにはルーベンスの最高傑作といわれる祭壇画「キリストの降架」があるのです。
よみがえる記憶は、30年以上前(当時5歳)に観たアニメ「フランダースの犬」
ラストシーンで、ネロ少年と愛犬のパトラッシュはこの教会、この絵の前で息絶えたのね。
(ネロとパトラッシュは寄り添い合って)
「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。パトラッシュ……」
(7人の天使がふたりを迎えに来る)
なんていうラストシーンを思いだしていたら、思わず泣けてきた。
幼少期に刷り込まれた記憶ってすごいわ。
ノートルダム大寺院のミュージアムショップにはこんなステンドグラスが・・・
しかも日本語表記かよ!日本人だけ泣かそうっていう魂胆だな。
アントワープ郊外にある、ホーボーケンという小さな町(ネロが育った町)に
ネロとパトラッシュの銅像があるというので、男三人で観に行きました。
銅像なのに、後ろからみたシルエットが哀しげ過ぎます。
正面から見たネロ少年、表情から希望のかけらも伺えません・・・
もともとはこの銅像、ノートルダム大寺院の前におかれていたそうですが
存在が哀しすぎるので、この郊外の町に移されてしまったのだとか・・・
銅像になってもやはり哀しいネロとパトラッシュでした。
六年前の今日
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パトラーッシュ! 幼き頃の思い出は、実は実話だったのですね。うわさには聞いていましたがほんとに銅像あるんだ…
ステンドグラスのネロ君は、こころもちマッチョ。^^;
あ~やばいですね。。。
こういうの弱いんです。。。うう。。。(ToT
もう、20年も前にここに行きました。
写真をありがとう。
アントワープ。。当時の案内人数人のベルギーの友人を思い出し一瞬タイムスリップしました。住みたい国のNO1、でした。
そうか、このネロとパトラッシュの銅像、元は中心にあったというのは知りませんでした。この銅像を探してわざわざ郊外の町まで市電乗り継いで行った時は、日本人観光客をバカにしているのかしらと思ったくらいでしたが。
「フランダースの犬」は日本では有名な童話ですが、地元ではほとんど知られていないそう。この感動的なお話に弱い我々日本人が、観光のカモにされてるような気がして、ちょっと悲しい…。
♪らんらんらーん らんらんらーん ずぃんげんずぃんげんくりーんぶだす
らんらんらーん らんらんらーん ずぃんげんぶりんだす らーら
5年前行きました。
パトラッシュと歩いた空の道の面影が分からないほど(知ってるのかよ)
こぎれいな郊外の街でした。
地元で知られてなかったというのは、地域問題と密接した話だったせいもあるようですね。
>皆様
カルピス劇場世代の皆様(笑)
フランダースの犬を観て、世の不条理を学びましたね。地元(アントワープ)の人には、あまり嬉しくない話ですよね。銅像が移動したのもうなずける気がします。でもあのアニメ、もう一度全話観てみたいです。