バルセロナ – そそり立つ座薬


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バルセロナにミラノから車で到着したとき、時はすでに
夜の10時だったのだけれど町中で青く発光するビルに迎えられて驚いた。
後で解ったのだが[ La Torre Agbar ](アグバー・タワー)とよばれる
バルセロナ市水道局の塔で、昼間の自然光では虹色に輝いていた。
設計はパリのアラブ世界研究所やカルティエ財団、
汐留にできた電通本社ビルなどの建築で知られるフランス人建築家ジャン・ヌーヴェル
6万枚の透明ガラスの薄板で覆って傾斜をつけたその下は、
40tもの色とりどりの鉄板でモザイク状に構成されている。
テーマは「モンセラット山の奇岩の頂上と地中海の水の反射の青」
なのだそうで、ガウディやカタルーニャ地方の自然を意識している。
そんな素敵な現代建築も、バルセロナではどこか浮いていて
地元の人々からは「座薬」という愛称(?)で呼ばれているそうです。
街に馴染んでいくのには、もう少し時間がかかるのかも知れません。
六年前の今日
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投稿者:uchimura_it|Comments (0)

コメント

  1. yu-ji より:

    う~ん、確かに正直どうかと思います 笑

  2. yamaguchi より:

    ノーマン・フォスター卿の設計でロンドンにもそっくりなのあります。太古より変わらず人は塔を作り続けているのですね。評価は自分の目で見てからかな。

  3. uttie より:

    >yu-ji
    夜の青はなかなか素敵でしたよ。
    建築の評価は、時間が経過してから
    問われる面もあるかな
    >yamaguchi
    シティ・オブ・ロンドンにある
    「ガーキン」ですね。
    あれもインパクトがありましたね。
    ミレニアムブリッジも素敵でした。

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