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テゼ共同体ということばを聞いたことがありますか?
1940年に当時25歳だったブラザー・ロジェによって、
フランス・ブルゴーニュ地方の南部に生まれたコミュニティです。
第二次世界大戦が勃発したとき、苦悩する人々を助け
難民となった人々を迎え入れることが当時の働きでした。
今日、テゼ共同体は、25ほどの国々から集まった、
カトリックおよびプロテスタント諸派を出身とする
約100人のブラザーたちから成り立っています。
この共同体は、その存在そのものによって、
いくつもの教派に分かれてしまったキリスト教会や
分裂された人々にとって、和解の印となっています。
そのブラザー・ロジェは、2005年8月16日
2500人が集うテゼの夜の祈りの最中に精神的な問題を抱えた
女性によってナイフで刺され、殺害されました。享年90歳。
そんな悲しい事件があった今年でしたが、テゼ共同体の呼びかけで
ミラノに世界中から青年を集めたミーティング「信頼の巡礼」が開かれました。
会場はミラノ・フィエラ、ミラノ・サローネやミラノ・コレクションが行われることで知られる、
巨大見本市会場に、5万人を越える青年たちが集まりました。
ミラノでもっとも商業的なスペースが、若者たちの賛美が溢れる
教会に変身してしまったのは、なんとも不思議な感じです。
世界各地から集まってきた巡礼者たちは、
2005年12月28日-2006年1月1日の期間
共に祈りと賛美、そして静まり(黙想)のときをもちます。
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投票してくれる方、いつもありがとう。
初コメントです。緊張しますが・・・。
以前、45日ほどバングラデシュへ行った際、テゼ共同体に行きました。初めての体験でしたが黙想と賛美にとても癒された事を覚えています。
>nozomi
コメント感謝です。
バングラデシュにもテゼ共同体があったのですね。私も二日続けて参加していますが、
黙想と賛美の大切さをあらためて感じる時となっています。