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ヴェネチア・ビエンナーレ2005のメモ、VOL.5です。
(え、もう飽きました?スミマセン・・・)
アメリカ館の展示はEd Ruscha(エドワード・ルッシェ )の個展でした。
かつてのポップアートの旗手は、まだ現役だったのだ。
ルッシェは、 ジャスパー・ジョーンズの作品と出会い
アーティストを志したといわれ、もうすぐ70歳になるはずの作家。
60年代ガソリンスタンドや建築を撮影し、写真集『26のガソリンスタンド』を出版
それと同時に絵画制作をはじめた変わり者。
液体のような輪郭の文字で綴られた言葉、茫漠とした風景に浮かぶ単語など
言葉を主題とする作風で身近な言葉に着目したコンセプトは新鮮でした。
[Course of Empire](帝国の推移)と題された、今回の展示は1992年の’Blue Collar’のシリーズ
から白黒の都市風景5点、そして同じ場所の現在の姿を
新たにカラーで描いた作品5点をシンメトリックに対比させるかたちの展示でした。
渋いね。渋すぎる。
ところで、若手はどうなったの?
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