何年ぶりだろうか、千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館へ足を運んだ。
大学生の頃は、片道二~三時間かけて何度も足繁く訪れた現代美術館だ。
マーク・ロスコやフランク・ステラ、モーリス・ルイスなどのモダンマスターズの傑作群に
直に触れられる日本唯一の美術館といっていいのではないか。
今、滞在先とさせていただいてる四街道市から思いのほか近く
車で20分のところにあることを知り、ふらりと行ってみることにしたのだ。
展示は昔よりもすばらしく、作品に合わせて部屋が増築や改築されていて
今も美術館が生きていることが嬉しかった。
現在開催されている「5 Rooms」と題された企画展は2008年に増築された正方形の展示室に
5つの部屋を設けてロダンから現代までの彫刻を、オブジェ、立体作品約40点を空間美を意識
した展示となっていて、素晴らしいキュレーションでした。
広大な庭園のなかに建つ美術館なので、美術作品だけでなく、そのロケーションも素晴らしい。
熱中症がこわくて、散策はしなかったけれど、涼しい季節にゆっくりと再訪したくなりました。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。