深津絵里主演の映画『女の子ものがたり』をDVDで観た。
西原理恵子の、小学生時代から高校生時代を振り返ったノベライズに基づく作品だが
映画を通して、随分と心の奥の方に仕舞い込んでいた、自分の故郷時代を思い出した。
あの頃は、同じ土地に生まれた同世代という括りだけで、一つの場所であんなにも
共に過ごしたものだったけれど、今も交流が続いている友はほんの僅かだ。
皆今はどうしているのだろうとか、なぜ自分はここにいるのだろうとか、少しばかり
心地のよい感傷に浸り、後ろを振り向いた分、今の自分の立ち位置を確認し進んで行こう
という気持ちにさせてくれる映画でした。
10年前の今日
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