ポルトヴェーネレの沖合に浮かぶパルマリア島(Palmaria)に渡りました。
1997年に「ポルトベネーレ、チンクエテッレ及び小島群(パルマリア、ティーノ及びティネット島)」
として世界遺産(文化遺産)に登録されたスペツィア湾の西の外れに位置する島ですが、
ボートでしかアクセスできない、手つかずの海岸が残っています。
最初は一匹で、伸び伸びと波と戯れていたハンナ
しばらくすると、ボートに乗ってやってきた一匹の雄犬と目と目が合いました。
ハンナを見るなり、ボートから泳いで渡ってきたその犬と、フィーリングがあったらしく
しばらく楽しそうにビーチで戯れあっておりました。
しかし、飼い主から「そろそろ出発するぞー。」と声がかかると、雄犬は再びボートへ
ひと夏の恋は、あっけなく終わりを告げたのでした。
ボートが水平線の向こうへ消えるまで見つめていた犬のムスメ
ひと夏の恋は、海の水のようにしょっぱくて、せつないねー。
10年前の今日
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