チンクエ・テッレ( Cinque Terre)は、リグーリア海岸沿いにある5つの村を指すことばで
そのまま訳せば、「5つの土地」という意味、1997年より世界遺産に登録されています。
11世紀に要塞都市として生まれ、それから1,000年もの間、隣の村との陸路もなく船での
往来しかできなかった孤立したこの漁村は、今も時を止めたままのような面影を残しています。
最初に船でアクセスした最東端の村、リオマッジョーレ (Riomaggiore)
どうしてこんなにも素晴らしい色感が、生活に溶け込んだのでしょう。
通りの壁に並べられたタイル群、絵柄がひとつひとつキュートです。
あまりに熱いので、犬のムスメと港で一緒に泳ぎました。
次に船の上から見た村、マナローラ (Manarola)
天空の集落、コルニリア(Corniglia)は、船での立ち寄りも簡単ではないらしく
海から眺めました。
昨年の秋、水害で大きな被害を受け集落、ヴェルナッツァ (Vernazza)に立ち寄りました。
復旧は進んでいたものの、いまだに土石流の爪痕が伺えました。
最後に立ち寄った最西端にあるモンテロッソ・アル・マーレ (Monterosso al Mare)
豊かな海岸線をもっていました。五つの村それぞれに、言葉に形容しがたい美しさでした。
10年前の今日
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