はたまた12時間のフライト
エコノミーだけれど、幸い三列シートの席を一人占めする事が出来た。
でも眠れはしないので映画を二本見る。
ひとつは邦画 【ハナミズキ】
一青窈の「ハナミズキ」をモチーフにした純愛映画で、 10年の歳月の中、すれ違い続ける
恋人たちの物語で、舞台になっている北海道の漁村の光景が、自分がかつて暮らした島の
心象風景とも重なり、楽しんで観ることが出来ました。
二つ目は洋画 【インセプション】
夢が多層構造になっていて、「あれ、どうなってんだっけ?」と思っていたところを
二回目観た時に「あ、なるほど」と、巧みなストーリー構成に感心しました。
人に夢を見せるために、都市設計する人が必要だという設定が面白いですね。
捲れあがるパリの風景が秀逸です。
しかし、まだ我が故郷にはまだつかない。
狭いキャビンの席に押し込まれる時間が、年々つらく感じます。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。